メダカの稚魚が成長しないことに困っている人「メダカの稚魚が成長しない、大きくならない原因が知りたい。メダカの稚魚を育てているんだけれど、全然大きくならない。どうして成長してくれないのかな?なにが原因なんだろう」
こんな悩みを解決します
この記事の内容
こんにちは、せいじです。
メダカや金魚、ウーパールーパーといった水の中で生活する生き物を中心に飼育しています。
さて、メダカの稚魚を育てていても、いっこうに成長しない、大きくならない、と嘆いている人もいるかもしれません。
きちんと餌をあたえて必要な世話もしているのにどうしてなんだろう、と困り果てていませんか?
メダカの稚魚が成長しない原因には、次のようなことが考えられます。
メダカの稚魚が成長しない原因
- 飼育容器が小さい、水量が少ない
- メダカをたくさん入れすぎている
- 太陽の光が足りない
- 餌が足りない
メダカの稚魚を大きく育てるためには、適切な飼育環境と方法が必要になるんですね。
というわけで、今回はメダカの稚魚が成長しない、大きくならない原因と、その対処方法について解説します。
メダカの稚魚が成長しない、大きくならない原因と対処方法
では、メダカの稚魚が成長しない、大きくならない原因を見ていきましょう。
大きくならない原因には、メダカの特性や飼育環境、飼育方法があげられます。
それぞれの原因を掘り下げていきます。
飼育容器が小さい、水量が少ない
メダカの稚魚が成長しない原因としてよくあるのが、飼育容器が小さいことです。メダカは、容器の大きさに合わせて成長する速度が変わるからです。
ですから、いくらたくさん餌をあたえても、小さい容器で飼育しているとなかなか大きくなってくれません。
また、小さい容器で水量が少ないと、飼育水が汚れやすくなります。水量が少ないほど、メダカの排泄物による汚れの濃度が上がりやすくなるからです。
水の汚れはメダカにとってストレスとなり、餌を食べる量が減ってしまいます。場合によっては、体調をくずして死んでしまうことになります。
なので、メダカの稚魚を大きく育てたい場合は、大きめの容器に豊富な水量で飼育するようにしてください。
メダカをたくさん入れすぎている
とはいえ、いくら容器を大きくしても、そこにぎゅうぎゅうにメダカの稚魚を入れてしまっては、これもまた成長を阻害してしまいます。
なぜなら、実質の広さが失われてしまうからです。容器が広くても、実際に過ごせるスペースが狭くなるので、小さい容器で飼育しているのと変わらなくなります。
さらに、メダカの稚魚を入れすぎる、いわゆる過密飼育では、メダカにストレスとなり、餌を食べる量が減ってしまうことになります。
ですから、メダカが大きくなりにくいんですね。
メダカの稚魚を早く成長させたい場合は、大きな容器、豊富な水量で、少ない数のメダカを飼育するようにしてください。
そうすれば、効率よく、健康に成長させることができます。
太陽の光が足りない
メダカが成長するには、太陽の光も必要になります。太陽の光が当たらない環境では、成長しにくいからです。
ですから、太陽の光が当たる場所に容器を置いてください。
ただし、直射日光がずっと当たる場所だと、水温が高くなりすぎてメダカには危険です。
目安としては、半日ほど光が当たる場所がいいでしょう。光が当たりすぎる場合は、すだれなどで日除けをしてください。
すだれであれば、隙間から太陽の光がほどよく取り込まれるため、良い環境を作ることができます。
屋内水槽の場合は照明でも光を提供できますが、太陽の光にくらべると非常に弱くなります。
ですから、可能であれば、間接的にでも太陽の光の影響を受ける場所に水槽を設置するようにしてください。
餌が足りない
メダカの成長には、やはり栄養が必要になります。餌をあたえているつもりでも成長しないのは、餌が足りない、もしくは栄養価が低いからかもしれません。
というのも、メダカの稚魚は、成魚よりも頻繁に餌をあたえなければならないからです。
成魚の餌の回数は、1日1〜2回ですが、稚魚の場合は3〜4回給餌しなければなりません。
成長するために、たくさんのエネルギーを必要とするんですね。
餌が少ないと、大きくならないどころか餓死してしまうことがあるほどです。
ですから、しっかりと栄養をあたえるようにしてください。
なお、稚魚の餌となるのは、人工餌だけではありません。
他にも、ブラインシュリンプやミジンコといった生き餌や、青水(グリーンウォーター)などがあります。
うまく組み合わせながら、稚魚を育ててあげてください。
なお、餌の詳細については、メダカの稚魚の餌はいつから?餌やりの方法や回数、おすすめの餌などをご覧ください。
メダカの稚魚が成長しない、大きくならない原因と対処方法:まとめ
メダカの稚魚が成長しない、大きくならない原因と対処方法について書きました。
早く大きく成長させるためには、それなりの環境と飼育方法が必要になります。ですから、しっかりと環境整備してあげてください。
メダカは適切な環境であれば、早ければ、2ヶ月ほどで産卵できるほど成長します。
なお、メダカの成長を最大化する方法としては、メダカの稚魚の成長速度を爆上げする方法とはをご覧ください。
環境を整えて餌やりを見直すだけで、驚くほどメダカが成長してくれるようになります。
ということで、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。