梅雨時期の注意点を知りたい人「金魚の飼育で梅雨時期の注意点について知りたい。梅雨の時期って、じめじめしたり、気温が変わりやすかったりするよね。人間にとっては鬱陶しい天気が続く季節なんて言われるけど、金魚の飼育で気をつけておかないといけないことってあるのかな?」
こんな疑問を解決します
この記事の内容
金魚の飼育で梅雨の時期に気をつけないといけないことについて書いています
こんにちは、せいじです。
金魚の飼育を15年以上しており、金魚のふるさと奈良県大和郡山市より金魚マイスターの認定を受けています。
さて、金魚は季節に応じて飼育方法を変える必要があります。
なぜなら、金魚は水温によって活動性が変化する変温動物だからです。
ですから、飼育方法もそれに合わせて変えなければならないのです。
日本には四季があり、季節ごとに気候が変わります。
それぞれの季節に応じた飼育が必要になるということですね。
ところで、金魚の飼育においてなかなかむずかしい季節として梅雨があります。
水温の変化が激しくなる季節だからです。
そして、その他にもいろいろな理由が重なって、金魚が体調をくずしやすくなる季節なんですね。
というわけで、今回は金魚の梅雨時期の飼育で気をつけるべきことについて解説していきます。
金魚の飼育で梅雨時期に気をつけたいこと【病気に注意です】を動画で観る
金魚の飼育で梅雨時期に気をつけたいこと【病気に注意です】
では、金魚の飼育で梅雨の時期に気をつけなければならないことについて見ていきましょう。
水温の変化に注意が必要
まずは水温の変化です。
梅雨の時期は徐々に夏が近づいてきて、天気の良い日は気温が上がりますよね。
そのいっぽうで、雨の日は気温がぐっと下がります。
つまり、梅雨は気温の変化が激しいのです。
金魚は激しい水温の変化に弱く、免疫力が下がって白点病などの病気になるリスクが高くなります。
ですから、水温があまりにも激しくなるようであれば、対策が必要になります。
雨水が水槽に入らないように!
金魚を屋外で飼育している場合は、雨水にも注意が必要です。
大量の雨水が入ると、急激に水温が低下してしまうことがあるからです。
地上に落ちてくるまでにある程度あたためられているとはいえ、雨水は飼育水よりも水温が低いですからね。
その雨水が大量に飼育水に入り込む環境だと、水温が一気に下がってしまうのです。
また、雨水は大気の汚れや二酸化炭素をふくんでおり、水質が酸性になっています。
たくさんの雨水が飼育水に入ると、水質が酸性に傾いていしまいます。
金魚は中性の水質を好むため、悪影響をおよぼす可能性があります。
ですから、雨水が水槽に入らないような対策が必要になります。
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雑菌が繁殖しやすい季節
梅雨は湿気が多くカビが生えやすい季節ですが、金魚に害を及ぼす菌も繁殖しやすくなります。
とはいえ、金魚が健康であれば感染することはありません。
免疫力によって感染を防ぐことができるからです。
しかし、前述したように水温の変化も激しいので、金魚の免疫力が低下しやすくなります。
このふたつが相まって、梅雨時期は病原細菌による病気になりやすいのです。
梅雨に発生しやすい金魚の病気
では、梅雨時期にどのような病気になりやすいかをまとめておきます。
梅雨の季節になりやすい病気
- 白点病
- 赤斑病
- 穴あき病
- エラ病
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これらの病気の原因となる寄生虫や菌は、梅雨時に繁殖しやすくなります。
ですから、十分に予防するようにしてください。
さて、どのようにすれば予防できるのか、引き続き書いていきます。
金魚の梅雨時期の対策
ここからは、梅雨の季節に金魚が体調をくずしたり、病気にならないようにするための方法について書いていきます。
主に、水温以外は屋外飼育での対策になります。
水温の変化をおさえる
とにもかくにも重要なのは水温の変化をおさえることです。
激しい水温の変化は金魚の免疫力の低下をまねき、さまざまな病気の原因になるからです。
ですから、水槽を設置する場所などを工夫しましょう。
どうしても水温の変化をおさえられない場合は、ヒーターを設置してください。
ヒーターによって水温を固定して水温の変化をおさえることで、免疫力の低下を防ぐことができます。
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ただし、こちらは屋内飼育でのみ可能で、屋外飼育では使えません。
太陽の光をうまく使う
屋外飼育の場合は、太陽の光をうまく活用することで病気を防ぐことができます。
日光が病原菌をやっつけてくれますし、また金魚の免疫力を向上してくれるからです。
ですから、屋外で金魚を飼育する場合は、短時間でも日光があたる場所に設置するようにしてください。
青水であれば水温の変化による金魚への負担を軽減してくれるため、直射日光にさらされる場所でも大丈夫です。
ただし、1日中直射日光の下だと具合が悪いですね。
理想的には、午前中は太陽の光があたり、午後からは日陰になるようなところが良いでしょう。
そのような場所がない場合は、すだれをかけてあげるとうまく日の光を調整することができます。
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雨水対策を実施する
最後は雨対策です。
直接水槽に雨が入らないようにしてください。
雨水による急激な水温や水質の変化、有害物質の侵入を防ぐためです。
ただし、一切雨水が入らないようにしなければならない、というほど神経質になる必要はありません。
横殴りの雨のときに入ってしまうという程度であれば問題ないでしょう。
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金魚の飼育で梅雨時期に気をつけたいこと【病気に注意です】:まとめ
金魚の飼育で梅雨の時期に気をつけたいことについて書きました。
この記事をまとめると次のようになります。
この記事のまとめ
- 梅雨の季節は金魚が病気になりやすい
- 病原細菌などが繁殖しやすいから
- また、金魚の免疫力も低下しやすい
- 水温の変化をおさえる
- 雨水の侵入を避け、太陽の光で金魚の健康を守る
梅雨の季節が終われば、夏がやってきます。
夏は金魚がもっとも成長する季節になります。
病気の心配も減り、元気に泳ぐ姿を楽しむことができます。
なので、うまく梅雨を乗り切ってください。
最後に、この記事に掲載しているリンクをまとめておきます。
ということで、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。