金魚の卵の育て方、孵化させる方法を解説します【水温が重要です】

金魚の繁殖

金魚の卵を孵化させたい人「金魚が産卵をしました。卵を孵化させて稚魚を育てたいと思っています。どうやったら金魚の卵を孵化させることができますか。孵化させるために必要な道具などがわかると嬉しいです。また、孵化後、餌はいつからあげたらいいのかを教えてください」

こんな疑問を解決します

この記事の内容
  • 金魚の卵を孵化させる方法がわかる
  • 卵が孵化した後、いつから餌をあげたらいいのかがわかる

こんにちは、せいじです。

金魚の繁殖歴8年。これまで桜錦、出目金、東錦などの繁殖を楽しんできました。

春になると金魚の繁殖の季節となります。

大切な金魚が産んでくれた卵、せっかくなら孵化させて育てたいですよね。

今回は、孵化させるために必要な知識や技術、道具を紹介します。

手間はかかりますが、それほど難しくはありません。

ちなみに、産卵させるための方法については、金魚の繁殖、産卵時期や手順、必要物品など【わかりやすく解説】をご覧ください。

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金魚の卵の育て方、孵化させる方法を解説します【水温が重要です】

金魚の卵を孵化させるためには、水温が大きなカギとなります。

水温を含めた金魚の卵を孵化させるにあたって必要な情報をまとめていきます。

金魚は卵を食べる、孵化用の水槽を準備

金魚は自分の卵を認識することができません。

せっかくお腹を痛めて生んだ卵を、放っておくと餌だと思ってパクパク食べつくしてしまいます。

なので、金魚が産卵したら、親魚もしくは金魚が卵を産み付けた産卵床を別の水槽に移動しましょう。

移動する際は、移動前の水槽と移動先の水温を合わせておきましょう。

金魚は水温の変化に弱いので、親魚の場合だと体調を崩してしまう恐れがありますし、卵だと孵化する率が低下する可能性があります。

余談ですが、金魚は卵を食べると、黄色がかった糞をします。

金魚が黄色の糞をしているようであれば、産卵をしていないか確認してみてください。

気が付かないうちに産卵し、その卵を食べている可能性があります。

あと、雄の金魚が放出した精子によって、水質が悪化している可能性があります。

水面を見て泡立ち、生臭いにおいがするのであれば、精子を放出している可能性が高いですね。

すぐに水換えをして、水質の改善をはかってください。

卵を孵化させるためには水温が重要

さて、卵を孵化させる環境が整ったら、水温調整をしなければなりません。

水温と孵化の関係は、次のようになります。

水温と孵化日数の関係
水温(℃) 孵化日数(日)
10     孵化せず
12     14
14     10
19     5
21     4
24     3
25     3
27     2

水温が10℃を切ると、卵は孵化しません。

そして、水温が低ければ低いほど、細胞分裂が遅くなり、孵化までの日数が長くなります。

逆に水温が高いほど細胞分裂が速くなり、孵化までの日数は短くなります。

高くても低くても、孵化率が下がったり、奇形の個体が生まれやすくなります。

適温は20℃程度、4日ほどで孵化するペースがもっとも良いですね。

春頃は日によっても、朝夕でも気温の変化が激しいので、ヒーターを使って水温を保つようにしてください。

卵が白い場合は無精卵、取り除きましょう

金魚の受精卵は、透明になっています。

白く濁っているのは、無精卵です。

無精卵は放っておくと白カビが生えてきます。

白カビは近くにある健康な卵にも浸食してしまうので、スポイトなどを使用して取り除くようにしてください。

金魚の卵は付着する性質があるので、取り除く作業に手間がかかりますね。

スポイトで吸いつつ、切るような形で動かすとなんとか吸い込むことができます。

けっこう根気がいる作業ですね。

無精卵の白カビ伝染防止にメチレンブルーが効果的

無精卵の白カビが健康な卵に害を与えない方法として、薄めのメチレンブルーを投与するといいですね。

メチレンブルーはカビが生えるのを防いでくれます。

商品自体も安いですし、白点病や水カビ病などの治療にも使うことができるので、購入しておいて損はないです。

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孵化した稚魚の餌について

無事に孵化した稚魚、さて餌はいつからあげたらいいでしょうか?

孵化した稚魚に餌をあげるタイミングは?

稚魚が孵化しても、すぐに餌をあげる必要はありません。

孵化してすぐの稚魚は、体内に持っている栄養分を使って生きることができます。

栄養分がある間、稚魚は産卵床や水槽の底、壁面などにくっついてじっとしています。

この状態のときは、刺激を与えずじっと見守ってあげてください。

栄養素がなくなると、水中を泳ぎ始めるので、それを待って餌をあげるようにしましょう。

金魚の稚魚にあげる餌は?

金魚の稚魚に適している餌は、次の通りです。

金魚の稚魚の餌

  • ブラインシュリンプ
  • ミジンコ
  • 市販の稚魚用の餌

これらの中でもっとも金魚に適しているのは、ブラインシュリンプです。

ブラインシュリンプは生き餌で動くので稚魚の食欲を促進します。

また、大きさが均一なので、稚魚が食べやすく、成長のばらつきをおさえることができます。

ミジンコも生き餌になるので、稚魚の餌に適しています。

田んぼなどで採取することができますが、都会などでは入手するのが難しいですね。

また、農薬などの影響で食べた稚魚に悪影響が出る可能性があります。

市販の稚魚用の餌でも育てることは可能ですが、粒の大きさが均等ではないので、成長にばらつきが出る可能性が高いです。

早く大きくなった個体が大きな餌を食べ、さらに他の個体を引き離して大きくなっていくので。

というわけで、稚魚の餌のスタートとしてはブラインシュリンプが一番適していますね。

金魚の稚魚の育て方については、近日中に記事をアップします。

ぜひそちらも見ていただけると嬉しいです。

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金魚の卵の育て方、孵化させる方法を解説します【水温が重要です】:まとめ

金魚の卵を孵化させる方法について書きました。

卵を孵化させるにあたっては、それほど難しくありません。

ただ、それなりの数孵化させ、孵化後も元気に育てようと思ったら、それなりの手間がかかります。
特に無精卵の除去については面倒な作業になりますね。

繁殖についてはその手間も併せて楽しんでもらえたらと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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