金魚が泳がない原因と対処方法を解説します

金魚の病気など

金魚が泳がなくて心配な人「金魚ってふつう水中で泳いでいるものだよね?でも、うちの金魚、泳いでないときがあるんだよね。これって調子が悪いってこと?なにかしらの病気なのかな?」

こんな悩みを解決します

この記事の内容
金魚が泳がない原因と対処方法について書いています。この記事を読むことで、金魚が泳がないときに、なにかしらの対応が必要な状態なのかどうかを判断することができます

こんにちは、せいじです。

金魚の飼育を10年以上しており、金魚のふるさと奈良県大和郡山市より、金魚マイスターの認定を受けています

さて、水槽の中で優雅に泳ぐ姿が魅力的な金魚さんたちですが、ふと水槽をのぞいたときに水槽の底や水面のすみっこでじっとしている、なんて姿を見かけること、ありますよね?

あれ?なんで泳がないんだろう?金魚ってずっと泳いでるものじゃないの?と心配になるかもしれません。

結論からいうと、金魚も泳がない場面があります。

ただし、睡眠、変温動物がゆえの活動量の低下、老化によって泳ぐ力が低下、といった生理的な原因で、特に問題がないケースと、飼育環境の悪化や体調不良、病気を発症しているなど、対応が必要なケースに分かれます。

というわけで、今回は金魚が泳がない原因を、問題がないケースと対応が必要なケースに分けながら解説していきます。

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金魚が泳がない原因(問題がないケース)

まずは、泳がないけれど特に金魚に問題が起こっていないケースです。

泳がない理由として、次のような状況が考えられます。

泳がない原因(問題がないケース)

  • 眠っている
  • 冬眠もしくは活動が低下している
  • 老化によって衰えている

掘り下げていきます。

それぞれ判断する方法もふくめて書いていきます。

眠っている

金魚が泳がないとき、のひとつめは「寝ているとき」です。

え?金魚も寝るの?と思うかもしれませんが、答えは「はい」です。

金魚も人間と同じく、睡眠を必要とします。

ただし、金魚にはまぶたがないため、目を閉じることはありません。

そして、横になる、ということもないので、はたから見ていて判断しにくいですね。

金魚が寝ているときは、水槽の底でじっとして動きません。

しかし、人が部屋に入ってきたり、物音がしたりすると起きて泳ぎ出します。

逆に、それでも泳ぎ出さないようなら、寝ている以外の原因が考えられます。

なお、金魚の睡眠について詳しく知りたいかたは、金魚は寝る?睡眠時間や寝る時間、寝る時の姿は?【睡眠不足はダメ】をご覧ください。

冬眠もしくは活動が低下している

金魚は変温動物です。

なので、水温によって活動量が変わります。

金魚が活動するのに適している水温は、18~28℃の範囲です。

水温が15℃を切ると活動量が低下し、10℃を下回ると明らかに動きに鈍くなります。

そして、水槽の底でじっとしている時間が長くなります。

5℃以下になると冬眠状態になり、基本的には活動を停止します(とはいえ、まったく動かないわけではありませんが)

ですから、水温が低い場合の泳がない原因は、活動量が下がったことによる可能性が高いですね。

金魚の冬の飼育方法や冬眠について解説【秋の健康状態が重要です】

老化によって衰えている

金魚の寿命は品種によってちがいますが、だいたい10年以上は生きる能力を持っています。

しかし、歳を重ねることによって、人間と同じように老化していきます。

老化すると当然活動量が低下するため、あまり泳がなくなります。

老化は他にも、体色が薄くなったり、身体のつやがなくなるといったことが起こります。

それらと合わせて判断してください。

ここまで金魚を飼育できる人は稀ですので、自分を褒めてあげてください。

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金魚が泳がない原因(対応が必要なケース)

ここからは金魚に異常が発生しているために、泳がなくなっているケースです。

なので、なんらかの対処が必要になります。

具体的には次のような状態です。

対応が必要な泳がない原因

  • 環境に適応するために耐えている
  • 水質が悪化している
  • 病気になっている
  • 餌が足りない

掘り下げていきます。

環境に適応するために耐えている

ペットショップで金魚を購入したり、金魚すくいで金魚を持ち帰り、新しく金魚を飼いはじめたとき、金魚が水槽の底で動かないことがあります。

これは、金魚が新しい環境に適応しようとして頑張っている状態です。

ですから、3~7日ほど、様子を見てあげてください。

環境になじむことができたら、金魚は泳ぎ出します。

この時にしてはいけないこととして、次のようなことがあります。

飼いはじめにしてはいけないこと

  • 餌をあたえる
  • 刺激をして金魚を泳がそうとする

新しい環境にまだ適応できていない状況では、餌をあたえないでください。

環境に適応するためのエネルギーが、消化に取られてしまうからです。

金魚は環境に適応するために、大きなエネルギーを必要とします。

ですから、他のことに十分なエネルギーを割くことができません。

餌をあたえると、消化不良を起こしたり、環境にうまく適応できなくなったりして、突然死や病気を発症する可能性が高くなります。

自分で泳ぎ出すまでできるだけそっとしておいてあげてください。

 

水質が悪化している

飼育水の水質が悪化すると、金魚は泳がなくなります。

ストレスに耐える必要があるからです。

飼育水の汚れは、金魚が出す排泄物や、餌の食べ残しによって発生します。

そして、水換えをしないことで汚れが溜まっていきます。

汚れがたまった環境で生活することは金魚にとってストレスとなり、活動できなくなってしまうのです。

ですから、定期的な水換えや、生物濾過の作用を活用して、水質を維持するようにしてください。

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病気になっている

すでに病気になっているために、金魚が泳がないことがあります。

金魚の病気は、ほとんどが体表に症状があらわれます。

しかし、エラ病や転覆病といった病気は、体表に症状が出ません

ですから、病気に気づくにくいことがあります。

特にエラ病については、エラの中が冒される病気なので、表面的にはわかりません。

なので、金魚の普段の様子で判断する必要があります。

その判断基準として、泳がないこと、があげられるのです。

【金魚の病気】エラ病の症状や原因、治療方法をわかりやすく解説

転覆病の多くは、水面に浮いて潜ることができなくなります。

しかし、稀に沈んで浮けなくなる転覆病を発症する金魚がいます。

このタイプの転覆病を、別名、沈没病と呼びます。

金魚が沈んで動かない!沈没病の症状や原因、治療方法を解説

病気が原因で泳がない場合は、病気の治療が必要になります。

それぞれの病気に合わせて、治療を実施してあげてください。

餌が足りない

餌を長期間あたえないことによっても、金魚は泳がなくなることがあります。

活動するエネルギーが足りなくなるからです。

金魚は大食漢ですが、しばらく餌をあたえなくてもすぐに死ぬことはありません。

1ヶ月ぐらいは生きていられます。

しかし、餌をあたえない期間が長くなると、活動量は低下していきます。

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金魚の調子が悪いときは、まずは塩水浴を実施しよう

金魚が環境への適応や体調不良、病気によって泳がない場合、塩水浴の実施によって症状が改善することがあります。

塩水浴には、日常生活での負担を軽減したり、自然治癒力を高める効果があるからです。

なので、調子が悪いなと思ったら、ひとまず塩水浴を実施して様子を見てもいいでしょう。

塩水浴は金魚の健康を維持するために、必要不可欠な方法なので、ぜひ習得してください。

金魚の塩水浴とは?やり方や効果をわかりやすく解説

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金魚が泳がない原因と対処方法を解説します:まとめ

金魚が泳がない原因と対処方法について書きました。

ひとくちに泳がないと言っても、原因は複数あります。

生理的な理由で泳がないケースもあれば、体調をくずしていることもあります。

ですから、しっかりと見極めて必要な対応をするようにしてください。

ということで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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