水槽の苔を落としたい人「水槽の苔を落としたい。時間が経つと、水槽に苔が生えて見た目が悪くなるよね。だからこまめに掃除してるんだけれど、いちいち手が水に濡れて大変。冬なんかは飼育水が冷たくて凍り付きそうになる。なにか便利な道具はないかな?」
こんな悩みを解決します
この記事の内容
手を濡らさずに苔掃除ができるマグネットクリーナーを紹介します
こんにちは、せいじです。
金魚飼育を10年以上しています。
水槽の苔掃除の強い味方、マグネットクリーナーをご存知ですか?
マグネットクリーナーは水槽の苔を取る道具です。
水槽の中に手を入れずに使うことができるので、こまめに掃除することができます。
ガラスクリーナーを使えば、水槽の掃除が断然楽になり、苔が観賞の邪魔になる、なんてことも減るはずです。
というわけで、今回はガラスクリーナーを紹介しつつ、商品の特徴を紹介していきます。
水槽掃除に便利な道具、マグネットクリーナーとは?
マグネットクリーナーとは、磁石を使った掃除道具です。
手持ち部分とブラシ部分が2つに分かれていて、磁石でくっつくようになっています。
水槽の外に手持ち部分、中にブラシを入れて、ガラスを挟んでくっつけて使います。
外の手持ち部分を動かせば、磁石の力で中のブラシも動き、水槽のガラスをこすることができます。
そして、ガラス面の苔などの汚れを取り除くことができるのです。
マグネットクリーナーのメリットは?
さて、便利なマグネットクリーナーのメリットについて書いていきます。
マグネットクリーナーは、手を濡らすことなく、苔を取り除くことができる便利な道具です。
いつでも手軽に掃除できるので、水槽を常にきれいに保つことができます。
さらにメリットを掘り下げていきます。
手を濡らさずに掃除ができる(特に冬はうれしい)
なんといってもマグネットクリーナーのメリットは、手を濡らさずに水槽の中の掃除ができるという点です。
マグネットクリーナーがなければ、腕をまくり、水槽に手を突っ込んで掃除をし、終わったらしずくがたれないようにタオルで手を拭き、さらに洗面所に行って手を洗うという手間が発生します。
特に冬の寒い時期だと、飼育水が冷たくて、水槽に手を入れる気になれません。
なのでついつい掃除がおろそかになってしまいがちになりやすいんですよね。
しかし、マグネットクリーナーだと「水槽の水の中に手を入れる」という最大のハードルをなくすことができるので、掃除をしやすくなるのです。
こまめに苔を取ることができ、見た目の綺麗さを維持できる
手を濡らさずに水槽のガラス面の掃除をすることができれば、掃除の頻度は確実にあがります。
その結果、苔がついてもこまめに掃除するようになり、いつでも見た目がきれいな水槽を維持することができるのです。
苔だらけの水槽では、観賞を楽しむことはできませんよね。
マグネットクリーナーがあれば、水槽をいつも観賞に適した状態にすることができます。
手軽に「ついで」掃除ができ、時間と手間を省くことができる
マグネットクリーナーがあれば、餌をあげたついでや、金魚の様子を見たついでに手軽に掃除をすることができます。
手軽に掃除をすることができれば、わざわざ掃除をする時間を作る必要がなくなります。
この日に掃除をするぞ!と決めてやらなくても、なにかの「ついで」できるので、手間に感じなくなります。
手の汚れによって金魚に害を与えずに済む
飼育水に手を入れることは、金魚にとってあまりいいことではありません。
手についている物質によって、金魚に悪影響をあたえる可能性があるからです。
たとえば、タバコや石鹸、ハンドクリームなどの成分は、金魚にとって良くありません。
マグネットクリーナーがあれば、飼育水に手を入れずに済むため、手の汚れが原因で金魚に悪影響をあたえずに済みます。
マグネットクリーナーのデメリットは?
メリットが多いマグネットクリーナーですが、次はデメリットについて書いていきます。
デメリットは、水槽に傷がついてしまう可能性があるのと、水槽の角や底近辺については掃除しきれない部分がでて、完全にきれいにしようと思ったら手作業でする部分が出てしまうこと。
そして、マグネットを雑に動かすと、外れて掃除ができなくなってしまうこと。
最後は、磁石の影響によって、機械などが悪影響を受ける恐れがあること、などが考えられます。
掘り下げていきます。
水槽に傷がつく恐れがある
マグネットクリーナーは、持ち手とブラシ部分でガラス面をはさんで掃除をします。
しかし、マグネットが外れた拍子に、砂利などが間に挟まることがあります。
持ち手部分とブラシ部分の間に砂利がはさまったまま掃除をしてしまうと、砂利で水槽に傷がついてしまいます。
ブラシ面に硬いものが挟まっていないか、十分注意する必要があります。
苔が取りきれない部分は手作業が必要
形状や材質の関係から、マグネットクリーナーでは掃除しきれない部分が出てきます。
水槽の角の部分や、底周辺については、ブラシが隙間に入ることができあにので、汚れが残ってしまうのです。
この部分については、水槽に手をいれて、スポンジを使って掃除をする必要があります。
マグネットが外れてしまうことがある
マグネットクリーナーは素早い動きに弱い傾向があります。
動きが早すぎると、マグネットが外れてしまうのです。
ブラシが外れた場合、ブラシの部分が沈むタイプのマグネットクリーナーだと、基本的には水槽に手を入れて、くっつける必要が出てきます。
一部浮くタイプのクリーナーであれば、外れて水面に浮かんでいるブラシ部分に持ち手部分を近づけることで、磁石で引っ張られてくっついてくれるので便利ですね。
磁石の悪影響に注意が必要
磁石は電子機器に悪影響を及ぼすことがあります。
たとえば時計などの精密機械をつけたまま使うときは、時計が磁石の力によって壊れてしまわなによう、注意しなければなりません。
マグネットクリーナーを徹底比較、おすすめの商品と特徴を紹介
最後に、おすすめのマグネットクリーナーを紹介していきたいと思います。
使い勝手、マグネットの強さ、おしゃれ感、それぞれの特徴を持つ商品です。
60㎝前後の水槽で使いやすいサイズになっています。
参考にしていただけたらうれしいです。
安価で使い勝手の良さ:浮くりーなーMサイズ
ニッソーの浮くりーなーMサイズは、値段が1000円前後と安価で、使いやすい商品です。
人気の秘密は、名前にもなっている通り、ブラシ部分が浮く使用になっていることですね。
ほとんどのマグネットクリーナーは、マグネットが外れると、ブラシ部分は沈んでしまいます。
持ち手の磁石を近づけると、ブラシが元に戻る場合がありますが、このときに砂利を噛んでしまい、ガラス面を傷つけてしまう可能性が高くなります。
また、ブラシ部分が重すぎて、持ち手を近づけても復活しないことが多いです。
しかし、浮くりーなーだと、マグネットが外れてもブラシ部分は水面に浮きます。
そして、水面をさまよっているブラシ部分に持ち手を近づけると、磁石の力に吸い寄せられて元に戻ります。
このときに砂利を噛んでしまう心配もありません。
あと、片方の側面までブラシがついており、曲げガラス水槽にも対応しています。
強力マグネットと薄いブラシ部分が特徴:nano mag
外れないマグネットクリーナーを求めている方は、nano magがおすすめです。
強力な磁石によって、かんたんに外れることがありません。
外れることを気にすることなく掃除したいよ、って人にはぴったりですね。
また、薄く小回りが利く設計で、使いやすい商品となっています。
おしゃれなクリーナー:ZEST CROSS MAGNET X1
マグネットクリーナーは、常に水槽に設置した状態となります。
なので、見た目を気にする人にとっては、取っ手部分におしゃれを求める人もいるのではないでしょうか。
そこで紹介したいのが、ZEST CROSS MAGNET X1です。
持ち手の部分が木製になっていて、おしゃれに加工されています。
使い勝手も良く、マグネットが外れた場合、ブラシ部分が浮く使用となっています。
水槽掃除に便利!マグネットクリーナーを徹底比較【手が濡れません】:まとめ
手を濡らさないで水槽のガラス面を掃除することができる、マグネットクリーナーについて書きました。
マグネットクリーナーは、観賞魚を愛する人にとって、とても強い味方です。
これがあれば、掃除の手間は激減することまちがいなしです。
水槽に手を入れて掃除をすることに負担を感じる人は、ぜひ使用することをおすすめします。
では、今回はこの辺で。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。