金魚の生死を確認したい人「金魚が死んだらどうなるのか知りたい。金魚が死んだらどうなるのかしら?浮く?沈む?というのも、ときどき生きているのか、死んでいるのかわからないことがある。すぐに生死を確認できる方法ってないかな」
こんな疑問を解決します
この記事の内容
金魚が死んだらどうなるかについて書いています。この記事を読むことで、金魚が死んだら浮く理由、沈む理由、生死の確認方法がわかります
こんにちは、せいじです。
金魚のふるさと、奈良県大和郡山市から金魚マイスターの認定をもらっています。
さて、生きとし生けるものはすべて、いつか死にます。
その理由は様々ですが、死を避けて通ることはできません。
ペットを飼うということは、やがて来る死に向きあう覚悟が必要ですよね。
ところで、金魚が死んでしまった場合、どのような姿になるのでしょうか?
一般的には、金魚は死ぬと水面に浮く、と思っている人が多いかもしれません。
しかし、金魚は死んですぐに浮くわけではありません。
絶命してからもある程度の時間、水中に沈んでいます。
そして、死んだ状態によって、浮くまでの時間の長さが変わってくるのです。
というわけで、今回は金魚が死んだらどうなるのか、について書いていきます。
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金魚は死んだらどうなるの?生死を確認する方法は?
では、金魚が死んだらどうなるのか、について掘り下げていきます。
金魚は死んだら浮く?
一般的に、金魚は死んだら浮く、と思っている人が多いでしょう。
しかし、金魚は死んですぐには浮きません。
死んでからもしばらくは水中を漂います。
水の底に沈んだまま、まるで生きているような姿勢で絶命する金魚もいます。
そして、しばらくしてから金魚は浮くのです。
ではなぜ浮くのでしょう?
それは、死んだ後に金魚の身体が腐敗して、体内にガスが溜まるからです。
ガスが溜まることによって浮力が生まれ、水面に浮かびあがるんですね。
水温の高い夏のほうが、冬よりも腐敗が進むのが早く、浮くまでの時間が短くなります。
また、体内に餌がたくさん残っていると、餌による腐敗も相まって浮くまでの時間が短くなります。
死んだ金魚が沈んだままのケース
逆に、死んだあと沈んでいる時間が長いのは、水温が低い冬であったり、餌が体内にほとんど残っていない場合となります。
腐敗が進むのに時間がかかるからです。
体内に餌が残らない場合とは、たとえば金魚が病気をしたり、体調をくずしたりして、しばらく餌を切ったまま死んでしまった、といったようなケースがあてはまります。
餌を切って治療している時間が長いと、体内の餌がすべて糞として排出されるので、死んだ後の腐敗が軽減されるのです。
また、飼育を怠って餌をあたえずに餓死した場合も、体内に餌が残らないので沈んだままの時間が長くなります。
生死の判断の方法
ところで、金魚の死はどのようなところで判断したらいでしょうか?
横になったり、浮いていたら、といったところで判断しようにも、死ぬ前から体調をくずして水面に浮いたり、水流に流されたり、水底に沈んだりするケースも少なくありません。
金魚の死を確認するポイントとしては、次のようなことがあげられます。
金魚ん死を確認するポイント
- えらの動き
- 口の動き
- 目の色
- 触ったときの反応
まずは身体の動きの確認です。
金魚はふだん、口をパクパクさせたり、呼吸をするためにえらを動かしたりします。
健康なときは定期的に動かしていますが、体調が悪くなると回数が減ったり、不定期になります。
しかし、生きていれば微妙にでも動かすので、しばらく観察するようにしてください。
あと、金魚が死んでしばらく経つと、目が白くにごります。
死んだ魚の目ってやつですね。
ですから、目をチェックすることでも、生きているかどうかを判断することができます。
ただし、死んだ直後はまだ目に異変が起きていません。
なので、最後は身体に直接ふれてチェックです。
生きていれば身体に触れる反応します。
まったく動かないようであれば、残念ながら金魚は絶命しています。
死んだらすぐに水槽から出す
金魚が死んでいるのが確認できたら、すみやかに水槽から出してあげてください。
そのままにしておくと、いっしょに入れている金魚が食べてしまいます。
元気な金魚が死んだ金魚を食べると、病気になるリスクがあります。
また、食べられている(食べている)姿を見るのはかなりグロいです。
できれば避けたいですよね。
なので、気づいたらとにかく早く水槽から出すようにしてください。
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死んだ金魚はどうしてあげたらいい?
残念ながらかわいがっていた金魚が死んでしまった場合、しかるべき方法をもって供養してあげてください。
可能ならば庭に埋葬し、お墓を作ってあげるのが良いでしょう。
小さいお子様がいらっしゃる場合は、そうすることで命の大切さを感じさせてあげることができますよね。
とはいえ、自宅に庭のないマンション住まいのかたも少なくないと思います。
そんな環境の中での処理方法については、金魚が死んだらどうする?正しい亡骸の処理のしかたとは?をご覧ください。
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金魚は死んだらどうなるの?生死を確認する方法は?:まとめ
金魚が死んでしまったらどんな風になるのか、そして、生きているのか、死んでいるのかの見極めるポイントについて書きました。
金魚は死んだら浮くと思われがちですが、まず最初は沈みます。
そこから腐敗によって浮くわけですね。
ですから、腐敗の進行具合によって、沈んだままなかなか浮かないケースもあります。
そのうえで、死んでるかどうかの見極めについては、えらや口、ひれなどの身体の動きや、目が白く
濁っていないか、触ってみて動くかどうかによって行います。
死んでしまったら、他の金魚に食べられる前に早く水槽から出してあげてください。
そうしないと、食べた金魚が病気になるリスクがあります。
また、大切な金魚同士が食べ合うといった姿を見なければならなくなります。
見たくない光景だと思うので、避けるようにしてくださいね。
ということで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。