金魚すくい

【金魚マイスター直伝】金魚すくいのポイの選び方5つのポイント

ポイの選び方を知りたい人「金魚すくいの道具のポイの選び方を知りたい。ポイを使って金魚をすくうけれど、ポイに良い、悪いってあるのかな?どうせならたくさんすくいたいから、良いポイの選びかたが知りたいな」

こんな疑問を解決します

この記事の内容
金魚すくいで金魚をすくうポイの選び方について書いています。この記事を読むことで、より丈夫なポイ選びができ、たくさんの金魚をすくうことができます。

こんにちは、せいじです。

全国金魚すくい選手権大会ファイナリストです(約1000人中46位)

2019年奈良県予選は158人中6位でした。

さて、金魚すくいで重要になっているのが、ポイ選びです。

なぜなら、破れにくいポイを選ぶことが、たくさんの金魚をすくうことにつながるからですね。

とはいえ、一見プラスチックの枠に和紙が貼られているだけの道具、どれを使っても同じでは?と思うかもしれません。

ところが、じっくりと観察することによって、ちがいがたくさんあるのです。

チェックポイントをまとめると次のようになります。

ポイ選び5つのチェックポイント

  1. 和紙ののり付け
  2. 和紙の厚さ
  3. 薄くなっている部分
  4. しわの有無
  5. 和紙の繊維の向き

というわけで、今回は金魚すくいの道具、ポイ選びについて書いていきます。

【金魚マイスター直伝】金魚すくいのポイの選び方5つのポイント

では、ポイ選びの極意について書いていきます。

金魚すくいにおいて、ポイ選びは最重要ですね。

これ1本に命を懸ける!的な感じです。

なので、ここから説明する5つのポイントをふまえて、しっかりと選んでください。

ちなみに、全国金魚すくい選手権大会では、1分間のうちに使うポイを選ばなければなりません。

けっこう焦りますね(笑)

ところで、お祭りの屋台で金魚すくいをする場合、屋台ごとに使用しているポイの号数がちがう場合があります。

ポイは紙の厚さによって4号~7号に分けられています。

4号がもっとも厚く、7号が一番薄くなっています。

屋台の店主がいる近くに、ポイの箱が置いてあるはずなので、その箱に書いている号数を事前に確認しましょう。

そして、一番厚いポイで金魚すくいを行っているお店を選ぶようにしてください、

全国金魚すくい選手権大会で用いられているポイは5号です。

4~5号までならそれなりに金魚すくいを楽しむことができます。

しかし、6~7号のポイだと、一瞬で破れて終わってしまう可能性が高いです。

お祭りの屋台だと、最近は300円~500円ぐらい取られます。

安くないお金を使うことになるので、事前のリサーチをしっかりと行ってください。

もし、ポイの号数がどうしてもわからないようであれば、他のお客さんがすくっているのを見て判断しましょう。

すぐに破けてしまうようであれば、パスしたほうが無難ですね。

金魚すくいの道具の名前はポイ!紙の厚さや裏表の見分け方を解説

和紙がポイの枠にしっかりと貼られているか?

まずはのり付けチェックです。

ポイのプラスチックの枠に、和紙がしっかりとのり付けされているかがポイントです。

きちんとのり付けされているところは、和紙の下にプラスチックが透けて見えます。

しかし、のり付けがされておらず、プラスチックと和紙の間に隙間ができている場合、和紙の白さでプラスチックが見えません。

ですから、枠全体にきっちりと貼りつけられているのを確認してください。

のり付けが不十分だと、水中で動かしているうちに、和紙全体がはがれてしまうことがあります。

特にポイの裏側を使う場合、水と金魚の重さにのり付けが耐えられず、ベロリとはがれて一発アウトになります。

和紙の厚さ

次にチェックするのは和紙の厚さです。

厚い和紙のほうが、耐久性があがります。

ポイを光に透かすことで、和紙の厚みがわかります。

透かしたときに白色が濃いほうが、厚みがあるということです。

ですから、ポイを選べる場合は、光に透かして見くらべ、白色が濃いポイを選んでください。

薄くなっているところはないか?

ポイに貼られた和紙全体を眺めると、所々薄くなっている部分が見つかる場合があります。

薄くなっているところは耐久性が落ちるため、その部分から破れる可能性があります。

ですから、極力薄くなっている部分がない、もしくは少ないポイを選ぶようにしてください。

薄くなっているところの有無についても、光に透かすことでチェックすることができます。

まったく薄くなっている部分がないポイを選ぶのは至難の業ですが、少ないポイを選ぶことは可能です。

和紙にしわができていないか?

和紙のしわやたるみもチェックポイントです。

しわやたるみがあると、その部分に水が溜まりやすくなり、破れの原因となります。

ですから、パシッと貼りのあるポイを選ぶようにしてください。

しわやたるみについては、かんたんに見つけることができます。

和紙の繊維が横に入っているか?

最後にもっとも深いポイ選びのポイントになります。

ポイを選ぶ際、和紙の繊維が横に入っているものを選ぶようにしてください。

和紙の繊維が横に入っていると、金魚をすくったときの重さに紙が耐えやすくなります。

じっくりと慎重に選ぶようにしてください。

【金魚マイスター直伝】金魚すくいのポイの選び方5つのポイント:まとめ

金魚すくいの道具、ポイ選びについて書きました。

どれだけたくさんの金魚をすくえるかは、ポイ選びにかかっていると言っても過言ではありません。

チェックポイントを参考にしていただいて、その時々での最高のポイを選ぶようにしてください。

ただ、金魚すくいの屋台では、渡されたポイをそのまま使うことが多いかもしれません。

ですから、なるだけ号数の低いポイを使っている屋台を選びましょう。

ということで、今回は今へんで終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

  • この記事を書いた人

せいじ

現在:ハッピーアクト代表
住所:金魚のふるさと奈良県大和郡山
金歴:15年以上
実績:金魚マイスター認定者
    全国金魚すくい選手権20位
内容:金魚の飼育、育成、金魚すくいのコツを発信  

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