金魚の飼い方

金魚の秋の飼育方法を網羅的に解説します

2021年7月6日

金魚の秋の飼育方法を知りたい人「金魚の秋の飼育方法を知りたい。金魚を飼って初めての秋を迎える。秋は飼育がむずかしいって聞いたんだけれど、どうやって飼育したらいいのかな」

こんな疑問を解決します

この記事の内容
金魚の秋の飼育方法を網羅的に書いています

こんにちは、せいじです。

金魚の飼育を10年以上しており、金魚のふるさと奈良県大和郡山市より金魚マイスターの認定を受けています。

さて、変温動物である金魚は、温度に大きな影響を受けます。水温によって身体の機能が変わるからです。

温水性であるため、高い水温のほうが活発に活動でき、水温が低くなることによって活動が低下します。

日本では四季に応じて気温が変化します。ですから、季節に合わせて金魚の飼育方法を変える必要があるわけですね。

その中でも、春や秋は特に注意が必要な季節となります。なぜなら、気温の移り変わりが激しく、水温が不安定になるからです。

さらに秋は、暑い時期から寒い時期へと変わっていく狭間の季節となります。金魚の身体の機能が低下する方向に向かっていくことになるので、特に餌やりに注意が必要になってきます。

というわけで、今回は金魚の秋の飼育方法を網羅的に解説します。

金魚の秋の飼育方法を網羅的に解説します

では、金魚の秋の飼育方法について書いていきます。まずは金魚飼育に関係する秋の特徴と、金魚の状態について見ていきます。

それをふまえて、金魚の具体的な飼育方法について、おさえておくべき項目に分けて書いています。

秋の季節の特徴と金魚

人にとって秋は、四季の中でも過ごしやすい季節になります。食欲が増し、スポーツを楽しむのに適した季節と言われますよね。それにくわえて、読書を楽しむなど落ち着いた行為についても向いている季節になります。

では、金魚にとってはどうでしょうか。

金魚にとって秋という季節は、水温が下がる冬にむけての準備期間となります。

真夏の暑い時期に活発に活動してきた金魚たち、たくさん餌を食べて大きく成長した個体もいるでしょう。

秋の入口はまだまだ残暑によって暑い日も多く、夏と同様たくさんの餌を食べて活動的に過ごしてくれます。

しかし、秋が深まるにつれて朝晩の冷え込みが厳しくなり、やがて日中の気温も下がってきます。それにあわせて、金魚の飼育方法も調整してあげる必要があるのです。

翌年の春に繁殖を予定している金魚にとっては、秋は冬を安全に乗り越え春を良い状態でむかえるにために非常に重要な季節となります。

秋に体調をくずしてしまうと、良い産卵につながらないからです。

屋外飼育の場合であれば、産卵どころか冬を乗り越えられない可能性もあります。ですから、秋は健康管理をしっかりと行い、冬越えに向けてしっかりと準備をする季節なのです。

なお、金魚の冬の飼育方法については、金魚の冬の飼育方法や冬眠について解説【秋の健康状態が重要です】をご覧ください。

では、具体的な飼育方法について見ていきます。

秋の餌やり

先で触れたように、秋は気温の移り変わりが大きい季節です。夏の残暑を経て、冬直前の寒い季節を過ごすことになるからです。

また、この間に日中と朝晩の気温差が激しい時期もあります。それに合わせて餌を調整しなければなりません。

まとめると次のようになります。

秋の餌やりのポイント

  • 初旬:暑い時期はしっかりと餌をあたえる
  • 中旬:気温が上がるタイミングで餌をあたえる
  • 下旬:1日1回の頻度に減らす

気温が高いうちは、冬に向けてしっかりと餌をあたえましょう。冬の餌切りの時期にも耐えられるようにするためです。

そして、朝晩の冷え込みが厳しくなってきたら、昼前後のこれから気温が上がるタイミングで1〜2回、餌をあたえるようにしてください。

夕方近くに餌をあたえると、そこから水温が低下し消化不良を起こす可能性があります。

餌をあたえるタイミングが重要になります。

下旬になれば日中の気温も低下してきます。金魚の活動量が下がり、消化能力も低下してきます。ですから、餌の回数を1回に減らすようにしてください。

秋の水換え

金魚の飼育では、水換えは欠かせない行為となります。金魚にとって有害な物質を飼育水から排出する必要があるからです。

秋の水換えの注意点は、次のようになります。

秋の水換えの注意点

  • 餌の量に合わせて頻度を調節する
  • 水槽内と飼育水の水温を慎重に合わせる

水槽内で発生する金魚の有害物質は、主にアンモニアと餌の食べ残し、食べかすになります。

アンモニアは金魚の排泄物から排出されます。ですから、飼育水の汚れ具合は餌の量に比例するということになります。

それに合わせて、水換えの頻度を調整する必要があります。

また、秋は1日の中でも気温差が大きくなる季節なので、水換え時の新水の温度に注意してください。

汲み置きをせず、水道の蛇口からの水をすぐに使用する場合、飼育水との温度差が大きくなっている可能性があります。

しっかりと調整してあげるようにしてくださいね。

【金魚】水換え時の温度(水温)合わせについて解説します

秋は病気になりやすい季節

秋は金魚が病気になりやすい季節です。気温が低下傾向にあるからですね。

下がっていく気温の中では、餌やりが非常に重要となります。つい夏のペースで餌をあたえすぎると、金魚が消化不良を起こし、転覆病やその他の病気の原因となります。

消化不良はストレスとなり、金魚の免疫力を低下させるからです。

前述した餌やり、水換えを状況に合わせて行うことにより、金魚の健康を守ることができます。

なお、秋に金魚がなりやすい病気としては、次のようなものがあげられます。

秋になりやすい病気

  • 転覆病
  • 穴あき病
  • 白点病

なお、上記の病気がどうして秋に発症しやすいかについては、金魚が秋になりやすい病気とその原因、予防方法とは?をご覧ください。

予防方法や治療方法もふくめて書いています。参考になれば幸いです。

金魚の秋の飼い方を網羅的に解説します:まとめ

金魚の秋の飼育方法について、網羅的に解説しました。

特に屋外飼育で、繁殖を考えている人にとっては重要なポイントをまとめました。

屋内水槽では、ここまで影響が大きくないかもしれません。しかし、外気温によって水槽の水温が影響を受けるような環境であれば、その変化に合わせて飼育方法を調整するようにしてください。

ということで、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

  • この記事を書いた人

せいじ

現在:ハッピーアクト代表
住所:金魚のふるさと奈良県大和郡山
金歴:15年以上
実績:金魚マイスター認定者
    全国金魚すくい選手権20位
内容:金魚の飼育、育成、金魚すくいのコツを発信  

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