金魚の塩水浴とは?やり方や効果をわかりやすく解説

金魚の塩浴について

金魚を元気に飼いたい女の子「金魚の塩水浴について知りたいな。金魚が病気になった時や、元気がない時に塩を入れたら良いと聞きました。塩水浴が金魚にとってどんな効果があるのか知りたいです」

こんな疑問を解決します

こんにちは、せいじです。

今回は金魚飼育に欠かせない、塩水浴の方法について書いていきます。

金魚を買ってきても、すぐに病気になってしまうという方、ぜひご覧ください。

塩水浴を理解すると、金魚を元気に飼うことができるようになります。

金魚飼育には必須の知識ですよ!

この記事の内容

  • 金魚の塩水浴の効果がわかる
  • 金魚の塩水浴のやり方がわかる
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金魚の塩水浴の効果とは

金魚の塩水浴の効果について書いていきます。

塩を効果的に使うことが、金魚を元気に飼うコツになります。

まとめると、次のようになります。

  • 浸透圧効果による金魚の負担を軽減する
  • 塩水浴で自然治癒能力が高まり病気が治る
  • 常時塩水浴で生活するとどうなるの?

掘り下げていきます。

浸透圧効果による金魚の負担を軽減する

塩水浴には金魚の日常生活の負担を軽減する効果があります。

塩水浴の環境を人間に例えると「風邪をひいたときに暖かくして安静にしておこうね」となります。

詳しく説明すると、塩水浴は金魚が水中での生活において、浸透圧効果によって必要となる体内の浸透圧の調整に使っている体力を温存する目的で行います。

浸透圧効果とは水分が塩分濃度の低いところから高いところに移動する現象です。

たとえば、きゅうりを塩漬けにすると、シワシワになりますよね。

シワシワになる理由は、きゅうりの中にある水分より、外にある塩の方が塩分濃度が高いため、きゅうりの水分が外に出ていってしまうからです。

魚の体液は、人間と同じぐらいの塩分濃度になっています。

なので浸透圧効果によって、真水の中では金魚の身体に水がどんどん入ってくるのです。

そのまま水が入ってくるばかりだと、金魚の身体は破裂してしまいます。

だから、金魚はその水をえらから一生懸命出す作業をしているのです。

この浸透圧効果による負担をなくすために、水槽の水に塩を入れるのです。

金魚の体液の塩分濃度が0.5~0.6%なので、水の塩分濃度を0・5%にしてあげると、金魚の身体に水が入ってくる現象がなくなります。

金魚は水を出す作業をしないで良くなるため、日常生活での体力の消耗が軽減されるのです。

塩水浴で自然治癒能力が高まり病気が治る

日常生活での体力の消耗が軽減されることで、金魚が持つ自然治癒能力が高まります。

体力を無駄に使うことなく、身体を癒すことに集中できるからです。

金魚が病気をした時や、金魚に元気がない時、塩水浴が効果的と言われるのはそのためです。

常時塩水浴で生活するとどうなるの?

では、普段から常時塩水浴を実施していれば、金魚の病気が予防できるのではないか、と思いますよね。

実はその通りで、塩水浴は金魚の負担を常に軽減できるため、病気予防になります。

実際に、常時塩水で飼育されている人もいます。

病気知らずで万々歳じゃないか、と言いたいところですが、次のようなデメリットも発生します。

常時塩水浴をするデメリット

  • 金魚の身体を守っている膜が薄くなってしまう
  • 病気を治す際の手段がひとつ減る

金魚の身体の表面には、身体を守る役割を持つ膜があります。

浸透圧調整にも一役買っているのですが、常時塩水浴をしていると、浸透圧調整をする必要がなくなるため、膜が退化して薄くなってしまいます。

つまり、抵抗力の弱い金魚になってしまうということです。

また、塩水浴をしているからと言って金魚が絶対に病気にならないわけではありません。

水の汚れや水温の変化などによって抵抗力が弱まり、病気になってしまうこともあり得ます。

真水で飼育していて病気になった場合、薬を使った治療だけでなく、自然児治癒能力を高める塩水浴をすることによって、治療の効果を高めることができます。

しかし、普段から塩水浴をしていると、病気の際にさらに自然治癒力を上げる方法がないため、病気を治療する手段がひとつ減ることになります。

自然界の魚も塩水浴を実施!

金魚の健康に効果的な塩水浴ですが、実は自然界の魚も行っているのだとか。

たとえば、淡水魚は自分の体調が悪くなると、海の方に下っていき、淡水と塩水が混じるところにしばらく身を置くそうです。

そうすることで浸透圧を調整し、体調を整えるんだそうですよ。

生き物の本能ってすごいですよね。

フナから改良が加えられて様々な形に発展してきた金魚は、残念ながら自然界で生き延びることはできません。

なので金魚がしている話しではありませんが、魚にとって塩水浴が効果的な証明ではありますよね。

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金魚の塩水浴のやり方

金魚の塩水浴のやり方について書いていきます。

まとめると次のようになります。

  • 金魚の塩水浴に適した塩とは?
  • 少しずつ塩を溶かしていく
  • 塩水浴の期間は?
  • 塩水浴をするとバクテリアは死ぬ?
  • 塩水浴をする時はフィルターを外した方が良い?
  • 塩水浴時のエアレーションは?
  • 塩水浴から普通の水への戻し方
  • 塩水浴で塩を入れすぎるとどうなるの?

掘り下げていきます。

金魚の塩水浴に適した塩とは?

金魚の塩水浴の目的は、金魚の体液と生活する水との塩分濃度を合わせることにあるので、投入する塩は普通の塩で構いません。

ナトリウム100%の食塩で大丈夫です。

よく、カルシウムやミネラルを含んだ岩塩が最適との情報がありますが、特にこだわる必要はないですね。

金魚の身体にプラス効果がある、との情報もあるため、岩塩を使うのもありですが、アジシオなど余計な成分が入っているものは避けたほうがいいかもしれません。

水質が変わってしまって、金魚に負担になる可能性があるので。

少しずつ塩を溶かしていく

塩は水槽の水が0.5%になる量を投入します。

60cmの水槽なら約60ℓの水があるので、投入する塩の量は約300gになります。

初めて入れる方は量の多さにびっくりするかもしれません。

入れ方としては、急激な水質の変化を避けるため、塩を別容器で溶かしてから入れるよりも、そのまま投入して水槽の中で溶けるようにしたほうがいいでしょう。

私の場合は必要量分、一度に水槽に投入しています。

すると、徐々に溶け出して、塩分濃度が上がっていきます。

塩水浴の期間は?

塩水浴の期間に、特に決まりはありません。

病気の治療中であれば、病気が治るまででいいでしょう。

金魚に元気がないときに塩水浴を用いるのであれば、元気が出てきた時点でやめて大丈夫です。

塩水浴をするとバクテリアは死ぬ?

ネットで検索すると、塩水浴をすることで、金魚の水質保持に必要なバクテリアが死ぬという意見がありますね。

一方で、バクテリアは死なない、という意見もあります。

私の経験上では、塩水浴によってバクテリアが死ぬことはないと思っています。

なぜなら、塩水浴を実施しても、水質が不安定になることはないからです。

個人的にはそこまで神経質になる必要はないと思いますね。

塩水浴をする時はフィルターを外した方が良い?

塩水浴をするときは、フィルターをを外した方が良いという意見もあります。

理由は、フィルター内に生息するバクテリアが死んでしまうから、というもの。

私個人はバクテリアが死ぬとは思っていないので、フィルターは外さずに塩水浴を実施しています。

繰り返しになりますが、それで水質が不安定になったことはありません。

塩水浴時のエアレーションは?

塩分濃度が高いほど、水の中に溶け込む酸素の量は低下します。

なので、エアレーションをしているのであれば、継続した方がいいですね。

上部フィルターを使用しているのであれば、十分酸素は供給されるので、わざわざエアレーションをする必要はないかと。

塩水浴で困るのは、水が蒸発した際に、塩が粉状になっていろいろなところに付くことですね。

気がつくと水槽の周辺やフィルター、照明などが塩まみれになっていることがあります。

塩水浴から普通の水への戻し方

塩水浴を実施した後、どうやって普通の水に戻すかですが、通常通り水換えをしていれば、そのうち塩分はなくなり、普通の水に戻ります。

塩水濃度が徐々に下がっても、金魚に悪影響はありません。

また、わざわざ全部水換えして塩を抜くことは、金魚にとって急な環境変化になるため、しない方がいいです。

てか、塩をすべて抜く必要がないので、全部水換えをするメリットがありません。

塩水浴で塩を入れすぎるとどうなるの?

塩水浴で塩を入れすぎると、金魚に害が発生します。

浸透圧によって、金魚の身体から水が外に出て行ってしまうため、金魚は水を自分の体内に取り込む作業をしなければならなくなります。

なので、塩分濃度は金魚の体液よりも上げない方がいいですね。

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まとめ

金魚をうまく飼育するために不可欠な塩水浴について書きました。

塩を制する者が金魚飼育を制する、という言葉があるのかないのかわかりませんが、それほど塩水浴は金魚飼育において重要です。

正しく塩水浴を実施して、金魚ライフを楽しんでください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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