【金魚】夏の水換え、頻度や量、注意点は?

金魚の飼い方

夏の金魚の水換えを知りたい人「夏の金魚の水換えについて知りたい。金魚といえば夏って感じなんだけれど、飼育の方法も他の季節とちがったりするのかな?たとえば水換えなんかはどうなんだろう?注意点などもあれば知りたいな」

こんな疑問を解決します

この記事の内容
夏の金魚の水換えの頻度、量、注意点などについて書いています

こんにちは、せいじです。
金魚の飼育を10年以上しており、金魚のふるさと奈良県大和郡山市より金魚マイスターの認定を受けています。

さて、金魚といえば「夏」を思い浮かべる人が多いと思います。

日本では、金魚は夏の季節の生き物って感じですよね。

それは、お祭りで金魚すくいの金魚を目にすることが多くなるから、という理由もあります。

しかし、それと同時に金魚がもっとも活動的に過ごす季節でもあるのです。

活動的に過ごすということは、金魚がもっとも成長する季節でもあります。

ですから、飼育方法も他の季節と異なります。

たくさんの餌をあたえ、その分水換えの頻度や量を増やしていく必要があるのです。

というわけで、今回は夏の金魚の水換えについて解説していきます。

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夏の金魚の水換え、頻度や量、注意点は?

では、夏の金魚の水換えについて書いていきます。

まずは、夏が金魚にとってどんな季節なのかを見ていきます。

その後、水換えの頻度や量を具体的に考えていきます。

夏は金魚が成長する季節

日本でもっとも暑い季節である夏は、金魚にとってもっとも活動的に過ごせる季節となります。

なぜなら、金魚は温水を好む生き物だからです。

金魚が生きることができるのは、0〜40℃の水温域です。

しかし、金魚は変温動物なので、水温によって活動の状態が変わります。

低くなると活動量が下がり、あたたかくなると活動量が上がるのです。

中でも特に活動的になる水温は、25〜30℃ぐらいですね。

身体の活動が活発になるということは、成長が促進されるということでもあります。

消化能力も高くなるので、たくさん餌をあたえることによって、大きく成長させることができます。

たくさんの餌をあたえるためには、水換えの頻度や量も調整してあげなければなりません。

夏の水換えは頻度を高めたほうがいい

前述したように、夏は金魚が活動的になり成長する季節です。

また、活動的になるということはエネルギーをたくさん消費することになります。

ですから、他の季節よりも餌をたくさんあたえる必要があります。

餌をたくさん食べるということは、排泄物の量も増えるということになります。

排泄物の量が増えるということは、金魚にとって有害な物質が増えるということです。

というのも、金魚に悪影響をおよぼすのは、金魚の排泄物にふくまれているアンモニアだからです。

アンモニアは金魚にとって猛毒で、飼育水に排出されると、金魚はすぐに大きなダメージを受けることになります。

なので、頻繁に水換えしてアンモニアを排出しなければなりません。

この状態を解決してくれるのが、フィルターを使った生物濾過です。

生物濾過とは、バクテリアによって有害なアンモニアをほぼ無害な硝酸塩に分解する作用のことを言います。

ただし、硝酸塩も飼育水に溜まってくると水質に影響がでます。

ですから、硝酸塩を水換えによって排出する必要があるのです。

さて、肝心な水換えの頻度ですが、アンモニアが増えるということは、分解されて発生する硝酸塩も増えるということになります。

ですから、他の季節よりも硝酸塩を排出する頻度を増やす必要があります。

もし、春や秋に2週間に1回の水換えをしている水槽であれば、1週間〜10日に1回に頻度を増やしてください。

そうすれば、他の季節と同様に、金魚に過ごしやすい環境を維持することができます。

水換えの量は半分を基本としても大丈夫

次に、1回あたりの水換えの量について考えたいと思います。

通常の水換えでは、一般的に3分の1~半分の量の交換と言われます。

これは、急激な水質の変化をさけるためです。

金魚は急激な変化に弱く、水換えによって水質が変化すると、ストレスによって免疫力が低下してしまう可能性が高いからです。

しかし、夏は、金魚の健康状態が良い場合が多く、免疫力も高い状態となります。

ですから、少々の水質の変化にも対応することできます。

餌をたくさんあたえ、水も汚れやすい状態なので、半分~3分の2を目安として交換してください。

大きく成長させたい場合は、さらに水換えの頻度を増やす

ここからは裏ワザ的な話になります。

実は、水換えによって金魚を劇的に成長させる方法があります。

頻繁に水換えをすることで、金魚が食べる餌の量を大幅に増やすことができるのです。

餌をたくさん食べるということは、身体が成長することにつながります。

さて、水換えを増やすとどうして成長が促進されるんでしょうか?

新しい水の刺激によって、金魚の新陳代謝がアップするからです。

品評会に金魚を出す場合、大きさも評価のポイントになります。

ですから、熟練のかたは水換えを毎日のように行い、餌の量を劇的に増やすのです。

そうすることで、品評会で高評価が得られるような個体に仕上がるわけです。

ただし、この方法にはデメリットがあります。

それは、金魚の体質が弱くなるというものです。

金魚を短期間の間に成長させるため、身体に負担が大きくなるのです。

その結果、病気になりやすく、短命な個体になりやすいですね。

ですから、品評会を目指そう!というかたでなければ、おすすめはしません。

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夏の金魚の水換え、注意点は?

夏の水換えの頻度や量について書いてきました。

最後に、注意点をあげておきます。

新水の水温差がないように準備する

夏場の水換えでは、蛇口から出てくる水の温度と、飼育水の温度の差が大きくなりやすい傾向があります。

特に屋外で飼育している場合は、その差が顕著です。

急激な水温の変化は金魚の負担になるので、調整して水温の差をなくしてあげてください。

酸欠にならないように注意

夏の金魚水槽では酸欠にも注意が必要です。

なぜなら、夏は酸欠が起こりやすい季節だからです。

その理由をまとめると次のようになります。

夏に酸欠が起こりやすい理由

  • 水温が上がると水の中の酸素の量が減る
  • 餌をたくさんあたえると、バクテリアの数が増える

水は温度が上がるにつれて、ふくまれる酸素の量が減るという性質があります。

また、金魚に餌をたくさんあたえると、発生する汚れを餌にするバクテリアの数が水槽内に増えます。

生物濾過で活躍してくれるバクテリアは好気性といって、酸素を必要とするバクテリアです。

ですから、バクテリアの数が増えると、水槽内の酸素の消費量が上がるのです。

なので、金魚が酸欠を起こす恐れがあります。

いっぽうで、酸素が不足するとバクテリアの数も減ります

数が減ると水の汚れを十分に分解することができなくなります。

アンモニアや亜硝酸という物質が分解されずに残ると、金魚が大ダメージを受けることになります。

金魚がアンモニア中毒かも?症状や原因、治療、予防方法を解説します

なので、夏場はエアレーションを追加するなどの配慮をしておいてください。

そうすることで、必要なバクテリアの数を確保でき、金魚の酸欠も防ぐことができます。

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夏の金魚の水換え、頻度や量、注意点は?

夏の金魚の水換え、頻度や量、注意点について書きました。

この記事をまとめます。

  • 夏は金魚が活発になる季節
  • 餌をたくさんあたえたほうがよい
  • その分汚れが増える
  • 他の季節よりも水換えの頻度を増やす

夏場は転覆病も起こりにくく、また金魚が美しくなります。

金魚飼育を楽しむには、最高の季節となります。

たくさん餌をあたえて、立派な金魚に育ててください。

ということで、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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