金魚もストレスを感じる!その原因と影響を解説します

金魚の飼い方

金魚のストレスを知りたい人「金魚も人間と同じようにストレスを感じるのかな?感じるとしたら、どんなことがストレスになるの?そして、ストレスは身体にどんな影響をあたえるのかな」

こんな疑問を解決します

この記事の内容
金魚のストレスの原因や、ストレスが金魚にあたえる影響について書いています。この記事を読むことで、ストレスを排除し、金魚を健康に飼育することができるよになります

こんにちは、せいじです。

金魚の飼育を10年以上しています。

また、金魚のふるさと奈良県大和郡山市より、金魚マイスターの認定を受けています。

さて、人間が健康に生活するために、ストレスは大敵とされています。

日々のストレスが大きな病気につながるからです。

それと同様に、金魚もストレスが溜まると体調をくずします。

病気になったり、突然死することもあります。

では、金魚にとってどのようなことがストレスになるのでしょうか?

金魚にとってストレスになるのは、水質や水温といった環境の変化であったり、せまい中にたくさんの金魚を押し込められる過密飼育、また、いっしょに生活する金魚との相性などです。

というわけで、今回は金魚のストレスの原因や、ストレスが金魚の身体にもたらす影響について書いていきます。

また、ストレスを排除する方法、そしてストレスを軽減する方法についても書いていきます。

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金魚もストレスを感じる!その原因と影響を解説します

では、金魚のストレスの原因について書いていきます。

金魚のストレスの原因

金魚のストレスは、環境の変化や水質の悪化、そしていっしょに生活する生き物との相性が原因となってきます。

掘り下げていきます。

移動

ストレスの原因として、まずは移動があげられます。

金魚をお店で購入したり、金魚すくいの金魚を持ち帰る場合、移動が発生します。

また、生産者である養魚場から、お店や金魚すくいの屋台に来るまでにも移動が発生します。

移動中のストレスの原因を掘り下げると、次のようになります。

移動中のストレス

  • 振動や揺れ
  • 光の変化
  • 温度変化
  • 過密飼育
  • 酸素が不足する

ですから、金魚を持ち帰る場合は、できるだけ寄り道をしないようにしてください。

特に金魚すくいの金魚は、お店で購入したときのように袋に十分な水や酸素を入れてもらうことができません。

小さな袋に少しの水しか入っていないので、かなり過酷な環境になります。

なので、家に到着した際には、たとえ元気に見えてもかなり弱っている状態なのです。

すぐに死んでしまうのはそのためですね。

金魚すくいの金魚は弱いの?失敗しない育て方を解説します

環境の変化

金魚は環境の変化によっても、ストレスを受けます。

環境の変化とは、次のようなものがあげられます。

金魚に影響をあたえる環境因子

  • 水温
  • 水質
  • 容器の大きさ
  • 光や音

環境が変化すると、金魚はそれに適応しようとエネルギーを使います。

それがストレスにつながります。

前述したように、新しく金魚を購入したり、持ち帰る場合は、養魚場からお店、そして自宅へと、短期間で大きな環境の変化を何度も経験することになります。

家にやってきたときにはストレスフルな状態になっていますので、ストレスの緩和をしてあげなければなりません。

そのために必須の作業がトリートメントになります。

トリートメントをすることで、環境の変化の軽減とストレスの緩和ができ、金魚を元気にすることができます。

詳しくは金魚のトリートメントとは?【新しく金魚を飼うときは必須です】をご覧ください。

水温の激しい変化

水温の激しい変化も、金魚にとってストレスになります。

金魚は0℃~40℃まで、幅広く適応できる能力を持っています。

しかし、急な温度変化には弱いところがあります。

1日の中で5℃以上水温が変化するような環境が続くと、ストレスによって免疫力が低下し、弱ってしまいます。

病気の原因になるので、水温が安定するような配慮が必要です。

水温の変化をおさえるためには、エアコンを使用するなど、室温の変化が激しい場所での水槽の設置をさけてください。

また、季節の変わり目などで気温の変化が激しい時期は、ヒーターを使うことで水温を安定させることができます。

なお、ヒーターには、温度を調整できるものや、固定式のもの、サイズなどを選ばなければなりません。

自分の環境に合ったヒーター選びについては、金魚の飼育におすすめのヒーターを紹介【3つのタイプから選ぶ】をご覧ください。

水質の悪化

水質の悪化も、金魚に大きなストレスをあたえます。

金魚は中性~弱アルカリ性の水質を好みます。

しかし、金魚の排泄物や、餌の食べ残しが増えると、水質が酸性に偏っていきます。

水質の悪い状況が続くと、金魚はストレスが溜まって体調をくずしてしまうのです。

定期的な水換えによって、水質を改善してあげてください。

金魚の水換えの方法【便利な道具も紹介します】

水換えの手間はけっこう大変です。

しかし、金魚の健康を維持するためには、必須の作業です。

ところが、実は水換えをしないで金魚を飼育する方法があります。

水換えの手間をなくして、金魚を健康に飼育したいというかたは、金魚を水換え不要で飼育するのに必要なこと【おすすめの商品も紹介】をご覧ください。

過密飼育

水槽にたくさんの金魚を入れる、過密飼育もストレスが大きいです。

身動きが取りにくくなるのと、水質が悪化しやすくなるからです。

金魚は目安として、1匹当たり約10ℓの水量が必要とされています。

大きさによって前後しますが、この水量を越える数の金魚を入れると過密飼育になり、金魚の健康に害が発生しやすくなります。

大きくなることを見込むのであれば、スタンダードな60cm水槽では3~4匹ほどにおさえておきましょう。

混泳の相性

いっしょに飼育する金魚の品種によっても、ストレスを抱えることがあります。

金魚にも相性があるからです。

具体的に言うと、泳ぎの能力が高い和金と、泳ぎの能力が低いピンポンパールは相性がよくありません。

なぜなら、生活リズムがちがいすぎるからです。

たとえば、水槽に餌を投入した際、ピンポンパールが餌を食べる前に、和金が食べつくしてしまいます。

ピンポンパールはなかなか餌にありつけず、ストレスを溜めることになります。

また、動きの遅い品種は、動きの速い品種につつかれたりするなど、ちょっかいをかけられやすいです。

なので、ストレスで弱ってしまうことになるのです。

混泳させる際は、泳ぎの能力が近い品種同士にするようにしてください。

同じ品種でも、大きさが極端にちがうと、同様のことが起こります。

最悪の場合、食べられてしまう恐れもあるので、大きさも合わせたほうがいいですね。

【金魚】ちがう品種の混泳は可能?相性や注意点などを解説

餌の食べ過ぎ

餌の食べ過ぎもストレスになります。

消化不良を起こして、体調が悪くなるからです。

金魚は大食漢ですが、いっぽうで消化能力が低い生き物です。

ですから、金魚のほしがるままに餌をあたえてしまうと、すぐに消化不良を起こします。

また、水温が低い中で餌をあたえることでも、消化不良を起こしやすくなります。

金魚は変温動物のため、水温が低いと消化能力が低下してしまうからです。

体調をくずすもっとも多い原因は、まちがった餌やり、と言わるぐらいです。

くれぐれも、餌やりには注意してください。

金魚は水温によって餌の調整が必要!失敗しない方法を紹介します

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金魚はストレスが溜まるとどうなるの?

さて、金魚はストレスがたまるとどのような状態になってしまうのでしょうか。

まとめると、次のような弊害がでます。

ストレスがたまると起こる弊害

  • 免疫力が低下する
  • 病気になりやすくなる
  • 突然死する

人間と同じように、金魚も健康を害します。

命取りになることが多いので、ストレスを軽減できるよう配慮が必要です。

ストレスを感じているときの症状や行動

金魚がストレスを感じているときの症状や行動をまとめると、次のようになります。

ストレスフルな金魚の症状

  • 底でじっとしている
  • 水面でぼーっと浮かんでいる

このような症状や行動が見られたら、黄色信号です。

かなりストレスが溜まっていると理解してください。

すぐに軽減できるよう対策を実施してあげないと、死んでしまうことになります。

まずは塩水浴を実施しましょう。

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金魚のストレスを解消する方法

最後に、金魚のストレスを軽減する方法について書いていきます。

これらの方法を使いこなすことによって、金魚の寿命はまちがいなくのびます。

塩水浴を活用する

金魚のストレスを軽減し、自然治癒力を高める方法としては、塩水浴があります。

塩水浴をすることによって、日常生活の負担を軽減することができるからです。

金魚は、真水の状態では、絶えず体内の水を排出する行為をしています。

浸透圧効果によって、水が身体の中に流れ込んでくるからです。

浸透圧効果とは、塩分の濃度が低いところから、高いところへ水分が移動する作用をいいます。

金魚の体液には、0.6%ほどの塩分がふくまれているため、真水だと体内に流れ込んでくるのです。

飼育水の塩分濃度を0.5%程度にしてあげると、浸透圧効果がなくなり、水を排出する負担が減ることになります。

塩水浴をすれば、水を排出することに使っていたエネルギーを、体調の回復に向けることができるようになるのです。

金魚の塩水浴とは?やり方や効果をわかりやすく解説

絶食する

絶食も金魚のストレスを軽減する有効な方法です。

餌を食べることは、ストレスにつながるからです。

人間も金魚も、食事をすると消化にエネルギーが必要になります。

特に金魚の場合は、消化能力が弱いためによりエネルギーを使うことになります。

ですから、疲れてしまうのです。

絶食すると、消化に使うエネルギーを余すことができ、その分を体調回復に使うことができます。

餌をあげないのはかわいそうとか、金魚が死んでしまうんじゃないか?と思う人もいるかもしれませんが、金魚は絶食しても1ヶ月は生きていられます。

なので、1週間ほど絶食しても、体調をくずすことはありません。

むしろ、体調が回復するのです。

金魚に餌をあげないで!餌切りが金魚を死なせない秘訣です

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金魚もストレスを感じる!その原因と影響を解説します:まとめ

金魚のストレスの原因と、身体に及ぼす影響について書きました。

人間にも、金魚にとっても、ストレスは健康の大敵です。

ですから、ストレスの原因を知って、それを排除した飼育を心掛けてください。

それと、ストレスを軽減する、体調を回復させることができる塩水浴と絶食は、金魚の健康を守るために不可欠な方法なので、マスターするようにしてください。

そうすれば、大切な金魚との時間を長く持てるはずです。

ということで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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