金魚の水槽にカキガラを入れるのはなぜ?その効果とは

金魚の飼い方

カキガラの効果を知りたい人「金魚の水槽にカキガラを入れるとどんな効果があるの?水槽にカキガラを入れたら、金魚に良い効果があるって聞いたんだけど、具体的にはどんな効果なんだろう」

こんな疑問を解決します

この記事の内容
金魚の水槽にカキガラを入れるとどんな効果があるのかについて書いています。また、おすすめのカキガラについても紹介しています

こんにちは、せいじです。

金魚の飼育を10年以上しており、金魚のふるさと奈良県大和郡山市より金魚マイスターの認定を受けています。

さて、インターネットやペットショップに行くと、水槽用のカキガラが販売されているのを見たことがあると思います

金魚の水槽にカキガラ?どうして入れるんだろう?と疑問に感じた人も少なくないのでは?

私も初心者のころ、金魚屋さんの店主にすすめられたのですが、半信半疑でした。

しかし、カキガラは、金魚にとって住みやすい環境をもたらしてくれるんですね。

その理由は、次のような特徴を持っているからです。

カキガラの特徴

  • 水のpHをアルカリ性に傾ける
  • 多孔質でバクテリアの棲処になる

というわけで、今回は金魚の水槽にカキガラを入れると、どんな効果があるのかについて解説していきます。

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金魚の水槽にカキガラを入れるのはなぜ?その効果とは

では、金魚の水槽にカキガラを入れると得られる効果について書いていきます。

金魚は常に水の中で過ごします。

ですから、長生きできるか、短命に終わるか、その大部分に水が関係しているのです。

カキガラはその水を、金魚にとって住みやすいものに変える作用を持っています。

カキガラを水槽に入れると発生する効果

カキガラとは、牡蠣の殻のことです。

貝類の殻には、水をアルカリ性に傾ける作用があります。

なぜなら、貝の殻には炭酸カルシウムがふくまれているからです。

炭酸カルシウムは、水に溶けるとアルカリ性を示します。

貝の殻を水中に入れておくと、炭酸カルシウムが徐々に溶け出して、飼育水をアルカリ性に傾けるんですね。

貝の中でもカキガラが適している理由

とはいえ、水槽用に販売されているのは、カキガラだけですよね。

他の貝の殻が売られているのを、私は知りません(知らないだけかも知れませんが)

様々な種類の貝がいるなかで、どうして牡蠣の殻が使われるのでしょうか。

その理由は、牡蠣の殻が多孔質だからです。

多孔質とは、表面にたくさん孔があいていることを言います。

目で見てもわかりにくいですが、牡蠣の殻の表面には、小さな孔がたくさんあるんですね。

で、どうして孔がたくさんあるといいかというと、生物濾過に必要なバクテリアの棲処になるからです。

ですから、カキガラは水質をアルカリ性に傾けてくれるだけではなく、生物濾過の強化といった効果も水槽にもたらしてくれるのです。

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金魚に適している水質は中性〜弱アルカリ性

そもそも、水質をアルカリ性に傾けてくれるのが、どうして金魚にとって良いのでしょうか。

その理由は、金魚が生活するのに適した水質が、中性〜弱アルカリ性だからです。

金魚を飼育する際、ほとんどの人がカルキ抜きした水道水を使いますよね。

水道水は中性に調整されているため、金魚にとって生活しやすい水質になっています。

ところが、二酸化炭素が増えたり、汚れ溜まってくると、徐々に酸性に傾いていくのです。

酸性に傾いた水質で過ごすことは、金魚にとってストレスなんですね。

ストレスは免疫力の低下をまねき、病気の原因となります。

しかし、カキガラを入れておけば、酸性に傾く水質を、中性〜弱アルカリ性に維持してくれ、金魚へのストレスを避けることができます。

そして、水の汚れの排出と、水質の改善を目的とする水換えの頻度も、環境によって下げることができます。

カキガラを入れる際の注意点

それならさっそくカキガラを入れよう!となるかもしれませんが、ちょっと待ってください。

いきなりカキガラを投入すると、急激に水質が変化して、逆に金魚にストレスになる可能性があります。

というのも、金魚には環境に適応する力があるからです。

金魚が好む水質は中性〜弱アルカリ性なのですが、酸性に傾いたとしても、その変化がゆるやかであれば適応して健康に過ごすことができます。

もちろん、大幅に酸性を示す水質までいくと、話しはちがってきます。

しかし、弱酸性程度であれば問題なく生活できるでしょう。

そのいっぽうで、急激な水質の変化には弱い性質があります。

ですから、酸性に傾いている水質の状態で、いきなりたくさんのカキガラを投入すると、水質の変化に金魚がついていけず体調をくずす恐れがあるのです。

また、最悪の場合はpHショックを起こす可能性も考えられます。

pHショックを起こすと、助かる可能性はほとんどありません。

ですから、最初は少量のカキガラを投入し、1ヶ月ほどかけて少しずつ量を増やしていきましょう。

そうすることで、水質の変化をゆるやかにすることができます。

金魚のペーハー(ph)ショックとは?症状や対処方法を解説します

カキガラはどれぐらい入れたらいいの?

ところで、カキガラはどれぐらいの量入れたらいいのでしょうか。

スドーから販売されているカキガラの説明書きには、50リットルあたり120グラムとされています。

これぐらいの量を目安に投入すればいいでしょう。

私は、お茶パックにつめて、上部フィルターの濾過槽に設置しています。

カキガラの効果はどれぐらい?

カキガラを水槽に入れた場合、どれぐらいの期間、効果があるのでしょうか?

水質に対しての効果は、カキガラが溶けてなくなるまで持続します。

溶けるスピードはかなり遅いので、一度導入すると年単位でその効果を得ることが可能ですね。

ただし、目詰まりしやすいため、生物濾過の作用については3ヶ月〜半年ぐらいで低下する可能性があります。

とはいえ、安価で販売されているため、交換するのもありでしょう。

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おすすめのカキガラを紹介

ここからは、おすすめのカキガラを紹介します。

スドー特選カキガラ

最初に紹介するのは、スドーの特選カキガラという商品です。

600gを120gずつ、5袋に小分けした形で販売されています。

そして、1袋でだいたい60cm水槽1台分となります。

大きな水槽で使用する場合は、使いやすくていいと思います。

難点としては、小分けの袋があまり丈夫でないこと。

洗うと破れてしまうリスクがあります。

ですから、やさしく洗うようにしてください。

また、使用する前はしっかりとゆすいでから洗うようにしてください。

そうでないと、水が白く濁ります。

水作カキガラミニパック

45ℓまでの小型の水槽でしようするのであれば、水作のカキガラミニパックがおすすめです。

少量を1つの袋に入れて販売しています。

手軽に使えて便利ですよ。

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金魚の水槽にカキガラを入れるのはなぜ?その効果とは:まとめ

金魚の水槽にカキガラを入れる効果について書きました。

水質は金魚にとってもっとも大切な要素のひとつです。

水の中で生活するわけですから、当然ですよね。

カキガラをうまく活用して、金魚にとって過ごしやすい環境を作ってあげるようにしてください。

ということで、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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