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金魚の白点病を治療する4つの方法【早期ならほぼ完治します】

金魚の病気など

白点病に悩むお父さん「金魚すくいの金魚を持って帰ってきてしばらくしたら、体の表面に白い点々が出てきて、そのうち死んでしまった。白点病の治し方が知りたいな。それに、白点病を予防する方法があったら教えてほしい」

こんな悩みを解決します

こんにちは、せいじです。

金魚飼育歴10年、多い時で100尾程度の金魚を飼育しています。

今回は、金魚の白点病について書いてきます。

内容については個人的な経験だけでなく、ジェックス(株)製造開発部のチームである、吉田恵史郎氏の講義を元にしています。

この記事の内容

  • 金魚の白点病のメカニズムがわかる
  • 金魚の白点病の治療方法がわかる
  • 金魚の白点病の予防方法がわかる

金魚すくいですくったり、ホームセンターで購入した金魚さん。

水槽も用意してせっかく買い始めたのに、すぐに白い点々ができて死んでしまった、なんて経験を持っている人は多いのではないでしょうか。

子供さんには気の毒な話しですよね。

大丈夫です、白点病を治すことはできます。

今回の記事をぜひ参考にしてください。

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金魚の病気、白点病とは

 

金魚の身体に白い点々がくっついた状態になるため、白点病と呼ばれます。

金魚の病気の中で一番発生しやすい病気です。

比較的治りやすい病気である一方で、こじらせると命に関わります。

金魚の風邪とも言われるんですよ。

早く発見して、早く治療することが重要ですね。

金魚の白点病の原因

白点病の原因は、繊毛虫(せんもうちゅう)の一種である白点虫と呼ばれる虫です。

正式名称を「ウオノカイセンチュウ」といいます。

幼虫では目に見えませんが、成虫になると金魚の体の表面にくっつき、成熟すると目で確認できるようになります。

成虫は金魚から栄養を取り、成熟すると金魚の身体から離れて沢山の幼虫を生みます。

その幼虫がまた成長し、金魚に付着して白点病を繰り返すのです。

水槽全体に白点虫が存在する

つまり、白点病が発生している状態は、水槽の中に白点虫がたくさんいる状態です。

だから、金魚の体について目に見えている白点虫だけでなく、水槽全体の白点虫をやっつけないと、完全に治すことはできません。

目に見えている白点がなくなったからといって、油断してはいけないのです。

白点病で金魚が死ぬ理由

白点病は金魚の表面上に付着し、なんと回転しています。

そして、金魚の身体の表面を削り取り、それを食べて栄養を摂っているんです。

金魚の身体の表面には膜が張っていて、その膜によって病気から身を守っています。

白点病によって膜が削り取られると、抵抗力が弱まって別の病気になったり、栄養を吸い取られることによって弱って死んでしまうのです。

また、白点病は体表やひれだけでなく、えらにもくっつきます。

えらは呼吸する部分なので、ここに白点虫がついてしまうと、呼吸困難で窒息死してしまいます。

白点病の原因である白点虫の特徴

白点虫の特徴をまとめます。

白点虫の特徴

  • サイズ:0.5~0.8mm
  • 増えることができる水温:6~25℃
  • 増えるのに適切な水温:15~18℃
  • 生まれて7~8日間で成熟し、金魚から離れて産卵
  • 産卵すると成虫は死んでしまう
  • 生まれた幼虫の寿命は24時間(金魚に寄生しない場合)
  • 薬は成虫には効かない

これらの特徴を踏まえて治療する必要があります。

金魚の白点病は初期に治療することが大切

金魚が白点病にかかると、白点虫によって身体の粘膜が削り取られて抵抗力が弱くなります。

この時間が長ければ長いほど、金魚の抵抗力が弱ってしまうので、病気が治りにくくなります。

なので、早く見つけて、早く治療を始めなければなりません。

金魚の白点病は水槽全体を治療するイメージ

白点病は白点虫が原因となって発生します。

白点虫は、金魚にくっついているものだけでなく、水槽全体に存在します。

だから、1つの水槽に数匹の金魚を飼っている場合、すでに体に点々が出ている金魚だけでなく、まだ元気に見える金魚も治療が必要なのです。

そして、水槽の水の中に潜む見えない白点虫を殺すため、水槽全体を治療するイメージで行なわなければなりません。

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金魚の白点病を治す4つの方法

白点病の治療方法は次の4つです。

白点病の治療方法

  1. 水換えをする
  2. 塩水浴をする
  3. 治療薬を投与する
  4. 水温を上げる

掘り下げていきます。

金魚の白点病の治療①:水換えをする

  • 1/3から半分程度水換えをする
  • 【目的】水に漂う白点虫を排出する
  • 【目的】水質を良くする

白点病の原因である白点虫は、幼虫では目に見えません。

しかし、金魚の身体に白点が出ている時点で、水槽内には大量の白点虫がいます。

なので、治療をする場合、白点虫を減らすために水換えをします。

1/3から半分程度の水換えをしましょう。

水を全部入れ換えた方がいいんじゃない?と思うかもしれません。

しかし、水を全部換えると、水質の変化によって金魚の負担が大きくなります。

新しい水を入れると、水質が変わってしまうので、金魚は環境に適用するために体力を使わなければならないのです。

ただでさえ白点病で弱っている中で、さらに大きな負担を与えると病気が悪化してしまいます。

なので、その負担を減らしつつ白点虫を外に出すために、1/3から半分程度の水換えにとどめておく必要があります。

水変えの具体的な方法については金魚の水換えの方法【便利な道具も紹介します】を見ていただけると嬉しいです。

金魚の白点病の治療②:塩水浴を実施する

  • 水槽内の水が0.5%の濃度になる量の塩を入れる
  • 精製塩より岩塩の方が良い
  • 【目的】金魚の負担を軽減し、自己治癒能力を高める

白点病に限らず、金魚の病気の治療には塩水浴が効果的です。

塩水浴は、自己治癒能力を高める効果があるからです。

①の水替えの際に、水槽内が0.5%の塩水になるよう、塩を投入してください。

塩水浴については金魚の塩水浴とは?やり方や効果をわかりやすく解説に詳しく書いています。

ご覧いただけると嬉しいです。

金魚の白点病の治療③:治療薬を投与する

  • 薬剤の種類に応じて適量投入する
  • 【目的】水槽内の白点虫の幼虫を殺す

白点病は虫による病気のため、治療には虫を殺す必要があります。

白点虫を殺す効果がある薬は次の通りです。

白点病に効く薬

  • メチレンブルー
  • ニューグリーンF
  • グリーンFクリアー
  • グリーンFリキッド
  • マラカイトグリーン
  • アグテン

上記の通り、白点病に効果のある薬はたくさんあります。

後述するようにメチレンブルーがおすすめですが、デメリットもあります。

それぞれの飼育環境に合わせて薬を使い分けると便利ですね。

白点病の治療薬の選び方などを金魚の白点病の薬はどれがいい?【環境によって使い分け】の記事にまとめました。

かなり有益な内容になっていると思いますので、ぜひご覧ください。

白点病の治療にはメチレンブルーがおすすめ

金魚の白点病の治療薬としては、メチレンブルーがメジャーでお勧めです。

なぜなら、他の薬に比べて圧倒的に安いからです。

ただし、次のようなデメリットがあります。

  • 水や飼育用具が青く染まってしまい、取れない
  • 水草が枯れてしまう

たとえば、水槽だと角のパッキンや、砂利、濾過器が青く染まります。

飾り物なども染まってしまうので、治療する際は水槽から出しておいてください。

また、水草も枯れてしまうので、取り出す必要があります。

※現在メチレンブルーなど、一部の薬品が品薄状態になっているようです。

金魚の白点病の治療④:水槽の水温を上げる

  • サーモヒーターを使って水温を28℃まで上げる
  • 水温を上げるペースは、サーモスタットで上昇するペースでOK
  • 【目的】白点虫の増殖スピードを早め、弱い個体を増やして薬の効きを良くする

水温をあげることも、白点病の治療には効果的です。

白点病になったら、サーモヒーターを使って、水温を28℃まで上げましょう。

水温を28℃まで上げると、核分裂が活発になり、成熟、増殖スピードが早くなります。

早く成熟させることで、金魚に付着していた白点虫は、産卵のために金魚の身体から離れるスピードが早くなります。

また、早く増殖した白点虫の幼虫は、そのスピードによって身体が出来上がらず、とても弱い個体になります。

その結果、薬が効きやすく、死滅させることが容易になるのです。

逆に、水温が低い状態で、ゆっくりと育った白点虫は、強い個体となり薬の効果が悪くなります。

金魚の飼育におすすめのヒーターを紹介【3つのタイプから選ぶ】

金魚の白点病の治療期間

金魚の白点病の治療に必要な期間は、10日~12日間です。

金魚の身体についている白点は、順調にいけば1週間ほどで消えてなくなりますが、水槽内に残っている白点虫の成虫が産卵することによって、再発する可能性があります。

なので、水槽内の白点虫をすべて殺すために、10日~12日の期間が必要になるのです。

メチレンブルーの効果はだいたい3日~6日間(青い色がなくなったら効果はなくなる)なので、色素が薄くなってきたら1/3~半分程度水換えをし、再度投与してください。

新しい水を0・5%の塩水にしておくと、塩水浴も続行できます。

金魚の白点病は自然治癒する?

  • 金魚の白点病は自然治癒しない
  • 初期なら塩水浴と水換えで治る可能性が高い

結論から言うと、金魚の白点病は自然治癒しません。

放っておくと金魚は寄生した白点虫によって体力を奪われ、徐々に弱っていきます。

そして、そのまま衰弱死したり、他の病気を併発して死んだりします。

エラに寄生された場合は致命傷になるため、初期の段階でも死んでしまうことがあります。

ただし、塩水浴は金魚の自己治癒能力を高める効果があるので、初期の段階なら塩水浴と水替えで白点病を治すことができます。

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金魚の白点病を予防する方法

 

金魚の白点病を予防する方法を書いていきます。

まとめると次のようになります。

白点病の予防方法

  • 定期的に水替えをする
  • 金魚の様子を毎日観察する
  • 水温の変化に注意する

金魚は病気になるととても厄介です。

なので、日々の予防がとても大切です。

定期的に水替えをする

金魚が病気になる一番の原因は水質の悪化ですね。

水質が悪化するということは、私たちに置き換えると、大気汚染や自然破壊が起こっているようなものです。

水槽は小さな地球みたいなものなんです。

なので、健康を維持するためには、環境を整えてあげなければなりません。

水質の悪化を防ぐには、水換えが必須になります。

水を入れ替えることによって、汚れを取り除くのです。

水槽の中は目に見えない汚れでいっぱいです。

その中には、金魚に害を及ぼすものもあります。

それを取り除いてあげるのです。

では、どれぐらいの頻度で水換えをした方がいいでしょうか。

飼っている金魚の数や大きさ、餌を与える頻度にもよるので一概には言えませんが、おおよそ2週間に1回、1/3から半分の量の水を換えるのがいいですね。

金魚の様子を毎日観察する

金魚の病気は早期発見がとても大切です。

早く治療をすればするほど、治る可能性も高くなります。

だから、普段から様子をしっかりと見てあげてください。

白点病かどうかをチェックするポイントは次の通りです

観察のポイント

  1. 体の表面、尾びれ、背びれ、胸びれに白点がある
  2. 体の表面に粘液が異常に出ていないか。水面が泡だらけになっている
  3. 突然暴れ出して、砂利などに身体をこすりつける
  4. 背びれをたたんでいる
  5. 背びれや胸びれが痙攣しているように小刻みに動かす

この5項目のうち、いずれかが該当する場合、白点病を疑いましょう。

特に①、③、⑤はほぼ白点病です。

②、④は他の病気の可能性もあるので、すぐに半分程度水換えをして、塩水浴を実施してください。

水温の変化に注意する

金魚は急な水温の変化に弱い生き物です。

1日の中で、5℃以上水温が上下するような状況が毎日続くようだと、体調を崩すして白点病などの病気になる可能性が高くなります。

なので、水温の変化が少ない場所に水槽を置くようにしてください。

自宅内なら、あまり暖房の影響を受けないところがいいですね。

どうしてもそのような場所がないようであれば、ヒーターを使って温度を一定に保つようにしてください。

他にも、直接日が当たるような窓際などに置くと、温度変化が激しくなります。

そのような場所は避けるようにしてください。

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まとめ

金魚の白点病について書きました。

白点病は比較的治りやすい病気です。

かかり始めだと、ほぼ完治できる可能性が高いです。

普段の観察により、早期発見、早期治療に努めてください。

大切な金魚さんを、守ってあげてくださいね。

それではまた。

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