金魚がケガをした場合の治療、ケガの種類や原因、予防方法を解説

金魚の飼い方

金魚のケガを治したい人「金魚がケガをしてしまったので治療をしたい!。ケガをした金魚には、どういった治療をしたらいいのかな?元気に見えるけれど、このまま放っておいて大丈夫?また、今後予防していくためにケガの原因を知り、予防しておきたいんだけれど」

こんな悩みを解決します

この記事の内容
金魚がケガをした場合の治療や、ケガの原因と予防方法について書いています。この記事を読むことで金魚のケガを治し、予防をすることができます

こんにちは、せいじです。

金魚の飼育を10年以上しており、金魚のふるさと奈良県大和郡山市より、金魚マイスターの認定を受けています。

さて、金魚を飼育していると、稀に金魚がケガをすることがあります。

尾びれがさけたり、うろこはがれ、擦り傷や切り傷、ヒーターによってやけどをする、といった具合です。

飼育者としては、金魚が傷ついているのを見るととても心配になりますよね。

どうやって治療をしたらいいのか、困惑する人もいるかもしれません。

人間であれば、消毒をして患部をガーゼやばんそうこうで保護して、傷が回復するのを待てばいいですが、金魚においても、そのような処置があるでしょうか?

金魚の場合、塩水浴を使って傷口からばい菌が入るのを防いだり、水温を上げることによって傷口の治りを早くしたり、といった対応があります。

というわけで、今回は金魚がケガをした場合の治療方法、そして考えられるケガの原因と予防方法について書いていきます。

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金魚がケガをした場合の治療、ケガの種類や原因、予防方法を解説

では、まずは金魚がケガをした場合の治療方法や手順です。

金魚がケガをしている場合の治療と手順

  1. ケガをしている金魚を隔離する
  2. 塩水浴を実施
  3. 水温を上げる
  4. 細菌感染症の薬で薬浴をする

具体的に解説していきますね。

ケガをしている金魚を隔離

金魚がケガをしているのを発見したら、治療のためにまずは別の容器に隔離してください。

ケガをした金魚を隔離する目的

  • 治療をしやすくするため
  • 他の金魚と絡んでケガが悪化しないようにするため
  • 細菌感染症を起こした場合に他の金魚にうつさないため

ケガの治療では、後述するように塩水浴や水温の上昇、そして時には予防薬浴を実施します。

それらを実施し、ケガをした金魚にだけしっかりと治療できるよう隔離してください。

また、ケガをしている金魚は、他の金魚にケガの部分をつつかれたりすることがあります。

ケガが悪化してしまう恐れがあるので、他の金魚とは分けたほうがいいですね。

そして、仮に傷口から病原細菌による感染症にかかってしまった場合、元気な金魚にうつしてしまう可能性があります。

そういったリスクを避けるためにも、ケガをした金魚を隔離しておくほうが安全です。

塩水浴の実施

ケガの治療としては、0.5%の塩水浴を実施します。

自然治癒力を高めるのと、塩の殺菌効果により病気を予防するためです。

金魚の塩水浴とは?やり方や効果をわかりやすく解説

通常であれば治療はこれだけでいいでしょう。

あとは日にち薬、時間の経過とともに傷は治っていくはずです。

もし、傷口が治らないようであれば、病気になったか、そもそもの傷口が病気によるものかもしれません。

症状によって適切な治療を実施する必要があります。

ケガのような症状が見られる病気については、後述します。

水温を上げる

できるだけ早くケガを治したい場合は、水温を上げることによって回復のスピードを高めることができます。

金魚が活動的に過ごせる水温であれば、ケガの回復が早くなるのです。

たとえば、水温が15℃と低い状況でケガの治療をするよりも、金魚が活動的に過ごせる20~25℃ぐらいの水温のほうが、圧倒的に回復が早いです。

ですから、早く回復させたい場合は、ヒーターを使って水温を上げて見てください。

金魚水槽の水温を上げる方法を解説します【上げるペースも含む!】

細菌感染症の薬で薬浴する

傷口がひどく、回復までに時間がかかりそうな場合は、傷口から病気の感染を防ぐために抗菌剤で予防薬浴を実施しておくのも有効です。

たとえば、グリーンFゴールド顆粒を、規定量の半分ほど水槽に投与し薬浴を実施します。

半分にするのは、薬による金魚の負担を軽減するためです。

あくまでも予防なので、規定量ではなくても十分に効果があります。

そして、1週間ほど薬浴を継続してください。

ただし、個人的には予防のための薬浴はあまりおすすめしません。

薬は金魚にとって少なからず負担となるからです。

繰り返しの薬浴によって内臓をやられてしまうこともあります。

ですから、なるべく薬の使用は避けたほうがいいですね。

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金魚がケガをする原因と予防方法

ここからは、金魚を飼育している中で発生するケガとその原因、そして予防するための対処方法について書いていきます。

金魚に起こるケガとしては、次のようなものがあります。

金魚のケガの種類

  • ひれが裂ける
  • うろこはがれ
  • 擦り傷切り傷
  • ヒーターによるやけど

これらのケガがどのような場面で起こるのかについて掘り下げていきます。

なお、ひれの裂けが尾びれに発生している場合は、尾腐れ病の可能性も考えられます。

尾腐れ病かどうかのチェック

  • 尾びれが白濁している
  • 裂けた部分の周辺が充血している
  • 他にも裂けや欠けが発生している

上記を確認し、該当するのであれば必要な治療を実施してください。

詳しくは金魚の尾腐れ病の原因や治療方法とは【治ります】が参考になります。

また、うろこはがれについては、穴あき病の可能性が考えられます。

はがれたうろこの周辺に充血がないかどうか確認してください。

穴なき病の詳細については、金魚の穴あき病の原因や症状、治療方法【うろこがはがれる病気です】をご覧ください。

水槽の中に、角がとがっていたり硬い材質の飾り物を入れている

水槽の飾り物として、角がとがっていたり、硬い材質のものを入れていると、金魚のケガの原因になります。

金魚が飾り物に身体をひっかけてしまうことがあるからです。

普段は大丈夫でも、物音などに驚いて猛スピードで泳いだり、他の金魚に追いかけられた場合に、避けきれずに傷を負ってしまうといったことが起こりえます。

そういった事故を避けるために、水槽に設置する飾り物をできるだけ少なくしたり、飾り物を柔らかい材質のものにしたりといった配慮をしてください。

発情期で金魚が金魚を追いかけまわしている

金魚は春先や秋ごろに発情することがあります。

発情したオスは、メスを追いかけまわしたり、突いたりします。

こうやって刺激することにより、オスはメスの産卵をうながし、そして産まれた卵に自分の精子をかけるのです。

オスがメスを追いかける繁殖行動は、非常に激しいものです。

ひどい場合は1日中追いかけ、突きたおすので、メスはボロボロになってしまうほどです。

最悪の場合、メスが弱って死んでしまうこともあります。

繁殖時に見られるこのような行動を、追尾行動と言います。

対処としては、次のような方法があります。

追尾行動を避ける方法

  • 繁殖の時期はオスとメスを別々に飼育する
  • ヒーターにより20℃前後の水温にならないようにする

繁殖させるつもりがない場合は、繁殖期にはオスとメスを分けて飼育するようにしてください。

また、水温が20℃前後になると金魚は発情しやすいので、ヒーターで25℃ぐらいに固定しておくことで発情するのを避けることができます。

詳しくは金魚が金魚を追いかける、追尾をやめさせる方法を徹底解説をご覧ください。

ヒーターがむき出しになっている

冬の時期に発生しやすいのが、ヒーターによるやけどです。

ヒーターは水槽全体をあたためるために、かなりの高温になります。

直接触れることで、金魚はやけどをしてしまうのです。

ヒーターによるやけどを防ぐための対処方法は、次の通りです。

ヒーターのやけどを防ぐ方法

  • ヒーターカバーを装着する
  • ヒーターの設置場所を調整する

まず実施するべきは、ヒーターカバーの装着です。

カバーを装着することで、金魚がヒーターに直接ふれるのを回避することができます。

また、ヒーターを設置する場所を工夫することでも、金魚のやけどをふせぐことができます。

水槽の中で、金魚が集まりやすい場所があると思います。

その場所を避けてヒーターを設置するようにしてください。

たとえば、水槽の四隅は割と金魚が集まりやすい場所となります。

ですから、水槽の壁面の中間あたりに設置すると良いでしょう。

金魚の飼育におすすめのヒーターを紹介【3つのタイプから選ぶ】

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金魚がケガをした場合の治療、ケガの種類や原因、予防方法を解説:まとめ

金魚がけがをした場合の治療や、ケガを避けるための対処方法について書きました。

ケガは、その後大きな病気につながる可能性があります。

ですから、治療とともに、二次感染の予防に努めるようにしてください。

そして、なにより金魚がケガをしないように飼育することが重要です。

予防策を実施して、金魚が傷つくリスクを下げるようにしてください。

ということで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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