金魚の松かさ病の原因や治療方法とは【うろこが逆立つ病気です】

松かさ病 金魚の病気
松かさ病

松かさ病に悩む人「金魚の松かさ病について知りたいです。原因や予防、松かさ病になった場合の治療方法を教えてください」

こんな悩みを解決します

この記事の内容

  • 金魚の松かさ病の原因や症状がわかる
  • 金魚の松かさ病の治療方法がわかる

金魚の病気で非常に厄介なのが松かさ病です。

発症したら完治はかなり難しい病気です。

ほぼ絶望的と言っても過言ではありません。

なので、原因を知って発症する前に予防するのがベストですね。

万が一、松かさ病になってしまった場合の治療方法についても書いていきます。

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金魚の松かさ病の原因や症状は?

金魚の松かさ病の原因や症状について書いていきます。

松かさ病は初期の時点で発見することが非常に大切です。

松かさ病の原因

松かさ病は、水質の悪化が大きな原因です。

飼育水の悪化によりエロモナスハイドロフィラという細菌が増え、感染して発症します。

また、水質の悪化により肝臓や消火器系にダメージを負い、体内の水圧コントロールができなくなったり、不要な水分や排泄ができなくなって発症するとも考えられています。

この2つのどちらかが原因というより、関連し合って発症すると言えるようです。

つまり、定期的に水換えし、水質を良好に保っておくことが予防になります。

私の経験で言うと、仕事が忙しくて水換えに手が回らない時期に、松かさ病が頻発しました。

3ヶ月ほど水を換えることができなかったので、明らかに水質悪化が原因でした。

 

松かさ病の初期症状

松かさ病の初期症状は、身体の膨らみです。

よく観察すると、身体が膨らんできてるのがわかります。

最初は些細な変化なので、気づきにくいかもしれません。

その時点では元気に泳いでいるケースが多いので。

「なんか急に大きくなったな」という感じですね。

しかしよく観察してみると、鱗が少し膨らんでいるのに気づきます。

鱗が逆立ってくるのは、鱗の根本にある鱗嚢というところい水様物が溜まるためです。

そのうち、どんどん鱗が逆立ち、身体全体がまるで風船のようになっていきます。

松かさ病の末期症状

症状が悪化していくと、身体の膨らみはさらに悪化し、鱗の逆立ちも激しくなります。

まるでカエルの卵の細胞分裂を見ているような、そんな気持ち悪さを感じるような鱗の状態になります。

また、個体によってはポップアイと言って、眼球が飛び出るような症状が出ることもあります。

徐々に泳ぎのバランスが悪くなり、最後は底に沈んで姿勢を保つこともできなくなります。

発病して亡くなるまでけっこうな時間を要するため、金魚自身も苦しいでしょうし、飼い主としてもその姿を見ているのはかなり辛いですね。

ピンポンパールでは水疱症

パール鱗という特殊な鱗をしているパール系の金魚、たとえばピンポンパールやパールスケール、高頭パールといった金魚に松かさ病は起こるでしょうか?

実はパール系の金魚は、松かさ病と同じ原因で起こる水疱症という病気があります。

ガマガエル病とも呼ばれるのですが、身体に水膨れができるのです。

こちらもかなりの難治性ですね。

仮に一旦症状がおさまっても、しばらくするとまた水疱が出てきて繰り返します。

何らかの理由で鱗が剥がれたりするとなりやすいようです。

もしかしたら、水疱症にかかったせいで鱗が剥がれたのかもしれませんが、そのあたりの因果関係は定かではありません。

 

松かさ病はうつる?

私の経験上、松かさ病が他の金魚にうつる可能性は低いと思います。

なぜなら、複数いる金魚のうち、発症するのは1匹だけのことが多かったので。

しかし、うつる可能性がない、とも言い切れません。

なぜなら、パール系については、同水槽で同時期に発症したケースがあるからです。

いずれにしても、1匹が発症した場合、水槽内でエロモナスハイドロフィラが増殖している可能性や水質の悪化が考えられるので、水換えをする必要がありますね。

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金魚の松かさ病の治療方法

金魚の松かさ病の治療方法について書いていきます。

塩水浴の実施

松かさ病についても他の病気と同じく、まず塩水浴を実施したほうがいいですね。

松かさ病は水圧コントロールができなくなる病気ですので、塩水浴により負担が軽減できるはずです。

とにかく金魚の負担を減らし、病気を治す自然治癒力を最大化する必要があります。

塩水浴については金魚の塩水浴とは?やり方や効果をわかりやすく解説を参考にしてください。

 

金魚の松かさ病に効く薬

松かさ病に効く薬は次の通りです。

松かさ病に効果がある薬

  • グリーンFゴールド顆粒
  • エルバージュエース

これらの薬浴により、松かさ病は治療できます。

規定の容量を投入し、一週間ほど薬浴を実施してください。

効果が見られないようであれば、水換えをしてさらに薬浴を継続してください。

松かさ病には薬餌も効果がある

松かさ病は内臓にダメージが及ぶ病気であるため、餌に薬を染み込ませて、その餌を金魚に食べさせることによって、病気が治ることもあると言われています。

ただ、薬を染み込ませた餌を食べることは、薬剤をストレートに体内に入れることになります。

金魚にとって負担が大きく、リスクを伴う治療方法なので、慎重に行ってください。

松かさ病の治療方法ココア欲の効果は?

薬浴や塩水浴以外の治療方法として、ココア浴というものがあります。

薬浴と合わせて無糖ココアを入れることによって、治療の効果が見られると言われています。

「金魚の医・食・住」(川田洋之助著)にも載っているので、まったく根拠がない方法ではありません。

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金魚はココアを食べると大量の糞をします。

排せつ機能にダメージを負う病気なので、ココアの排せつ促進効果が病気の症状を改善する可能性があります。

具体的には、60cm水槽であれば、小さじ4杯のココアを入れるといいとのことです。

薬浴で効果が見られないようであれば、試してみるのもいいかもしれません。

金魚の松かさ病は治らない?

ここまで治療方法について書いてきましたが、私個人の経験上で言うと、松かさ病の治療はかなり難しいと言わざるを得ません。

個人的にはほぼ不可能と思っています。

また、GEXの研究員の方にも相談しましたが、その方も治療に成功したことはないとのこと。

なので、とにかく松かさ病にかからないよう、予防することが重要ですね。

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松かさ病 水疱症の画像(閲覧注意)

最後に、松かさ病と水疱症の画像を載せておきます。

水疱症を患った高頭出目パールは、最後本当に悲惨な姿になりました。

まずは松かさ病を発症した桜東錦の写真です。

鱗が逆立ってるのがはっきりわかります。

この子は片方の内臓が膨らむ症状が見られました。

松かさ病

松かさ病

次に高頭出目パールですね。

鱗が1枚剥がれるところから始まりました。

そして徐々に充血が全身に広がり、一部水疱ができました。

末期では鱗が剥がれてえぐれたようになっていきました。

最後は身体のバランスが取れなくなり、水槽の下に横たわるようになりました。

本当に悲惨な最後でした。

小さいところから買ってきて、かなり大きく成長してくれていたので、本当に悲しかったですね。

 

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金魚の松かさ病の原因や治療方法とは【うろこが逆立つ病気です】:まとめ

松かさ病の原因や治療方法について書いてみました。

読んでいただいた通り、松かさ病は恐ろしく厄介な病気です。

その一方で、水質の悪化を避ければ、防ぐことができる可能性の高い病気とも言えます。

なので、日々の飼育をしっかり行い、大切な金魚さんが病気にならないようにしましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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