金魚の身体がくの字に曲がる症状の原因と治療、対処方法について

金魚の病気

金魚を飼っている人「金魚の身体がくの字に曲がってしまった原因や治療、対処方法を知りたい。朝起きて水槽を見たら、金魚の身体がくの字に曲がってしまっている。とても弱っているように見える。苦しそうなので助けてあげたいのよね。治療方法や対処方法はないかな」

こんな悩みを解決します

この記事の内容
金魚の身体が突然くの字に曲がる原因と、その対処方法について書いています。

こんにちは、せいじです。

金魚のふるさと奈良県大和郡山市に生まれ育ち、大和郡山市から金魚マイスターの認定を受けています。

さて、ある日突然金魚の身体が曲がってしまった!なんていう悪夢のような出来事を経験した人はいるでしょうか?

昨日まで変わりなく元気に過ごしていたのに、次の朝見たら身体がくの字に曲がっていて、水槽の底で横たわり、ものの数日で亡くなってしまった、という症状ですね。

書いているだけでもおぞましい現象ですが、この場合、3つの原因が考えられます。

  • 先天性による奇形
  • 脊椎側弯症を発病
  • 腎肥大症を発病

いずれにしても、予後が非常に悪い病気で、発症したらほぼ助からないと言えます。

また、予防するのもむずかしい病気で、発病したら「運が悪かった」もしくは「そういう運命だった」とあきらめるしかないほどです。

とはいえ、改善や予防に尽力したいところかと思いますので、その方法をまとめておきます。

というわけで、今回は金魚の身体がくの字に曲がる原因と、治療方法、対処方法について解説していきます。

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金魚の身体がくの字に曲がる症状の原因と治療、対処方法について

金魚の身体がくの字に曲がってしまう原因として考えられるのは、前述した3つです。

この3つに共通しているのは、次のような症状です。

  • ある日突然身体がくの字に曲がっている
  • 底に沈んで元気がない
  • 泳ごうとしてもふらふらでまともに泳げない

これらの症状を発症する原因と治療方法、対処方法について書いていきます。

先天性による奇形

考えられる原因のひとつ目は、先天性による奇形です。

つまり、生まれつきによるものということですね。

金魚はフナの突然変異として生まれました。

それからさらに人の手が加わって、現在のようにたくさんの品種が誕生しています。

たとえば、琉金は和金の突然変異として誕生し、その突然変異同士を何度も掛け合わせて、琉金という品種を固定化したわけです。

出目金は琉金の中で目が突出しているものを固定化しました。

その中で、これまた突然変異で誕生した三色出目金と、琉金を掛け合わせてキャリコ琉金が誕生しました。

このように、突然変異として誕生した個体を、人が意図的に固定化したり、ちがう品種を掛け合わせて、新しい品種を生み出してきたわけですね。

ちなみに突然変異は、厳密に言うと奇形です。

その奇形の個体を掛け合わせ、意図的に品種を作ってきたのです。

ある種奇形の歴史によって金魚が発展したとも言えます。

ですから、金魚の中には、様々な奇形のDNAを持つことになり、奇形が発生する可能性が高くなるのです。

とはいえ、本来であれば、身体がくの字に曲がっている個体は、稚魚の段階で排除されます。

しかし、数ある金魚の中には、稚魚の段階では表にあらわれず、成長してから突然奇形が出てくる個体もいるのです。

つまり、誕生時点では表にあらわれていないけれど、時限爆弾のように発症するときを待っている状態の金魚がいるということですね。

先天性による奇形の対処方法

先天性による奇形で身体がくの字に曲がってしまった場合は、治療する方法がありません。

このまま亡くなっていくのを見守るだけです。

早ければ数日で亡くなってしまうことが多いですね。

つらいことではありますが、縁があって飼うことになった金魚さんですから、最後まで見守ってあげてください。

脊椎側弯症を発症している

2つ目の原因は、脊椎側弯症の発病です。

脊椎側弯症とは、ある原因で背骨が曲がってしまう病気です。

その原因としては次のようなことが考えられます。

  • 細菌感染
  • カルシウム不足

ただ、金魚の脊椎側弯症については、詳しいことが分かっていない、というのが現状です。

後述する対処方法については、確実に効果があるとは言い切れません。

しかし、費用や手間がそれほどかかるわけではないので、ダメ元で実施していただけたらと思います。

脊椎側弯症の対処方法

脊椎側弯症の原因として、カルシウム不足が考えられます。

なので、カルシウムを多く含む餌、たとえば冷凍赤虫をあたえることで、改善する可能性があります。

また、細菌感染に対しては、0.5%の塩浴を実施し、自己免疫力を高めることによって、症状が改善することがあります。

腎肥大症を発症している

最後の原因として考えられるのは、腎肥大症の発病です。

腎肥大症は、原生生物ホーフェルス・カラシイの感染により、腎臓が肥大する病気です。

金魚には腎臓が2つありますが、どちらかの腎臓が通常の10倍以上にふくれあがり、その影響で金魚の身体がくの字に変形してしまうのです。

ですので、腎肥大症の場合は、身体がくの字に曲がるとともに、片方の腎臓部分が明らかにふくらんでいるのがわかります。

この病はその年に生まれた当歳魚にのみ起こるとされていて、11月~5月ごろに発症するケースが多いです。

突然死ぬことはありませんが、重症になると泳ぎが困難になり、餌が食べられなくなって死んでしまいます。

腎肥大症の対処方法

残念ながら、腎肥大症の治療はまだ確立されていません。

なので、治療薬などはありません。

予防する方法としては、水質の悪化を防ぐことですね。

定期的な水換え、濾過槽の掃除によって、水質を維持しましょう。

金魚の身体がくの字に曲がる症状はうつる?

先天性の奇形の場合はともかく、残りの2つの原因においても、他の金魚にうつる可能性はありません。

なので、病気の蔓延を予防するという観点においては、くの字に曲がった金魚を隔離する必要はないですね。

ただし、症状が出ている金魚は、まともに泳げなくなり、他の金魚につつかれたりすることがあります。

安楽な環境を作ってあげるためには、他の容器に移して、ひとりでゆっくりさせてあげるのがいいですね。

あと、水質の悪化の可能性はあるので、発病する金魚があれば、水換えは実施するようにしてください。

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金魚の身体がくの字に曲がる症状の原因と治療、対処方法についてまとめ

金魚の身体がくの字に曲がる症状の原因と、治療、対処方法について書きました。

3つの原因があげられますが、いずれにせよ予後は不良となる場合が多いですね。

それどころか、対処する間もなく重篤化し、死んでしまうケースがほとんどと言えます。

悲しいことですが、金魚を飼育する上では起こり得るリスクだと受け止めて、最後を見送ってあげてください。

それでは、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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