金魚の病気など

金魚のくるくる回る動きは赤信号!症状と原因、改善方法とは

2021年2月21日

金魚がくるくる回るのを心配している人「金魚を飼育しているんだけれど、なんだか金魚がくるくると回るんだよね。まるで枯れ葉が落ちてきたときのように、ひらひらと変な泳ぎ方をする。これって病気なのかな?改善できる方法はあるの?」

こんな悩みを解決します

この記事の内容

金魚がくるくる回る動きの原因と改善方法について書いています

こんにちは、せいじです。

金魚の飼育を10年以上しており、金魚のふるさと奈良県大和郡山市より金魚マイスターの認定を受けています。

さて、金魚の姿を見ていると、金魚がくるくると回転して泳ぐ姿を目にすることがありませんか?

金魚すくい用の金魚が入った水槽で、そのような姿を目にすることがあるのではないでしょうか。

あきらかに異常な動きなので、心配になりますよね。

事実、金魚がくるくる回るのは、命にかかわる重大なできごとが起こっている可能性が高いです。

そして、そのままでは確実に死ぬことになります。

というわけで、今回は金魚がくるくる回る動きの原因と改善方法について書いていきます。

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金魚のくるくる回る動きは赤信号!症状と原因、改善方法とは

では、金魚がくるくる回る症状の詳細と原因、そして改善方法について書いていきます。

くるくる回る症状の詳細

金魚がくるくる回る症状をもう少し掘り下げると、普通に浮いていた金魚が、枯れ葉が舞うようにひらひらと泳ぐことをさします。

水中で変わりなく過ごしている金魚が、突然水中をひらひらと舞うように泳ぐのです。

その姿はとても異様で、金魚になにか異常が発生しているのが見てとれます。

くるくると回る症状がではじめると、金魚は短時間で死んでしまうことがほとんどです。

くるくる回る原因はアンモニア中毒

くるくる回る症状が発生する環境をまとめると、次のようになります。

くるくる回る症状が発生する環境

  • 金魚すくいの水槽のような極端な過密飼育
  • フィルターを設置していない

この環境から考えられる原因として、アンモニア中毒があげられます。

なぜなら、アンモニアが分解されない環境だからです。

金魚の排泄物にはアンモニアがふくまれています。

アンモニアは金魚にとって猛毒で、濃度があがると金魚はアンモニア中毒になってしまうのです。

アンモニア中毒になった金魚は、呼吸器障害や意識障害、目の白濁、尾びれの充血といった症状を出しますが、その中のひとつとして、くるくると回るような動きをするようになるのです。

飼育水から異臭がしたら要注意

アンモニア中毒の確定要素として、飼育水の異臭があります。

飼育水からどぶのような臭いがするようであれば、アンモニアの濃度があがっている証拠です。

その中で、水を吸収しながら生きている金魚は、非常に危険な状態にさらされていると言えます。

金魚がくるくる回る動きの改善方法

ここからは、金魚がくるくる回る動きをする場合の改善方法について書いていきます。

実際のところ、くるくると泳ぐ状態にまでなった金魚を、回復させるのはほとんど不可能です。

とはいえ、そのまま指をくわえて死ぬのを待つのはつらいですよね。

ですから、一縷の望みにかけるとして、取り組んでみてください。

また、そのままの環境では、他の金魚にも同様の症状が出るようになります。

他の金魚に発生するのをふせぐためにも、ぜひ実施してください。

水換えをする

改善の方法のひとつ目は、水換えです。

アンモニアの濃度を下げることができるからです。

飼育水のアンモニアを排出し、新しい水と交換しましょう。

異臭が強いようであれば、全量換えることをおすすめします。

全量の水換えは、金魚にとって急激な環境の変化になるため、通常はしません。

しかしアンモニア濃度が高い場合は、アンモニアを減らすのを優先したほうが良い結果につながることがあります。

ただし、水換えの負担によって金魚の体力が持たず、死んでしまう可能性も十分にあります。

そこまで弱ってしまっていたら、いずれにせよ回復はむずかしいですが。

塩水浴をする

水換えをしたら、塩を投入して0.5%の塩水浴を実施してください。

金魚の自然治癒力を高めるためです。

もしかしたらアンモニア中毒から回復するかもしれません。

金魚の塩水浴とは?やり方や効果をわかりやすく解説

過密状態を改善する

アンモニア中毒を引き起こす要素として、過密飼育があります。

過密飼育とは、容器の大きさに適した数よりも多い金魚を飼っている状態をいいます。

適正な数の金魚で飼育できるよう、改善してください。

では、具体的に適正な数というのはどれぐらいでしょうか?

金魚を飼う場合、1匹あたり10ℓの水が必要とされています。

たとえば、60cm水槽の水量は約60ℓなので、適正な数としては6匹が目安となります。

とはいえ、金魚の大きさなどにも関係してくるので、あくまでも目安です。

また、飼育スタイルによっても変わってきます。

大きく育てたいと思っている人であれば、できるだけ少ない数にしぼったほう成長しやすいです。

なので、もっと少ない数で飼育したほうが良いということになります。

フィルターの能力を上げる

フィルターによる生物濾過を使って飼育している場合は、バクテリアによってアンモニアが無害な硝酸という物質に分解されます。

ですから、通常であれば金魚はアンモニアの害を受けずに生活できます。

しかし、フィルターを使用していなかったり、フィルターの能力以上にたくさんのアンモニアが発生するような環境だと、分解が追い付かずにアンモニアの濃度があがってしまいます。

この場合は、生物濾過を強化することで改善が見込めます。

生物濾過を強化する方法

  • メインフィルターにサブフィルターを追加する
  • メインフィルターをアップグレードする

60cm以上の水槽であれば、上部フィルターか外部フィルターをメインのフィルターとして使用するケースが多いでしょう。

そこに、投げ込み式フィルターなどを追加することによって、生物濾過をパワーアップすることができます。

また、上部フィルターを使用している場合であれば、外部フィルターにアップグレードすることにより、生物濾過の機能を向上させることができます。

金魚のくるくる回る動きは赤信号!症状と原因、改善方法とは:まとめ

金魚のくるくる回る動きについて書きました。

くるくる回る動きは、アンモニア中毒でもかなりの重症の状態です。

ここまでくると回復ははむずかしくなります。

ですから、アンモニア中毒にならない飼育環境を心がけてください。

ということで、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

  • この記事を書いた人

せいじ

現在:ハッピーアクト代表
住所:金魚のふるさと奈良県大和郡山
金歴:15年以上
実績:金魚マイスター認定者
    全国金魚すくい選手権20位
内容:金魚の飼育、育成、金魚すくいのコツを発信  

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