安くて手に入りやすい金魚が知りたい人「金魚を飼いたいと思っている。でも金魚飼育はむずかしいって聞くので、まずは手ごろな金魚から挑戦したい。万が一のことも考えて、それほど高くない金魚を購入してみようと思うんだけれど、どんな金魚がいいんだろう?安く手に入る金魚の種類が知りたいな」
こんな疑問を解決します
この記事の内容
こんにちは、せいじです。
金魚の飼育を10年以上しており、金魚のふるさと奈良県大和郡山市より、金魚マイスターの認定を受けています。
さて、金魚の飼育をはじめたいけれど、うまく飼える自信がない、と躊躇するかたもいると思います。
万が一死んでしまったら、と思うと、手が出なくなりますよね。
そこで、今回は手ごろな値段で購入できる金魚を紹介します。
生き物の命に値段は関係ありませんが、いざ高い金魚を買って飼育しはじめたはいいけれど、すぐに死んでしまった、なんてことになるとダメージがでかいですよね。
安い金魚からはじめて、金魚の魅力や飼育方法を存分にわかったうえで、高級金魚に進んでいったほうが、確実に、安全に金魚の世界を堪能できるはずです。
金魚の種類で値段の安い順に並べると、次のようになります。
値段が安い金魚の種類
- 和金
- コメット
- 朱文金
- 琉金
- 出目金
というわけで、今回は値段の安い金魚を種類別に紹介していきます。
【初心者向け】金魚の種類(品種)を値段の安い順に5種紹介します
では、金魚の種類の中で、安い金魚のトップ5を紹介していきます。
安い金魚の特徴として、古くからあるメジャーな品種で、流通量が多いということがあげられます。
また、生産する際に人の手間があまりかからない、つまり丈夫な金魚が多いです。
ですから、初心者が飼育するためには、うってつけである、ということができます。
それに、安かろう、悪かろう、という話しではありません。
値段が安い種類の金魚でも、美しさや飼育の楽しさは十分に感じることができるはずです。
では、具体的な種類を紹介していきます。
和金
金魚にはまるきっかけで多いのが、金魚すくいの金魚です。
子供がお祭りなどで金魚すくいをし、持ち帰って飼い始めたらその魅力にはまった、というかたが少なくありませんよね。
金魚すくいは、金魚に触れる貴重な機会になっていますね。
その金魚すくいで活躍する金魚が、小赤と呼ばれる種類の和金です。
和金は祖先のフナ型にもっとも近い形をしているため、とても丈夫な種類になります。
ですから、飼いやすく、初心者に最適なのです。
とはいえ、金魚すくいの金魚は地味だなぁ、と思う人もいるかもしれません。
和金には、金魚すくいで使われるものとは別に、観賞用に売っているものがあります。
そちらであれば、和金の魅力を十分に感じていただけるはずです。
ぜひ、飼育してみてください。
コメット
コメットは和金型の種類のひとつで、和金同様丈夫です。
彗星のように長く流れている尾びれが特徴で、観賞するものを楽しませてくれます。
ただ、個体によって尾びれの長さに差があります。
成長にともなって大きくなりますが、元々の遺伝子によるところも大きいので、小さいころから長く伸びている尾を持つ個体を選んでください。
朱文金
朱文金も和金型の種類になります。
和金と同じような体型で、キャリコ柄となっています。
キャリコ柄とは、透明のうろこに普通のうろこがまざるモザイク透明鱗と呼ばれるうろこをもち、赤、黒、白、浅葱色の体色からなります。
和金とキャリコ出目金の交配によって誕生した品種ですが、同じ体型の和金とはまたちがった雰囲気を楽しむことができますね。
【金魚】朱文金の特徴や大きさ、飼い方を解説【巨大化できます】
琉金
琉金は丸ものと呼ばれる金魚の中で、もっとも値段が安い種類となります。
丸ものとは、和金のような流線型のフナ型とちがって、身体全体が丸みを帯びている種類をいいます。
好みの問題になりますが、一般的に和金よりも観賞性が高いですね。
和金にはないかわいらしさを感じることができます。
琉金は和金の突然変異によって誕生しました。
体高のしっかりある琉金は、とても美しいですね。
出目金
金魚すくいの中で、黒一点、「当たり」のような存在の出目金も、値段が安い種類となります。
出目金は琉金の突然変異として誕生しました。
突出した目が特徴で、日本人にも古くから親しまれている種類です。
ただし、特徴である目は、同時に傷つきやすいというマイナス面もあります。
目の病気にもなりやすい傾向があるので、和金型の品種とくらべると、少し飼育がむずかしいですね。
とはいえ、それでも丈夫な種類の金魚になるので、初心者でも大丈夫でしょう。
金魚飼育に必要な道具
値段が安く、手に入れやすい種類の金魚を選んだら、今度は飼育用品が必要となります。
金魚を飼育する上で最低限必要な物品としては、次のようなものがあげられます。
これ以外にも、金魚の生活環境が安定する物品であったり、掃除をする道具などを用意しなくてはなりません。
初心者のかたが、一から飼育用品をそろえる際に必要な情報を、金魚の飼い方や必要な道具などを初心者向けにわかりやすく解説!!にまとめています。
おすすめの商品についても紹介していますので、ぜひご覧ください。
【初心者向け】金魚の種類(品種)を値段の安い順に5種紹介します:まとめ
初心者向けの値段の安い金魚の種類を紹介しました。
金魚飼育はむずかしいと言われます。
ですから、いきなり高級金魚を購入して、すぐに死んでしまった、なんてことになったら、心が折れてしまいますよね。
ですから手ごろで丈夫な金魚から、飼育をはじめてみてください。
なれてくれば手間をかけずに、長生きさせることができるようになります。
つまり、まずは金魚の飼育をはじめることが大切ですね。
ちなみに、大きくなる金魚の種類については、金魚の種類別の大きさを紹介【品種によってちがいます】を、丈夫な種類については【かんたん】金魚マイスターがおすすめする初心者向けの金魚10種類の記事を参考にしていただけるとうれしいです。
ということで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。