金魚の病気など

金魚の薬浴はいつまですればいいの?

2021年6月24日

金魚の薬浴の期間を知りたい人「金魚の薬浴の期間を知りたい。金魚が病気になってしまったので、薬浴をしようと思っているんだけれど、どれぐらいの期間したらいいかな?」

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この記事の内容

金魚の薬浴の期間について書いています

こんにちは、せいじです。金魚の飼育を10年以上しており、金魚のふるさと奈良県大和郡山市より金魚マイスターの認定を受けています。

さて、金魚の病気になってしまった場合の治療方法として薬浴があります。

薬浴とは、治療薬を飼育水に溶かし、そこで生活させることを言います。

そうすることで、病気の原因となっている菌などを殺すんですね。

ところで、この薬浴、どれぐらいの期間すればいいんでしょう?

薬の中で生活させるわけですから、長すぎると逆に健康面に問題が出るんじゃないか?なんて心配も頭をよぎります。

かといって、短すぎると効果がないかもしれませんしね。

薬浴が効果的に作用する期間は、連続して約1週間が基本となります。

というのも、多くの薬の効果が、約1週間だからです。また、それ以上継続すると、薬が金魚の負担となり、死んでしまうことにもなります。

というわけで、今回は金魚の薬浴の期間について解説していきます。

金魚の薬浴はいつまですればいいの?

では、金魚の薬浴はいつまですればいいのか、具体的な期間を見ていきます。

まずは具体的な薬浴の期間を、その理由とともに書いていきます。

次に、薬浴の期間が長くなりすぎることで発生する弊害についても見ていきたいと思います。

そして、最後に薬浴がもたらす水質への影響をおさえておいてください。

薬浴の期間は1週間が基本

連続して薬浴を行う場合、1週間が基本の期間となります。

理由をまとめると次のようになります。

薬浴は1週間が基本である根拠

  • だいたいの薬の効果が約1週間だから
  • 1週間以上継続すると、金魚に負担がかかりすぎるから

それぞれ掘り下げていきます。

だいたいの薬の効果が約1週間

連続した薬浴が1週間を基本とする理由のひとつ目は、薬浴で使用する薬の効果が、基本1週間のものが多いからです。

薬剤によって多少の前後はありますが、極端な長短の差はありません。それに、1週間あればある程度薬の効果があるはずです。

ですから、病気に改善が見られないようであれば、その薬で薬浴を継続しても、治癒する可能性は低いということになります。

水が持つのも1週間が限度

薬浴をしている間、基本水換えはしません。水換えをすると、まだ効果がある薬を捨ててしまうことになるからです。

前述したように、薬の効果は約1週間あります。投与した薬を使い切るためには、1週間水換えをしないで様子を見る必要があるのです。

ただし、1点注意が必要です。細菌感染症の薬を使って薬浴をする場合、水槽内の生物濾過が機能しなくなります。生物濾過に必要なバクテリアが、薬によって死んでしまうからです。

生物濾過が機能しないということは、水の浄化作用が働かず、金魚に有害なアンモニアが飼育水に溜まっていくことになります。

ですから、逆にどれだけ長くても1週間で水換えをするようにしてください。

これ以上続けると、水質の悪化によって金魚が死んでしまう可能性が高くなります。

1週間以上継続すると死んでしまうことも

薬の効果が見られないために、薬を追加してさらに薬浴を継続することを考えるケースがあると思います。しかし、この方法は個人的におすすめしません。

なぜなら、薬によっては金魚に負担がかかりすぎて、死んでしまうリスクがあるからです。特に細菌感染症に使用する薬は、金魚への負担が大きいです。

具体的な薬の名前をあげると、グリーンFゴールドなどですね。

私は過去3回、1週間の薬浴をしたあと、水換えをして薬剤を再投与した経験がありますが、いずれも金魚が死にました。

薬浴の負担がかなり大きいのだと判断しています。ですから、1週間連続して薬浴をしたら、一旦間をあけるようにしてください。

薬浴では汚れを極力出さないようにする

ここまでにも少し触れましたが、薬浴中は水の浄化作用が働きません。ですから、できるだけ水が汚れないように飼育する必要があります。

水槽の水が汚れる主な原因は金魚の排泄物です。排泄物にはアンモニアがふくまれており、アンモニアは金魚にとって猛毒となります。

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このアンモニアの発生をおさえるためには、金魚が排泄するのを減らせばよいということになります。

餌を食べさせなければ、当然排泄量は減ります。なので、薬浴中の1週間は餌を完全に与えないようにしてください。

でも、餌をあたえないと、金魚が健康を害してしまうんじゃないかと心配になるかもしれません。

しかし、この点については大丈夫です。1~2週間の絶食で金魚が死ぬことはありません。むしろ、病気になっている場合は、餌をあたえないほうが身体への負担が減り、改善する可能性が高くなります。

水の汚れを軽減することと合わせて、病気の治療時は餌をあたえないようにしてください。

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この記事のポイントをまとめます。

この記事のまとめ

  • 薬浴の期間は約1週間
  • 薬の効果,水の汚れの限界が1週間だから
  • それ以上すると,金魚に健康被害が出る可能性あり

ということで、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

  • この記事を書いた人

せいじ

現在:ハッピーアクト代表
住所:金魚のふるさと奈良県大和郡山
金歴:15年以上
実績:金魚マイスター認定者
    全国金魚すくい選手権20位
内容:金魚の飼育、育成、金魚すくいのコツを発信  

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