金魚の飼い方

金魚飼育にバケツは必須!いろいろ使えて便利です

金魚飼育にバケツが必要な理由を知りたい人「金魚飼育にはバケツを用意した方がいいって聞いた。バケツって金魚飼育には必須なの?どんな場面で使うのかな?」

こんな疑問を解決します

この記事の内容
金魚飼育にバケツが必須である理由と、活躍してくれる場面について書いています

こんにちは、せいじです。

金魚の飼育を10年以上しており、金魚のふるさと奈良県大和郡山市より、金魚マイスターの認定を受けています。

さて、金魚を飼育する上で、あったら非常に便利なものがバケツです。もう不可欠といってもいいぐらい、バケツがいろいろ役に立ってくれるんですね。

私の場合については、5ℓの大きさのバケツが6個、そして25ℓの大きさのものを2個愛用しています。

というわけで、今回は金魚飼育に非常に便利なバケツについて書いていきます。

金魚飼育にバケツは必須!いろいろ使えて便利です

では、金魚飼育に必須とも言えるほど、あったら便利なバケツについて見ていきましょう。

まずは、バケツが活躍してくれる場面をまとめます。

バケツが便利に使える場面

  • 水換え時
  • トリートメント
  • 病気の隔離、治療
  • 突発的に金魚を飼うことになったとき

それぞれ掘り下げていきます。

水換え時

バケツが活躍する場面のひとつ目は、水換えのときです。屋内であれば、水槽の水を排出する際に使いますし、新水を準備するのにも使います。

60cm水槽であれば、1回分の排水量を1回で移すことができます。ただし、25ℓ=25kgの重さになるので、成人男性じゃないと運ぶのが大変ですね。

力の弱い人は、15ℓ前後のバケツを購入するようにしてください。そして、何回かに分けて排水するようにしてください。

新水を水槽に移す際は、5ℓ用のバケツに移しかえながら水槽に注ぐといいですね。

注ぐ際は底砂などの汚れを巻き上げないように、穏やかに注いでください。

トリートメント

新しく持ち帰った金魚を、今いる金魚のいる水槽に入れる場合は、しばらくの間他の容器でトリートメントを実施しなければなりません。

なぜなら、新しい金魚が病気を持ち込む可能性があるからです。

ですから、しばらくバケツなどに入れて、様子を見る必要があるんですね。

トリートメントとは、塩水浴やメチレンブルーなどで薬浴をしながら、金魚の体調を回復させ、持ち込んでいる可能性のある菌や病気から回復をはかる作業になります。

1週間ほど様子を見て問題ないようでしたら、本水槽に移して他の金魚といっしょに飼育します。

いきなり本水槽に入れてしまうと、万が一新入りの金魚が病気を持ちこんだ場合、今まで飼育していた金魚まで病気に侵されて死んでしまう可能性があります。

そのリスクをさける目的があるですね。

このときにバケツが活躍してくれます。

別に水槽を買う予算や、設置する場所がない人は、バケツを使ってトリートメントを実施し、終わったら本水槽に入れてください。

なお、バケツを使ってトリートメントする場合、エアレーションは必須です。

できれば投げ込み式フィルターがあった方がいいですね。

なお、トリートメントの詳細については、金魚のトリートメントとは?【新しく金魚を飼うときは必須です】をご覧ください。

病気の隔離、治療

金魚が感染症など、他の金魚にもうつる病気になってしまった場合や、著しく弱ってしまった場合は、他の水槽や容器に隔離する必要があります。

その時に、バケツが活躍してくれます。手軽に利用できますからね。

そして、バケツで塩水浴や薬浴を実施することで、元気な金魚に薬の影響をあたえずに済みます。

弱ってしまった金魚を移すのは、共食いを防ぐためです。金魚は、元気な金魚同士であれば共食いをすることはありませんが、弱っていると食べてしまうことがあります。

治療に集中できるようにするためにも、バケツに隔離してあげてください。

金魚の共食いの詳細については、金魚が共食いをする原因や理由と防ぐ方法を解説をご覧ください。

金魚すくいで持ち帰った金魚の一時的な飼育場所

金魚すくいで持ち帰った金魚の一時的な飼育場所としても、バケツを活用することができます。

なぜなら、バケツであればほとんどの家に一個はあるからです。

突然飼育することになった場合、水槽がない!ということがあります。たとえば、金魚すくいで金魚を持ち帰ったのはいいけれど、水槽がなくて困った、なんて場合は、水槽が準備できるまでの一時的な飼育場所としてバケツを活用することができます。

緊急事態に対応する形になるため、エアレーションがない場合もあるでしょう。その場合は、ストローなどを使ってブクブクしてあげてください。

金魚の酸素不足はストローでブクブクすると解消される?

水面を揺らすことで、飼育水に酸素を取り込むことができ、酸欠を防げるからです。

ただし、あくまでも応急処置なので、長期間は持ちません。できるだけ早く水槽を用意してあげてくださいね。

また、水道のカルキを抜くカルキ抜きがないケースも多いですよね。そんなときに使える裏技が金魚のカルキ抜きがない場合に代用できる方法3つに書いています。

ぜひ、ご覧ください。

金魚飼育に使うバケツの注意点

ここからは、金魚飼育に使用するバケツの注意点について見ていきましょう。

強固なものを使用

金魚飼育に使用するバケツについては、しっかりしたものを使用するようにしてください。

100円均一などのものを使用すると、すぐに劣化して買い替えが必要になります。

特に15ℓ以上の大きなバケツを買う場合は、ホームセンターで販売している青色のバケツを購入することをおすすめします。

あれ、かなり耐久性があります。

25ℓバケツに水をたっぷり入れて持ち運ぶ作業を繰り返してきましたが、10年以上使えています。

さらに、太陽の光に当ててカルキを抜くのに使っても、太陽の光で劣化するスピードが遅いです。

取っ手の部分が取れたりすることもなく、ほんとコスパ最高です。

洗剤などを使用しないもの

金魚飼育のバケツは、できれば金魚飼育専用で使ってください。もし掃除など洗剤を入れて使用する場合、残った洗剤で金魚の健康を害することがあります。

ですから、専用にしたほうが無難ですね。

急に金魚を飼育することになった場合は、専用のバケツを用意できないこともあるかもしれません。

そのときは、しっかりと洗ってから使用するようにしてください。もちろん、洗う際は洗剤を使わないようにしてください。

金魚飼育にバケツは必須!いろいろ使えて便利です:まとめ

金魚飼育にバケツが必須な理由について書きました。

バケツは金魚飼育において、いろいろな場面で活躍してくれます。

ですから、必ず用意するようにしてください。

理想は、金魚専用のバケツです。もし他の用途でも使う場合は、洗剤の使用を避けるようにしてください。

金魚に有害となってしまいますからね。

ということで、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

  • この記事を書いた人

せいじ

現在:ハッピーアクト代表
住所:金魚のふるさと奈良県大和郡山
金歴:15年以上
実績:金魚マイスター認定者
    全国金魚すくい選手権20位
内容:金魚の飼育、育成、金魚すくいのコツを発信  

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