金魚の色が抜けて薄くなる色落ちや退色の原因と対処方法

金魚の飼い方

金魚の色落ちに悩む人「金魚の色が薄くなってしまうことに悩んでいる。自宅の水槽で金魚を飼っているんだけれど、購入したころとくらべると身体の色が薄くなってきて、くすんできているんだよね。赤というよりオレンジに近くなってしまった。真っ黒だった金魚は、黄色がかってきている。これってどうやったら防げるの?また元の色に戻す方法はあるのかな?」

こんな悩みを解決します

この記事の内容
金魚の色が抜けて薄くなる色落ちの原因と、予防や復活させる方法について書いています

こんにちは、せいじです。

金魚を屋内、屋外それぞれで10年以上飼育しています。

屋内で長く飼育していると、金魚の色が薄くなったり、くすんでくることがあります。

また、欠けるように色が抜けていくことがあります。

鮮やかな赤や黒が薄くなってしまうと、魅力が半減してしまいます。

色落ちする理由としては、次のようなことが考えられます。

金魚が色落ちする理由

  • 光の不足
  • 飼育環境の色合い
  • ストレス
  • 遺伝的な要素

というわけで、今回は金魚の色が薄くなったり、抜けていく理由と対処方法、復活させる方法について書いていきます。

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金魚の色が抜けて薄くなる色落ちや退色の原因と対処方法

まずは金魚が色落ちする理由について見ていきましょう。

原因は複数あります。

光が不足している

室内飼育で色が薄くなる原因のもっとも多いのは、光の不足です。

照明を使っていなかったり、照明の光が弱いと、金魚の色は落ちていきます。

なぜなら、光は金魚の細胞を活性化させ、身体の色やつやに影響をあたえるからです。

飼育環境の色合いの影響

金魚は外敵から身を守るために、保護色機能を持っています。

保護色とは、環境に応じて自分の身体の色や柄を合わせることです。

そうすることで、外敵に見つけられにくくするのです。

金魚は赤色からまったく別の色に変化するほどの保護色を発揮するわけではありませんが、色の濃淡の変化によって身を隠せるようにします。

たとえば、発泡スチロールのような真っ白な容器で飼育している場合、色が濃いと目立ちますよね。

なので、白っぽい色に近づくよう、身体の色を薄くするのです。

ストレスを感じている

ストレスを感じている場合も、金魚の色が薄くなります。

また、体調をくずしている場合も色つやが悪くなります。

金魚がストレスを感じる環境をまとめます。

金魚がストレスを感じる環境

  • 水質の悪化
  • 水温の激しい変化
  • 混泳している金魚との相性が悪い

色が欠けるように抜けるのは遺伝による

これまでご紹介した原因は、金魚の体色が徐々に薄くなっていくケースに当てはまります。

それとは別の色の変化として、まるで欠けていくように色が消えていくことがあります。

この現象は、遺伝的な要素が原因と考えられます。

つまり、成長する過程で、色が抜けていく遺伝子を持っていたということです。

たとえば、青文魚が成長過程でところどころ色落ちして白に変わり、羽衣という品種に変化したり、全身の色が抜けて白鳳(パイフォン)になるのが有名です。

また、青文魚以外にも、丹頂の赤色の部分が白に変化したり、オランダ獅子頭の肉瘤の部分の赤が抜けたり、パンダ蝶尾の黒がなくなってしまったりといったことが起こります。

前述したように、この原因は遺伝子に起因するので、防ぐことができません。

また、抜けた色を復活させることもできません。

個体の特徴だと思ってあきらめてください。

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金魚の色揚げ、体色を復活させる方法

ここからは、金魚の身体の色が薄くなってしまった場合の対処方法、復活させる方法について書いていきます。

屋外で青水飼育をする

金魚の色が鮮やかになり、肌つやがもっともよくなるのは、屋外の太陽光の下で青水で飼育する環境です。

この環境が金魚の色揚げにおいても、もっとも効果が高いです。

次の要素がすべてそろった環境だからです。

屋外の青水飼育が金魚の色揚げにもたらす効果

  • 太陽の光の効果が得られる
  • 色揚げ効果がある餌が得られる
  • 保護色の作用を発揮できる

太陽の光は細胞を活性化させ、色、つやを良くしてくれます。

また、青水に含まれている植物プランクトンや藻は、金魚の色揚げに効果のある餌となります。

そして、青水の環境で過ごすと、金魚は保護色機能を発揮して色を濃くします。

屋外での青水飼育により、色落ちが起こるすべての原因を解消でき、色を復活さえる条件を整えることができるのです。

本記事のトップ画は、屋内飼育していた桜錦を、3ヶ月間屋外で青水飼育したビフォーアフターです。

左がビフォー、右がアフターですね。

劇的に色が濃く、つやが良くなっているのがわかりますよね。

屋外での青水飼育の効果は絶大です。

金魚を屋外にて青水(グリーンウォーター)で飼育する効果とは

とはいえ、住環境によって屋外で飼育することができない人も多いと思います。

なので、屋外飼育以外で解決できる方法を取り入れていきましょう。

日光浴の時間を作る

室内ではずっと太陽の光を受けて飼育できる環境は作りにくいですよね。

太陽光が良いからといって、直射日光が当たる場所に水槽を設置すると、急激な水温の変化によって金魚が死んでしまったり、水槽に苔が大量に発生してしまうことになります。

ですから、ときどき水槽から別容器に移して、日光浴をする機会を作ってあげてください。

1週間に1日程度で様子を見つつ、色の薄れ具合によって頻度を調整してください。

日光浴する際も、直射日光が当たる場所ではなくて、光を感じられる程度の場所で大丈夫です。

たとえば、直射日光の当たらない、光を感じられる窓際に置く、といった具合です。

太陽の光の強さはすごくて、間接的な光であっても十分な効果が得られます。

どれだけ強い照明を用いても、太陽の光にはかないません。

照明を強いものに変える

太陽の光にはかなわないとはいえ、弱い照明よりも強い照明のほうが、金魚の色落ちを予防する効果があります。

なので、できるだけ能力の高い照明を導入するようにしてください。

最近はLED照明が主流になってきました。

導入時の費用は高くつきますが、電気代や電球の交換といったランニングコスト、手間を軽減できます。

現在使っている照明が弱いようであれば、これを機にLEDに変更することをおすすめします。

容器などの色を濃くする

保護色の作用を発揮させるために、水槽の内部の色を濃くするようにしてください。

たとえば、色の濃い砂利を敷いたり、バックスクリーンを設置したりといった形です。

そうすれば金魚の色落ちを軽減することができます。

ただし、単体での効果はそれほど高くありません。

照明や餌との組み合わせが必要になりますね。

色揚げ用の餌をあたえる

金魚の体色を保つためには、色揚げ用の餌によって、色を維持、上げるための成分をあたえる必要があります。

金魚の赤の色をあげるためには、カロチノイドという成分が必要になります。

カロチノイドがしっかりと含まれている色揚げ用の餌をあたえましょう。

そうすれば、色落ちを防ぎ、また色を揚げることができます。

ただし、色揚げ用の餌は消化が良くありません。

なので、あたえすぎに注意してください。

通常に使っている餌に混ぜてあたえるのも効果的です。

なお、効果的な色揚げ用の餌としては、キョーリンの咲きひかり艶姿が有名です。

また、冷凍赤虫でも色揚げ効果が得られます。

なので、定期的に冷凍赤虫をあたえてあげることで、色落ちを防ぐことができます。

ちなみにカロチノイドで色あげ効果があるのは赤色に対してになります。

黒い金魚はメラニンの色素によります。

なので、黒色の金魚については、太陽の光や青水効果による色揚げが必要になります。

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金魚の色が抜けて薄くなる色落ちや退色の原因と対処方法:まとめ

金魚の色が抜けて薄くなる色落ちや退色の原因と、対処方法、色を復活させる方法について書きました。

室内での水槽飼育では、どうしても色が抜けやすいです。

色落ちして赤色の金魚がくすんだオレンジ色になってしまうと、観賞性が低下してしまいます。

なので、環境をしっかりと整えて、鮮やかな色合いやつやを維持できるようにしてください。

本記事で紹介した方法は少し手間がかかるかもしれませんが、効果は確実にあります。

魅力的な金魚を楽しめるよう、ぜひ試してみてください。

ということで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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