ウーパールーパーの共食いについて知りたい人「ウーパールーパーの共食いについて知りたい。ウーパールーパーって共食いをするって聞いたんだけれど、ほんとなの??どうして共食いをしてしまうの?食べられたウーパールーパーはどうなってしまうの?」
こんな疑問を解決します
この記事の内容
ウーパールーパーが共食いをする理由と対策について書いています
こんにちは、せいじです。
さて、ウーパールーパーの性質として、共食いをするというものがあります。そう、ウーパールーパーは同種同士で食べ合うことがあるんですよね。
ですから、原則としてはひとつの水槽で1匹のウーパールーパーを飼育することが必要になります。
では、どうしてウーパールーパーは共食いをするのでしょうか?
その理由をまとめると、次のようになります。
共食いをする理由
- 同種である認識がない
- 目が悪いため、動くものは食べようとしてしまう
- お腹がすくと食べられるものは食べる
まず、ウーパールーパーには同種である理解がないことがあげられます。
さらに、ウーパールーパーは目が悪いため、動くものであれば餌として認識し、食べようとしてしまうわけです。
ですから、お腹がすいたら同じウーパールーパーであっても餌になってしまうんですね。
人間からするとなかなか恐ろしい話ですが、ウーパールーパーレベルでは当たり前のことなのでしょう。
というわけで、今回はウーパールーパーが共食いをする理由について解説します。
ウーパールーパーが共食いをする理由とは?
では、ウーパールーパーが共食いをする理由について書いていきます。
ウーパールーパーに同種などの理解はない
ウーパールーパーが共食いをしてしまう理由としては、まずは同種であることが理解できていないということがあげられます。
そもそも、ウーパールーパーにはそのような理解をする能力がないことが考えられますね。
ですから、共食いをしている認識がないのでしょう。
ウーパールーパーは視力が悪いので、動くものは餌と認識する
さらに、ウーパールーパーの特徴として、非常に視力が悪いことも原因としてあげられます。
ウーパールーパーはとても視力が低いんですね。はっきりとものを見ることができません。
ですから、目の前でものが動く気配を感じたら、餌だと思って食べようとするのです。
半ば条件反射のように見えることもあります。それぐらい、見て認識してから口に入れるわけではないということです。
お腹がすいたらウーパールーパーも餌になる
とりあえず動くものを口に入れたら、食べられるものは食べてしまいます。特にお腹がすいている場合は、注意が必要ですね。
お腹がそれほど空いていないときであれば、いったん噛みついても話すことがありますが、お腹が空いているとほぼ確実に食べてしまいます。
お腹がすいているウーパールーパーにとっては、それが同種であっても餌と変わりないんですね。
エラや手足を食べることが多い
では、どの部分を食べることが多いかというと、エラや手足です。
ウーパールーパーのエラは、左右の頭部から伸びているふさふさの部分になります。水にゆらゆらと揺れて、とてもかわいらしいんですよね。
しかし、揺れる分、ウーパールーパーにとっては餌として認識されやすくなります。
というのも、ウーパールーパーは動くものを餌と判断するからです。
ですから、食べられてしまいやすいんですね。
また、エラと同様に、よく動かす手足も食べられやすい対象になってしまいます。
ウーパールーパーは、移動する際にちょこまかと手足を動かします。その動きを察知してつい口に入れてしまうというのが食べられてしまう理由です。
小さいときは特に共食いが発生しやすい
共食いが発生しやすい時期は、ウーパールーパーが5cm前後の大きさのときです。
小さなウーパールーパーは、大きく成長するために餌をしっかりと食べる必要があるからです。
お腹がすきやすいんですよね。ですから、この時期に複数のウーパールーパーをひとつの水槽に入れると、共食いが発生しやすくなるのです。
とはいえ、大きく成長したからといって、共食いが完全になくなるわけではありません。
たとえば、いっしょに飼育するウーパールーパーの大きさがちがうと、大きいウーパールーパーが小さいウーパールーパーを食べてしまうリスクが高くなります。
ですから、いっしょに飼育する場合は、大きさを同一の個体にすることが重要なんですね。
ウーパールーパーには再生能力がある
ウーパールーパーが共食いによって身体の一部を失っても、時間が経てばまた生えてきます。なぜなら、ウーパールーパーには再生能力があるからです。
「それなら、共食いが発生してもあまり気にしなくていいね」と思うかもしれませんが、そういうわけではありません。
ウーパールーパーの身体は再生するのですが、完全に元通りになるわけではないからです。
生えるには生えますが、大きさや形がちがったりします。ですから、見た目が悪くなってしまうんですね。
ということで、やはり共食いを避ける必要があります。
ウーパールーパーの共食いを避ける方法
ここからは、ウーパールーパーの共食いを避ける方法について書いていきます。
ウーパールーパーが共食いをする理由は、お腹がすいていること、そして、環境の悪化によるストレスが考えられます。
ですから、このような環境を避けることが必要です。
共食いを避ける方法をまとめると、次のようになります。
共食いを避ける方法
- 小さいうちは単独で飼育する
- 混泳させる大きさをそろえる
- 餌をしっかりあたえる
- 水質の悪化を避ける
掘り下げていきます。
小さいうちは単独飼いをする
ウーパールーパーが小さいうちは、複数を同じ水槽で飼育すること自体を避けたほうがいいです。
なぜなら、注意していても共食いをするからです。
共食いはするものという前提で、15cmほどに成長するまで単独で飼育するようにしてください。
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混泳させる大きさをそろえる
大きく成長した後に混泳させる場合は、大きさをそろえるようにしてください。
大きさに差があると、大きなウーパールーパーが小さなウーパールーパーを食べてしまうからです。
同じぐらいの大きさであれば、共食いをするリスクを減らすことができます。
とはいえ、共食いの可能性を0にできるわけではありません。
餌をしっかりあたえる
ウーパールーパーが成長したら、餌は2~3日に1回でよくなりますが、混泳させている場合は、お腹がすきすぎないように餌をあたえてください。
お腹が減ると、共食いをしてしまうからです。
餌をあたえてお腹を満たし、共食いをしないように十分注意してください。
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水質の悪化を避ける
ストレスも共食いの原因となることがあります。
ウーパールーパーがストレスを感じる場面としては、水質の悪化があります。
水質が悪くなると、共食いをするリスクが高くなるので、こまめに水換えをして水質を良い状態に保つようにしてください。
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ウーパールーパーが共食いをする理由とは?:まとめ
ウーパールーパーが共食いをする理由と、それを防ぐ方法について書きました。
性質的に、ウーパールーパーは共食いをする生き物だと理解する必要があります。ですから、予防策を講じても、100%防ぐことはできません。
ウーパールーパーには再生能力があるため、食べられてもまた生えてきますが、完全には元に戻らず、いびつさが残ってしまいます。
ですから、共食いは避けなければなりません。
万全を期すならば、ずっと単独で飼育することをおすすめします。
ということで、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。