金魚のペットロスに悩む人「金魚でペットロスになっている。でも友達からはどうして金魚なんかでペットロスになるの?って驚かれるんだよね。金魚が死んでペットロスになるのはおかしいのかな?」
こんな悩みを解決します
この記事の内容
こんにちは、せいじです。金魚の飼育を10年以上しており、金魚のふるさと奈良県大和郡山市より金魚マイスターの認定を受けています。
さて、大事に大事に育ててきた、まるで家族のように過ごしてきたペットが亡くなったら、どんな気持ちになりますか?
ポッカリと心に穴が空いたような気持ちになり、なにもやる気にならない、常に悲しみが心を支配する、そんな真っ暗闇に叩き落とされることでしょう。
犬や猫を飼育していて、そんな別れを経験した人も少なくないと思います。
ですが、それが金魚だとしたら、どうでしょう??
「へっ?金魚にそこまで愛情注げる?ただ泳いでるだけなのに?すぐに死ぬのに?触れ合えるわけじゃないのに?」と思う人もいるかもしれません。
でも、金魚が死んでペットロスになる人もたくさんいます。なぜなら、金魚はきちんと飼育すれば10年以上生き、人間にもなつき、コミュニケーションをはかることができるからです。
というわけで、今回は金魚が死んでしまってペットロスになってもおかしくない理由について解説します。
金魚でペットロスはおかしくない!
では、金魚が死んでしまってペットロスになってもおかしくなり理由について見ていきましょう。
理由をまとめると次のようになります。
金魚が死んでペットロスになる理由
- 金魚は適切に飼育すれば10年以上生きる
- 金魚は人になつく
- 金魚には個性がある
それぞれ掘り下げていきます。
金魚は適切に飼育すると10年以上生きる
金魚はすぐに死んでしまう、と思っている人は多いでしょう。しかし、すぐに死んでしまうのは飼育方法をまちがえているからで、適切に飼育すれば10年以上生きることも珍しくありません。
(え!?そんなに生きるの!!と驚くこと間違いなし。金魚の寿命につての詳細は金魚の寿命や平均寿命は何年ぐらい?をご覧ください)
10年以上もの歳月を共にすれば、金魚に対する気持ちは深まっていきます。
毎日を共に過ごしていた金魚が死んでいなくなってしまえば、心に穴が空いたようになってしまっても不思議ではありませんよね。
金魚は人になつく
しかも、金魚はただ泳いでいるわけではありません。金魚は人になつくからです。
「金魚が人になつく?バカ言っちゃいけない。金魚にそんな頭はないでしょう?」
金魚について詳しくない人は、そんなふうに思うかもしれません。しかし、実際に金魚は飼育している中で、人になつくのです。
家に連れて帰ってきたすぐの金魚は警戒しています。人が水槽に近づいたり、物音を立てると逃げたり隠れたりします。
しかし、しばらく飼育していると、金魚は警戒心を解き人間が近づいてきても逃げなくなります。
そして、毎日のふれあいの中で餌をくれる人を覚え、その人の姿を見たらあわてて寄ってくるようにもなります。さらに、寄ってくるだけではなく、餌のおねだりもします。
すごくないですか??金魚ってこんなにかわいい一面を持っているのです。
(餌をおねだりする金魚のかわいい姿を見たい方は、ぜひ金魚は人になつくって本当?金魚の馴致性について解説しますをご覧ください)
金魚には個々に性格がある
もっというと、金魚は個体ごとに性格がちがいます。犬や猫のように、個性があるのです。
こちらも、信じられない人が多いかもしれませんが、実際に飼育してみるとわかります。
あわてんぼうであったり、のんびり屋さん、人見知りが激しかったり、逆に人懐っこい性格であったりと、キャラクターを持っているのです。
つまり、同じような形や姿に見える金魚ですが、1匹1匹唯一無二の存在であることが感じられるのです。
ですから、そんな金魚がいなくなってしまうと、ペットロスになるのも当たり前なのです。
金魚でのペットロスを軽減する方法
ここからは、金魚でのペットロスを軽減する方法についてみていきましょう。まとめると、次のようになります。
金魚でのペットロスを軽減する方法
- 繁殖をしてその子を育てる
- 新しい金魚を迎える
掘り下げていきます。
新しい金魚を迎える
金魚によるペットロスを軽減する方法のひとつ目としては、新しい金魚を迎えるという方法です。
新しい金魚を迎えることで、また愛情を注げる対象を持つことができるからです。
もちろん、前の金魚の代わりになるわけではありませんし、代わりにするわけでもありません。
新たな金魚として飼育するわけですが、まったく存在がなくなってしまうよりは、たとえちがう金魚であっても、少しは気持ちが楽になるでしょう。
ちなみに、金魚は犬や猫と比べて、安価で手に入れることができます。代わりの金魚を飼うハードルも低いんですね。
安いから代わりはいくらでもいる、という話しではありませんが、金魚をペットにするメリットとして捉え、新たな出会いと関係づくりに意欲を向けてみましょう、
繁殖をしてその子を育てる
新たに飼う金魚が、愛した金魚の子供であればどうでしょうか。その金魚に対する思いはより強くなるでしょう。
ですから、あらかじめ金魚の繁殖をして、子供を作っておくということもペットロスを軽減することにつながります。
想像してみてください。大切にしてきたペットの子供を自分の手で作り、そしてその子をまた育てることができるんです。素晴らしいことだと思いませんか!
ぜひ、繁殖に挑戦してみてください。
ただ、金魚の繁殖はちょっとばかり手間とスペースが必要になります。もし、挑戦してみようという方は、金魚の繁殖、産卵時期や手順、必要物品などをわかりやすく解説をご覧ください。
金魚でペットロスはおかしくない!:まとめ
金魚が死んでペットロスになる理由について書きました。
本記事をまとめると次のようになります。
金魚でペットロスになる理由
- 金魚は適切に飼育すれば10年以上生きる
- 金魚は人になつく
- 金魚には個性がある
金魚を真剣に飼育すると、金魚の魅力に気づくでしょう。犬や猫と同じように、本当に家族のような存在になってくれます。
もちろん、触れられないというちがいはありますが、それでも、愛おしく感じる気持ちに差はありません。
ぜひ、飼育してみてください。
というわけで、今回はこのお辺で終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。