金魚の飼い方

金魚の水槽に入れる水道水のカルキ抜きをしないとどうなる?

カルキ抜きをしないとどうなるのか知りたい人「金魚の水槽に入れる水道水のカルキ抜きをしないとどうなるのか知りたい。水道水で金魚を飼育する場合は、カルキ抜きをしないといけないって聞いたんだけれど、どうしてかな?もししないとどうなるの?」

こんな疑問を解決します

この記事の内容
金魚の水槽に入れる水道水のカルキ抜きをしないとどうなるのかについて書いています

こんにちは、せいじです。

金魚の飼育を10年以上しており、金魚のふるさと奈良県大和郡山市より金魚マイスターの認定を受けています。

さて、金魚を水道水で飼育する場合、カルキ抜きをしなければならないと言いますよね。

水道水には、人間が安全に飲むことができるように、塩素がふくまれているからです。

水道水にふくまれている塩素の量は、人間にとってはほとんど害のない程度の量ですが、身体の小さい金魚では有害となります。

すぐに死ぬことはありませんが、状態によってはしばらくして死んでしまう可能性があります。

また、金魚だけでなく、水槽の中に存在するバクテリアも死んでしまいます。ですから、水槽内の水の浄化作用が働かくなり、水が汚れやすくなります。

こちらも金魚が死んでしまうリスクを高めることになります。

というわけで、今回は金魚の水槽で使う水道水のカルキ抜きをしないとどうなるのかについて解説します。

金魚の水槽に入れる水道水のカルキ抜きをしないとどうなる?

では、金魚の水槽で使う水道水のカルキ抜きをしないとどうなるのかについて書いていきます。

水道水には、菌の繁殖を防ぐために塩素がふくまれています。塩素は、生き物によって有害となります。

人間も塩素で害を受けますが、水道水にふくまれている量は非常に少ないため、健康被害が出ることはありません。

しかし、人間よりも小さい生き物にとっては、害が発生するレベルになってしまいます。

バクテリアが死に生物濾過が機能しなくなる

金魚の水槽に、カルキ抜きをしていない水道水を入れると、バクテリアが死んでしまうことになります。

バクテリアは、生物濾過と呼ばれる水を浄化する働きをしています。

金魚にとって有害なアンモニアを、バクテリアが無害な物質に変えてくれるのです。

しかし、バクテリアは塩素に弱く、水道水レベルの量でも死んでしまいます。ですから、水槽に塩素がふくまれた水道水が入ってくると、全滅してしまうのです。

バクテリアが死んでしまった水槽は、立ち上げたばかりの浄化作用がまったく働かない状態になります。

しばらくするとバクテリアは復活しますが、それまでは水換えによってアンモニアを排出しなければなりません。

ですから、金魚の数に合わせて3日~1週間に1回のペースで1ヶ月ほど水換えを実施してください。

金魚水槽の立ち上げ時のバクテリアについて解説します

金魚にダメージをあたえる

塩素は金魚にとっても有害となります。水道水レベルの塩素でも、金魚はストレスを感じるからです。

しかし、水道水に入れたらすぐに死んでしまうか?と言われると、そこまでの影響はありません。

ただ、確実に有害となるので、数日のうちに金魚が弱ってしまったり、病気を発症してしまうことがあります。

ところで、金魚すくいの金魚を連れ帰って、新しく水槽に入れたらすぐに死んでしまったといった経験を持っている人は少なくないでしょう。

すぐに死んでしまう理由のひとつが、水道水のカルキを抜かないことによる影響です。

金魚の飼育にあまり詳しくない場合、カルキ抜きをしていない水道水をそのまま使って飼育してしまうことがありますよね。

金魚すくいの金魚は、金魚すくいによって疲労しています。散々追い回されるわけですからね。それに加えて、金魚すくいの水槽は過密飼育になっています。

さらに、自宅に持ち帰るまでにも大きなストレスにさらされます。

なぜなら、小さな袋に少ない水、ろくに酸素もない中ぶらぶらと揺られることになるからです。

そのような弱った状態では、カルキ抜きをしていない水道水に入れることがとどめを刺してしまうことになります。

金魚すくいの金魚を持ち帰って飼育する場合の注意点などを具体的に金魚すくいの金魚は弱いの?失敗しない育て方を解説しますの記事でまとめています。

ぜひご覧ください。

カルキ抜きを確実にする方法

ここからは、金魚の健康を害さないためにカルキ抜きを確実にする方法について書いていきます。

バケツに入れて太陽の光にあてる

カルキ抜きを使用せずにカルキを抜く方法としては、バケツに汲み置いて太陽の光を当てる、というものがあります。

太陽の光に水道水をしばらく当てておくと、自然にカルキが抜けていくのです。

どれぐらいの時間でカルキが抜けるかは、太陽の光の強さによります。たとえば、夏で太陽の光が強い時期だと、半日もあればカルキは抜けます。

また、冬の時期でも、1日屋外で光にされしていれば、カルキを抜くことができます。

注意点としては、太陽の光に当てることによって水温が上昇します。ですから、水換え用の水として水槽に投入する際は、水温の調整をしてください。

本水槽の近くに1日置いておけば、水温は自然と合っていきます。

時間はかかりますが、カルキ抜きを使用せずに自然な形でカルキを除去できるという意味で安心な方法といえます。

カルキ抜きを入れて放置する

カルキを抜いた飼育水をすぐに使用したいという場合は、カルキ抜きを使う必要があります。

カルキ抜きは、液体タイプと固形のハイポと呼ばれるものがあります。

どちらを使用してもいいですが、液体タイプのものはしっかりと混ぜるようにしてください。

また、ハイポについては、水道水に投入してから溶けるまでしばらく時間がかかります。溶けないとカルキを除去する効果はないので、しっかりと溶かして混ぜるようにしてください。

一手間加えるならば、ハイポを別容器で溶かして液体にしてから使用するのが確実ですね。

【金魚】水道水のカルキ抜きをする方法を解説します

金魚の水槽に入れる水道水のカルキ抜きをしないとどうなる?:まとめ

金魚の水槽で使用する水道水の、カルキ抜きをしないとどうなるのかについて書きました。

カルキ抜きをしないと、金魚に影響をあたえるだけでなく、水槽の浄化作用が働かなくなります。

水の汚れは金魚のストレスとなり、金魚が死んでしまったり、病気になったりするリスクを高めます。

ですから、確実にカルキ抜きをするようにしてください。

もし、塩素が残っていないか心配になるようでしたら、水の中に塩素が残っているかどうかを測る塩素チェッカーというものがあります。

それを使用して、測ると確実に把握することができます。

ということで、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

  • この記事を書いた人

せいじ

現在:ハッピーアクト代表
住所:金魚のふるさと奈良県大和郡山
金歴:15年以上
実績:金魚マイスター認定者
    全国金魚すくい選手権20位
内容:金魚の飼育、育成、金魚すくいのコツを発信  

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