金魚の病気など

金魚の食欲がない、餌を吐き出すのは病気?考えられる原因は?

2020年5月10日

金魚の食欲不振に困っている人「金魚の食欲がなくて、餌をあげても食べなかったり、食べたと思っても吐きだすんだよね。前は、餌をあげると大はしゃぎだったのに、どうしちゃったの?このままだと死んでしまうかも。食べるようにするにはどうしたらいいのかな?」

こんな悩みを解決します

この記事の内容

金魚の食欲がない、餌を吐き出す理由と対策について解説します

こんにちは、せいじです。金魚の飼育を15年以上しています。

さて、金魚飼育の醍醐味として、餌やりがあります。

餌をあげると、金魚は大喜びで餌に飛びつき食べるんですよね。

その姿ったら、本当にかわいくて癒されます。

そんな金魚が餌を食べなかったり、食べたとしてもすぐに吐き出してしまう、なんて状況は、異常事態が発生している証拠です。

その原因としては、次のようなことが考えられます。

金魚の食欲がない、吐き出す原因

  • 環境の変化
  • 水質の悪化
  • 水温の低下
  • 水温が高すぎる
  • 病気によって食べられない
  • 餌が古い、もしくは好みの餌ではない
  • お腹がいっぱい
  • 糞や砂利を口に入れている

適切な対応をしなければ金魚が死んでしまう可能性があります。

というわけで、今回は金魚の食欲がない、吐き出す原因について解説します。

金魚の食欲がない、餌を吐き出すのは病気?考えられる原因は?

では、金魚の食欲がなかったり、吐き出す原因について見ていきましょう。

環境の変化

金魚は環境の変化に敏感な生き物です。

水質が変わったり、水槽などの環境が変わるとストレスを感じます。

そして、環境に適応しようとして頑張ります。

たとえば、買ってきたすぐの金魚は、水槽の底でじっとしています。

これは、環境に適応しようと頑張っている証拠なのです。

この間に餌をあげても、基本的には食べようとしません

環境の変化によるストレスで、食欲が低下するからです。

ですから、環境に適応して泳ぎ出すまで、餌をあげずに様子を見てあげてください。

水質の悪化

飼育水が汚れて、水質が悪化することでも、金魚の食欲は低下します。

なぜなら、水質の変化は金魚にとってストレスになるからです。

水質を悪化させる主な原因は、餌の食べ残しや金魚の排泄物です。

水換えをしないで長く飼育していると、餌や排泄物により汚れが溜まり、金魚の食欲が低下してしまうことになります。

水温の低下

金魚は水温の低下によっても、食欲がなくなります。

変温動物なので、水温によって活動量が低下し、一定の水温になると冬眠するからです。

具体的には、金魚は水温が10℃を切ると、活動量が大幅に低下します。

そして、水温が5℃前後になると、冬眠状態になります。

この状態になると、ほとんど餌を食べません。

餌をあたえても水を汚すだけになるため、冬場は餌をあたえないようにしてください。

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水温が高すぎる

逆に水温が高すぎても、金魚の食欲は低下します。

夏バテのような状態となり、あまり食べなくなるのです。

35℃を越えると、餌食いが落ちます。

病気によって食べられない

金魚が餌を食べない、吐き出す行為は、病気によるものである可能性もあります。

病気によって体調が悪くなると、餌を食べようと思っても食べられなくなるのです。

金魚をよく観察して、病気の症状が出ていないか確認してください。

「でも、これといって金魚の身体には異常が見られないよ」

そういった場合は、エラ病の可能性が考えられます。

エラ病は、いろいろな理由でエラの内側がやられてしまう病気で、外からは症状がわからず、気づきにくい病気です。

エラ病によってエラがおかされていると、金魚は餌を食べなくなったり、食べようとしても吐き出してしまう状態になります。

餌が古い、もしくは好みの餌ではない

餌が古かったり、金魚の嗜好に合わない可能性も考えられます。

古い餌は酸化して、食べると病気の原因になります

たとえ、賞味期限内であったとしても、保存の仕方によっては餌が傷みやすくなります。

あまり食べないようであれば、あたえないようにしましょう。

また、稀にですが、金魚の嗜好に合わないことが原因である場合があります。

お腹がいっぱい

金魚は満腹中枢がない、もしくは鈍い生き物です。

なので、餌をあたえたらいくらでも食べようとします。

しかし、食べられる量には限界があります。

お腹が満腹になれば、食べようと思っても物理的に入っていかなくなるからです。

ですから、結果的に吐き出す形になっていると考えれます。

糞や砂利を口に入れている

そもそも、餌ではないものを口に入れている場合、金魚は吐き出します。

金魚は、水中にあるものをなんでも口に入れる習性があります

たとえそれが自分たちの糞であっても、金魚はいったん口に入れるのです。

しかし、食べ物でないことがわかると、すぐに吐き出します

なお、砂利を口に入れて吐き出す行為もよくしますが、これは砂利についた苔をこそぎとって食べていると考えられます。

金魚が餌を食べないときの対策

さて、餌を食べてくれない金魚が、食べてくれるようになるにはどうしたらいいでしょうか。

ここからは改善する方法について書いていきます。

金魚の食欲不振の対処方法

  • 環境への適応を待つ
  • 水質を維持する
  • 水温を調節する
  • 病気の治療をする
  • 餌を新しいものにする、種類を見直す

上記の理由を参考に、それに合わせた対策を講じるようにしてください。

環境への適応を待つ

環境が大きく変わったことにより餌を食べないケースは、しばらくそっとして、様子を見てあげましょう。

環境に適応すれば、金魚は餌を食べるようになります

くれぐれも、むりやり食べさせないようにすることが重要です。

なぜなら、頑張って食べさせると、体調をくずしてしまう可能性が極めて高くなるからです

環境に適応しようとエネルギーを使っている金魚は、消化に十分なエネルギーを使うことができません。

ですから、消化不良や免疫力の低下により体調をくずしやすくなるのです。

なので、新しく金魚を飼うときや、環境を大きく変えた場合は、3日~7日間、餌をあげずにそっとしておいてあげましょう

3日ほどして元気に泳ぎ出したら、餌をあげても大丈夫です。

また、環境の変化のストレスを軽減するためには、塩水浴が効果的です。

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水質を維持する

水質の悪化が原因の場合は、水換えのサイクルが合っていない可能性があります。

水が汚れるスピードに対して、水を交換する頻度が少なすぎるということです。

ですから、水換えの頻度を増やすなどして対応してください。

それまで特に問題なかったのに、急に水質が悪化することもあります。

その場合は、バクテリアによる生物濾過の機能が、なんらかの原因により低下している可能性があります。

たとえば、濾材の掃除をしたとか、大量の水を交換した、水温が上昇したなどの原因が考えられます。

水換えの頻度を上げるか、水温上昇の場合はエアレーションを設置して対応してください。

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水温を調節する

金魚が餌を食べるのに適した水温は、20〜30℃ぐらいになります。

ですから、水槽用のヒーターやクーラーなどを使用して、水温を調整してあげてください。

水温による食欲の低下を改善することができます。

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病気の治療をする

餌を食べない原因が病気の場合は、治療をすることが必要になります。

症状を観察してなんの病気かを特定し、その病気にあった治療を実施してください。

もし、病気がすぐに特定できないようであれば、塩水浴を実施しましょう。

塩水浴には、金魚の体調を回復させる効果があるからです。

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餌を新しいものにする、種類を見直す

金魚の餌が古かったり、嗜好が合わないような場合は、餌を別のものに変えましょう。

餌にはいろいろなタイプがあります。

たとえば、粒状やフレーク状、そして浮くタイプや沈むタイプのものです。

金魚が喜んで食べる餌を見つけてあげてください。

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金魚の食欲がない、餌を吐き出すのは病気?考えられる原因は?

金魚が餌を食べなかったり、口に入れても吐き出すときの原因と対処方法について書きました。

金魚は大食漢で、食べることが大好きな生き物です。

健康であれば、四六時中餌を欲しがります。

そんな金魚が餌を食べなかったり、吐き出すというのはSOSのサインである場合が多いです。

なので、原因を考えて適切に対応してあげてください。

本記事がお役に立てば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

  • この記事を書いた人

せいじ

現在:ハッピーアクト代表
住所:金魚のふるさと奈良県大和郡山
金歴:15年以上
実績:金魚マイスター認定者
    全国金魚すくい選手権20位
内容:金魚の飼育、育成、金魚すくいのコツを発信  

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