金魚を屋外飼育している人「金魚を屋外飼育しているんだけれど、なにか注意しておくことはあるかな?時々、外敵にやられたとかっていう話しを聞くんだけど、どんな敵がいるのかな?」
こんな疑問を解決します
この記事の内容
金魚を屋外で飼育した場合に、外敵になる生き物や対処方法について書いています
こんにちは、せいじです。
金魚の飼育を10年以上しており、金魚のふるさと奈良県大和郡山市より金魚マイスターの認定を受けています。
さて、金魚を屋外で飼育した場合、しばしば外敵の被害を受けることがあります。
屋内飼育とはちがって、無防備になりやすいからですね。
ですから、外敵に対して対策を講じておかなければなりません。
それを怠ると、愛する金魚の変わり果てた姿を目にすることにつながります。
では、金魚を屋外飼育した場合、どのような生き物が外敵になりうるのでしょうか。
金魚の外敵になる生き物
- 猫
- 鳥
- 人間
- その他
このあたりに注意が必要ですね。
というわけで、今回は金魚を屋外で飼育する場合に、外敵となりうる生き物などについて解説していきます。
また、対策についても書いています。
ぜひご覧ください。
前提として、屋外飼育で使う容器は水槽ではなく、トロ舟や同様のタイプ、具体的には間口が広くふたのない容器を想定しています。
【金魚】屋外飼育では外敵に注意!猫や鳥、そして人間も
では、金魚を屋外で飼育した場合の外敵について書いていきます。
日常的にいる生き物なので、対策をしていないといつ被害が発生するかわかりません。
野良猫、飼い猫
まず最初に注意が必要なのは、魚類の天敵「猫」です。
猫は魚が好物ですものね。
なので、金魚を発見すると食べてしまいます。
塀で囲まれた庭であったとしても、猫は平然と入ってくることができます。
ですから、屋外飼育においての猫対策は絶対に必要です。
対策
対策としては、トロ舟にふたをする、というものがあげられます。
ふたをすることで、猫が金魚をゲットするのを防ぐのです。
波板や金網をトロ舟の上に乗せるだけでも効果があります。
ただし、トロ舟が密閉状態にならないようにしてください。
蒸れが発生して水質に悪影響をおよぼす可能性があるからです。
網目が大きいタイプだと、猫が手を伸ばして金魚を捕ってしまう恐れがありますが、金魚もバカではないので敵の気配を感じたら底に避難します。
一般的なトロ舟以上の深さがあれば、猫の手から逃れることは可能ですね。
ただし、ふたはある程度固定できるものにしてください。
波板や金網などを置いておくだけでは、猫が力ずくでずらして開けてしまうリスクがあります。
私も長年猫を飼っていましたが、手をうまく使って家の扉を開けたり、水道の水栓レバーを操作したりしますからね。
私の場合の対策としては、ホームセンターで金網と木材を買ってきて、トロ舟用のふたを作りました。
1個作るのに30分もかかりません。
超不器用な私でも作れたので、ほとんどの人が作れるかと思います。
ちなみに、一時期猫除けに効果があるとして広まったペットボトルですが、現在は効果がないことがわかっています。
また、太陽の光がペットボトルにあたることによって光が集まり、火災が発生することがあります。
虫眼鏡で日の光を集めると、紙が燃える現象と同じことが起こるのです。
なので、ペットボトルは置かないようにしましょう。
鳥も金魚を狙っている
猫に続いてやっかいなのが、鳥の存在です。
特にカラスが魚を狙うことが多いです。
猫と同様、鳥も塀など関係なく侵入できますからね。
また、猫とちがってマンションなどのベランダでも侵入可能です。
なので、対策を講じておくようにしてください。
対策
鳥対策にも前述したふたが役に立ちます。
ふたをすることによってくちばしを水槽の中に入れることができなくなるからです。
さらに、くちばしを一切水槽の中にいれさせないようにするのであれば、目の細かい金網を利用するといいですね。
私も一度鳥に大事な金魚をやられたことがあります。
完全に無防備な状態で飼育していたところ、鳥にコメットや朱文金、全部で6匹食い荒らされました。
太陽の光にはがれたうろこの残骸がまぶしく輝いているのを見たときは、正直力が抜けましたね。
このような思いをみなさんがされないように祈るばかりです。
ぜひ対策をお願いします。
金魚泥棒にも注意が必要
外敵は猫や鳥だけでなく、残念ながら人間にも注意が必要です。
ときどきニュースで報道されますが、世の中には不届き者がいるようです。
大切な金魚を盗んでいくやからが存在するわけですね。
相手が人間ともなると、さすがに猫や鳥のようにふたをすれば防げるというレベルにありません。
自宅内と同様、泥棒対策を講じる必要があります。
対策
一般的な泥棒対策としては、まずは防犯カメラの設置が効果的ですね。
泥棒をつかまえるためでもありますが、カメラが設置してあることで泥棒除けにもなります。
ダミーを使う手もありますが、万が一泥棒に入られた場合、カメラが機能している方がいいですよね。
とりあえず、防犯カメラの設置にどれぐらいの費用がかかるのかを確認してみてはいかがでしょうか?
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手間が省け、比較検討して導入を決められるメリットがあります。
庭にトロ舟などの水槽を設置しているのであれば、庭の防犯が必要ですね。
庭の防犯としては、砂利を敷くのが効果的です。
泥棒は庭に砂利が敷いてあると、物音が気になって入るのを避けます。
また、防犯以外のメリットもあります。
砂利を敷くことで雑草が生えるのをおさえることができます。
それに、雨のあとのぬかるみや泥はねなどの対策にもなるので、メリットが大きいですね。
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検討してみてください。
その他、屋外飼育の金魚を外敵から守る方法
コストをかけずに手軽に外敵から金魚を守るのであれば、猫や鳥、そしてもちろん人の動きも感知して光を発してくれる動物よけが効果的です。
下記の商品であれば、Amazonだと3000円程度で手に入れることができます。
場所にもよりますが、鳥や猫には少なくとも一定の効果を発揮してくれます。
手っ取り早く問題を解決したいのであれば、選択肢としては非常に良いでしょう。
【金魚】屋外飼育では外敵に注意!猫や鳥、そして人間も:まとめ
金魚を屋外で飼育する場合の外敵について書きました。
この記事をまとめると次のようになります。
この記事のまとめ
- 猫・鳥・人間などが金魚の外敵になる
- ふたを作ることで、猫、鳥からの被害を避けられる
- 泥棒については家の防犯対策が必要
- 光を発する機械は安価で全体に効果あり
この記事で紹介したアイテムをまとめます。
ということで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。