金魚1匹あたりに必要な水量の目安は?説の検証によって考える

金魚の飼い方

金魚1匹あたりに必要な水量を知りたい人「金魚1匹あたりに必要な水量を知りたい。1匹の金魚を飼うのにどれぐらいの水の量が必要なのかな?4〜5ℓとか10ℓなどいろいろな説があるけれど、どれが正しいの?」

こんな疑問を解決します

この記事の内容
金魚1匹あたりに必要な水量の目安について書いています

こんにちは、せいじです。

金魚の飼育を10年以上しており、金魚のふるさと奈良県大和郡山市より、金魚マイスターの認定を受けています。

さて、金魚を飼育するためには、水槽が必要ですよね。

水槽を選ぶときに必要なのが、大きさやどれぐらいの水の量が入るかです。

なぜなら、水槽のサイズによって飼育できる金魚の数が変わるからですね。

では、そもそも金魚1匹あたりに必要な水の量はどれぐらいなのでしょう?

これについてはいろいろな説があって、悩む人が多いかもしれません。

なので、それぞれの説を検証しつつ、本当に金魚1匹あたりに必要な水の量の目安について考えていきたいと思います。

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金魚1匹あたりに必要な水量の目安は?説の検証によって考える

では、金魚1匹あたりに必要な水量の目安について見ていきたいと思います。

金魚に必要な水量を考えるにあたっては、金魚の大きさをふまえて考える必要があります。

また、飼育環境も影響してきます。

5cmの金魚1匹あたりに10ℓ説

最初の目安としては、5cmの金魚1匹あたに10ℓ説です。

もっともメジャーな60cm水槽が60ℓなので、6匹の金魚を飼うことができる目安となります。

これぐらいの数であれば、餌の量やフィルターの能力、バクテリアの繁殖具合にもよりますが、2週間~1ヶ月に1回の水換えで健康に飼育することは可能です。

ただし、60cm水槽に6匹では、金魚を大きく成長させることはむずかしいです。

なぜなら、水槽が窮屈になるからです。

金魚は飼育環境によって成長度合いが変わります。

60cm水槽に6匹だと、1匹あたりの面積が狭いですね。

ですので、大きく成長させたい場合は、3〜4匹に数をしぼる必要があります。

金魚1匹あたりに4〜5ℓ説

1匹あたりに4~5ℓの水量が必要という説です。

仮に10ℓ説と同じ5cmの大きさの金魚で考えた場合、60cm水槽であれば倍の12匹の金魚を飼育できる計算になります。

正直12匹の金魚を60cm水槽で飼育するのは、過密飼育になります。

餌の量をなるべくおさえ、水換えを最低1週間に1回はする必要があります。

また、金魚を成長させることはほぼ不可能ですね。

金魚のサイズ1cmあたり1ℓ説

金魚のサイズ1cmあたり1ℓの水量が必要という説もあります。

大きさによって必要な水量を考える、というのは理にかなっていますよね。

とはいえ、1cmあたりに1ℓだと、5cmのサイズで5ℓ、つまり60cm水槽だと「1匹あたり4~5ℓ必要」とする説と同じ12匹になります。

この計算でも過密飼育になるといわざるを得ません。

また、60cmの水槽に10cmの金魚6匹というのも、かなり窮屈になります。

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金魚1匹に必要な水量の考え方

これまでの説が示しているのは、金魚が最低限生活できる量、ととらえると、けっしてまちがっているわけではありません。

しかし、実際に水槽で飼育してみると、水槽に対して金魚の数が多すぎるのも事実です。

というわけで、ここからはあらためて実際の飼育を前提に必要な水量を考えていきたいと思います。

水量を考える際に必要な要素としては、次のようなものです。

金魚1匹に必要な水量の要素

  • 金魚が泳ぎ回れるスペースが確保できる
  • 急激に水温が変化しない程度の水量
  • 成長できる余地のある水量

それぞれ掘り下げていきます。

金魚が泳ぎ回れるスペースを確保する

金魚が健康に暮らすためには、適度に泳げる環境が必要です。

狭い空間や数が多くて蜜の環境だと、金魚にとってストレスになるからです。

ですから、金魚がのびのびと泳げるぐらいのスペースを確保してあげてください。

スペースを確保するということは、大きな容器もしくは少ない数の金魚で飼育する必要があります。

室温によって水温が急激に変化しない水量

室温の変化による水温への影響は、水量によって変わります。

水量が少ないと、室温の変化による影響は大きくなります。

つまり、室温が変わると、水温も急激に変わりやすくなります。

金魚は水温の変化に弱い生き物ですから、急激な水温の変化はストレスになります。

逆に水量が多いと、室温に対してゆるやかに水温が変化します。

ですから、金魚の水槽には温度変化を緩和できる程度の水量が必要になります。

金魚の成長分を見込んだ水量

金魚の特性として、身体の成長は容器の大きさや水量によって変わる、というものがあります。

広く多くの水量がある環境では大きく成長し、狭く少ない水量では成長しにくくなります。

餌を食べる量だけではなく、置かれている環境に合わせて身体のサイズが変わっていくのです。

大きく成長させたいのであれば、これから成長する分の余裕をもった水量やスペースを確保してあげてください。

大きく成長してから水量を増やせばいいや、ではいつまで経っても成長しません。

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まとめ:成長を見越すと1匹あたり約20ℓの水量

金魚がストレスを感じず、健康に成長することができて、また飼い主としても落ち着いて飼育できるということをふまえて考えると、金魚1匹あたりに必要な水量としては20ℓが妥当かなと思います。

60cm水槽ですと、3匹ですね。

「少なっ!」と感じる人も多いかもしれませんが、これぐらいの数であれば、餌をあたえるほど金魚はしっかり成長していきますし、健康も守りやすいです。

私はほぼこれぐらいの数で飼育するようにしています。

ただし、私はそれなりに成長させたい、という前提があります。

人によっては、別に水槽で金魚が泳いでくれてればいいよ、成長は求めないよ、という人もいるでしょう。

その場合であれば、5cmの金魚1匹あたりに10ℓの水量が妥当でしょう。

それぞれ金魚に求めることはちがうでしょうから、それに合わせて考えていただいたらいいかなと思います。

とはいえ、60cm水槽に12匹は多すぎますけどね。

本記事が参考になれば幸いです。

ということで、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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