金魚の飼い方

金魚を早く効率よく簡単に大きくする方法!10個のポイントを紹介

2020年4月16日

金魚を大きくしたい人「金魚を大きくしたい。金魚はどれぐらい大きくなるのかな?どうやったら効率的に早く金魚を大きく成長させることができるかな?その方法が知りたいな」

こんな悩みを解決します

この記事の内容

金魚を効率的に大きく育てる10個の方法がわかる

こんにちは、せいじです。

金魚飼育を10年以上しています。

大和郡山市の金魚マイスター認定者の肩書を持っています。

さて、金魚っていったいどれぐらい大きくなるかご存知ですか?

品種にもよりますが、もっとも大きく成長する和金で、30㎝以上の大きさになります。

オランダ獅子頭などの金魚についても、大きく成長する品種となっています。

逆に、それほど大きくならない品種もあります。

らんちゅう系については大きくて20㎝程度にしかなりません。

このように、品種によって大きさは異なりますが「できるだけ大きく成長させるにはどうしたらいいの?」と疑問を持つ人もいると思います。

金魚を大きくするポイントは次の通りです。

金魚を大きく成長させる方法

  • できる限り大きな水槽や容器で飼育する
  • 少数で飼育する
  • 餌の量を増やす:餌の回数は1日4~6回
  • ライトの点灯時間を長くして、さらに餌の回数を増やす
  • 水温を25℃に設定する
  • たんぱく質の豊富な餌をあたえる
  • サブフィルターを活用するなど、濾過能力をアップする
  • 酸素を増やすためにエアレーションをする
  • 水換えを頻繁に実施する
  • 青水(グリーンウォーター)で飼育する

では、それぞれを掘り下げていきます。

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金魚を早く効率よく簡単に大きくする方法!10個のポイントを紹介

金魚を、早く効率よく簡単に大きくする方法として、10個のポイントをあげることができます。

ぜひ実践して、金魚を大きく育てましょう。

①できる限り大きな水槽や容器で飼育する

金魚は大きなスペースで飼育したほうが、大きく成長します。

なぜなら、しっかりと運動ができ、餌を食べることができるからです。

逆に、スペースが狭いと、ストレスによって餌食いが悪くなり、あまり成長しません。

というわけで、大きく成長させたい場合は、できるだけ大きな水槽やプラ舟などの容器で飼育するようにしてください。

最低でも60㎝以上の水槽が必要ですね。

②少数で飼育する

大きなスペースを用意したら、そのスペースをフル活用できるよう、飼育する金魚をできるだけ少なくしてください。

60㎝水槽で、1匹~3匹までにしておいたほうがいいです。

1匹あたりのスペースが増えるほど、成長しやすくなります。

③餌の量を増やす:餌の回数は1日4回~6回

金魚を大きく成長させるには、それだけたくさんの餌をあたえる必要があります。

餌を食べれば食べるほど、成長につながるからです。

なので、1日に与える餌の回数を増やしましょう。

ポイントは、1回の餌の量を増やすのではなく、1日の回数を増やすようにすることです。

金魚の1回の餌の量は、5分以内で食べきれるぐらいが適量とされています。

それ以上に量を増やしてしまうと、金魚が消化不良を起こしたり、食べ残した餌によって水が汚れやすくなってしまうのです。

なので、1回の量はそのままで、回数を増やすようにしてください。

なお、餌のあたえる間隔は、最低でも2時間以上あけるようにしてください。

そうすることで、消化不良のリスクを下げることができます。

あと、餌をあげるのは、太陽があがっている明るい時間帯のほうが好ましいです。

日が落ちて、暗い中であげてはいけません。

こちらも消化不良のリスクがあがるからです。

太陽があがっている間、2時間おきに給餌したとして、だいたい4回~6回ぐらいが上限になります。

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④ライトの点灯時間を長くして、さらに餌の回数を増やす

餌の回数をさらに増やすのであれば、ライトの転倒時間を延長する方法があります。

金魚は暗くなると、活動を低下させてしまいます。

なので、ライトで明るい環境を作り、活動的な状態にして餌の回数を増やすのです。

マニアな人は、金魚の成長スピードを上げるために、一晩中ライトを点けっぱなしにして、給餌しつづけるといった荒業を実施されるようです。

⑤水温を25℃に設定する

餌をたくさん食べてもらうためには、水温が重要です。

金魚の食欲がマックスになる水温は、25℃ぐらいです。

なので、ヒーターを使って水温を調整してあげてください。

夏場は水温が25℃以上になるので、餌をしっかりあげるようにしてください。

もし水温が上がり過ぎて、餌を食べる量が落ちるようであれば、水槽用のクーラーを使って水温調整しましょう。

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⑥たんぱく質の豊富な餌をあたえる

金魚はたんぱく質の豊富な餌を食べることによって、成長が促進されます。

なので、たんぱく質がたくさん含まれている餌をあたえるようにしてください。

冷凍赤虫や、増体用の餌を使うといいですね。

なお、餌の選び方やおすすめの商品については、金魚を大きくする餌選びのポイントやおすすめの商品を紹介をご覧いただけるとうれしいです。

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⑦サブフィルターを活用するなど、濾過能力をアップする

餌を増やすということは、その分金魚の排泄の量が増え、飼育水が汚れやすくなるということです。

なので、メインのフィルターを大きくするか、投げ込み式フィルターなど、サブフィルターを追加して水槽の濾過能力をアップさせましょう。

水質の悪化は金魚のストレスとなり、餌を食べる量が減ったり、体調をくずす原因となります。

⑧酸素を増やすためにエアレーションをする

水槽内の酸素濃度を増やすと、水がきれいになります。

なぜなら、飼育水の汚れを分解するバクテリアの数が増えるからです。

汚れを分解するバクテリアは酸素を好みます。

なので、水槽内の酸素を増やすことでバクテリアの数を増やすことができるのです。

バクテリアの効果についての詳細は、金魚水槽のバクテリアの効果をわかりやすく解説を読んでいただけるとうれしです。

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⑨水換えを頻繁に実施する

金魚は新しい水の刺激によって、新陳代謝がアップすると言われています。

なので、水換えをすると金魚は餌をたくさん食べるようになります。

1週間に1回ぐらいのペースの水換えを目安にするといいと思います。

途中で餌の食いが落ちてくるようであれば、水換えの間隔をさらに短くしてください。

⑩青水(グリーンウォーター)で飼育する

青水も金魚を大きく成長させるのに効果的です。

青水に含まれる植物性たんぱく質を摂取することによって、金魚の成長が促進されるからです。

動物性のたんぱく質をたくさん含む餌をあたえつつ、青水の植物性プランクトンも摂れる環境になることで、さらに早く金魚が成長するはずです。

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金魚を早く効率よく簡単に大きくする方法まとめ

金魚を効率よく、早く成長させるための10個のポイントを書きました。

大きな金魚は優雅で美しく、迫力があります。

しかし、成長させるためにはリスクもともなうので、それなりの手間が発生することを前提にしておいてください。

夏場の水温の高い時期は、金魚も活発に活動するため、体調をくずしにくく、大きく成長しやすい季節となります。

この季節を活用して、金魚を大きく成長させていきましょう。

というわけで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

  • この記事を書いた人

せいじ

現在:ハッピーアクト代表
住所:金魚のふるさと奈良県大和郡山
金歴:15年以上
実績:金魚マイスター認定者
    全国金魚すくい選手権20位
内容:金魚の飼育、育成、金魚すくいのコツを発信  

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