金魚の塩浴に最適な塩の濃度(量)は?【濃すぎるときけんです!!】

金魚の病気など

金魚の塩浴をしたい人「飼育している金魚に塩浴をしようと思うんだけれど、どれぐらいの濃度でしたらいいのかな?濃かったり、薄かったりしたらなにか弊害があるのかな。また、どんな種類の塩を使えばいいんだろう?そのあたりを知りたいな」

こんな疑問を解決します

この記事の内容
  • 金魚の塩水浴に必要な塩分濃度がわかる
  • 塩水浴に適している塩の種類がわかる

こんにちは、せいじです。

金魚の飼育を10年ほどしています。

金魚飼育初心者のときに、金魚屋さんで金魚にとっての塩浴の重要性を学びました。

現在に至るまで、金魚の病気治療はほとんど塩で済ませています。

さて、金魚にとって魔法の水とも呼べる塩浴ですが、どれぐらいの濃度で実施したらいいのでしょう。

適切な塩の濃度や、濃かったり、薄かったりした場合の問題などを考えていきます。

また、どのような塩が塩浴に適しているのでしょうか?

高級な塩のほうがやっぱり金魚もよろこぶのか?それとも、安い塩でも大丈夫な庶民は育ちなのか。

そのあたりについて書いていきます。

なお、塩浴を具体的にどのタイミングで行うのかについては、金魚の塩浴はどんなときに行うの?タイミングをわかりやすく解説をご覧いただけるとうれしいです。

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金魚の塩浴に最適な塩の濃度(量)は?

金魚の塩浴に最適な濃度は、ずばり0.5%です。

なぜ0.5%の濃度が最適なのか、そして、濃かったり、薄かったりしてはダメなのか、について書いていきます。

なぜ塩浴は0.5%の塩分濃度が最適なのか

金魚の塩浴の濃度は、0.5%が最適です。

なぜなら、金魚の体液が0.5%程度の塩分濃度だからです。(実際の体液は0.9%の塩分濃度ですが、塩浴では0.5%ぐらいで負担が軽減されます)

金魚の体液と飼育水の塩分濃度を合わせることに、どんな意味があるのでしょう?

塩分には浸透圧効果というものがあります。これは、水分が、塩分濃度の高いところから、塩分濃度の低いところに移動する現象をいいます。

この現象を表すときによくある例えとして、きゅうりを塩に入れるとしわしわになってしまう、というものがあります。

塩によってきゅうりの水分が外に出てしまうからなんですね。そして、水分の代わりに塩がきゅうりに移り、きゅうりの塩漬けが完成するわけです。

さて、次に金魚に対して浸透圧効果がどのように作用しているのかを説明します。

淡水、つまり普通の水で過ごしていると、金魚の体内にはどんどん水が流れ込んでくる状態になります。

なぜなら、金魚の体液のほうが飼育水よりも塩分濃度が高いからです。

入ってくるばかりだと、当然金魚の身体が水で膨れ上がってしまうので、金魚は水を絶えずえらなどから排出する作業をして身体を維持しています。

これを浸透圧調節と言います。

この作業は健康な状態であれば負担にはなりませんが、体調が悪いときには大きな負担になります。

たとえば、人間でも健康な状態のときは着替えなど負担に感じることはありません。しかし、ひどい熱が出てるときなどは、とても大変な作業に感じますよね。

つまり日常生活の負担は、普段意識していなくても、体調が崩れると身体的にも精神的にも負担に感じるものです。

あーしんどい、とにもかくにも横になりたい、という状態ですね。

金魚にとって、浸透圧によって入ってくる水を出す作業は、人間の日常生活の負担と同じと言えるわけです。

塩浴は人間でいう暖かくして寝ようねって感じ

塩浴は、金魚の日常生活の負担を軽減する目的があります。浸透圧を軽減することによって、排水作業をする必要がなくなるからです。

これは、人間でたとえるならば「体調が悪いときはあたたかくして寝ようね」ということと同じです。

そうすることで、金魚自身が持つ自然治癒力を、体調不良の改善に使えるようにしよう、というのが塩浴の目的なのです。

塩を入れすぎて濃すぎるとどうなるの?

では、塩を入れすぎた場合、どうなるのでしょうか?

塩を入れすぎて金魚の体液よりも飼育水の塩分濃度が高くなると、真水の飼育水のときとは逆の作用が発生することなります。

つまり、金魚の体内からどんどん水が出ていくことになるのです。それが続くときゅうりと同じく、金魚はしなしなの状態になっていきます。

なので、金魚は体内に水を取り込む作業をする必要が出てくるのです。

ただし、金魚はそもそも淡水で生活する魚ですから、水を取り込むような身体の作りにになっていません

当然金魚の体調に不具合がでて、死んでしまうことになります。

薄い塩浴は効果がない?

塩のいれ過ぎによる濃い塩浴の弊害についてはわかっていただけたと思います。逆に、0.5%よりも薄い塩浴だとどうでしょうか?

薄い塩浴の場合は、濃い塩浴とちがって金魚に害はありません。そして、一定の塩浴の効果は得られます。

なぜなら、塩分濃度の差が少ないほうが、浸透圧が軽減されるからです。

仮に0.3%程度の塩水にすれば、0.5%の塩水ほどではありませんが、真水よりも負担を軽減することができるということです。

金魚店の店主から聞いた塩の使いかた

金魚店の店主さんから聞いた塩の使いかたを紹介しておきます。

塩を普段から水槽の近くに用意しておいて、金魚の様子に合わせて、パラパラとふりかけて調整している、とのことでした。

「それぐらい手軽に使えるようにしておいたほうが、金魚の健康管理にはいいよ」とのことです。

私はどちらかというときっちりしたいタイプなので、つい毎回0.5%分の塩をはかって投入していますが、それぐらい臨機応変に使っも、金魚の健康管理に効果があるとのことですね。

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金魚の塩浴に最適な塩の濃度(量)は?【濃すぎるときけんです!!】:まとめ

金魚の塩浴で必要な濃度について書きました。この記事をまとめます。

金魚の塩浴に最適な濃度

  • 0.5%の塩水が金魚の負担をもっとも軽減できる
  • 濃すぎると、逆効果で金魚に負担となり、最悪死ぬこともある
  • 薄いと効果は減るが、それでも負担を軽減することができる

なお、金魚の塩浴に使う塩の種類については、金魚の塩浴の塩はどんな種類を使えばいいの?【失敗しない選び方】をご覧ください。

というわけで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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