ホテイアオイの根に毒性?金魚が死ぬ本当の原因とは?

金魚の飼い方

ホテイアオイに悩む人「水槽にホテイアオイを入れることで、金魚が死んでしまうことがあるのか知りたい。水槽にホテイアオイを入れて金魚を飼育しているんだけれど、金魚が死んでしまったんだよね。聞いたところによると、ホテイアオイには毒があるらしいんだけれど、それで金魚が死んでしまうの?」

こんな悩みを解決します

この記事の内容
金魚の水槽にホテイアオイを入れると、金魚が死んでしまうことがあるのかどうかについて書いています

こんにちは、せいじです。

金魚の飼育を10年以上しており、金魚のふるさと奈良県大和郡山市より金魚マイスターの認定を受けています。

さて、金魚を屋外で飼育する場合によく用いられるのが、ホテイアオイという水草です。

ホテイアオイは、金魚と相性の良い水草とされており、金魚にいろいろなメリットをもららしてくれます。

たとえば、水を浄化したり、酸素を供給したりといったことです。

その一方で、ホテイアオイの根には毒性があるため、ホテイアオイが増えすぎるとその毒で金魚が死んでしまう、という説もあります。

本当にホテイアオイの毒で、金魚が死んでしまうことがあるのでしょうか。

結論から言うと、ホテイアオイの毒性で金魚が死んでしまうことはありません。

しかし、毒ではなく、酸欠や根にからまる事故によって死ぬことがあります。

というわけで、今回は金魚の水槽にホテイアオイを入れると、金魚が死んでしまう原因について解説します

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ホテイアオイの根に毒性?金魚が死ぬ本当の原因とは?

では、ホテイアオイの毒性によって、金魚が死んでしまうのかどうかについて見ていきましょう。

ホテイアオイの根には毒性がある、と言われるのは、ホテイアオイがアレロパシー効果を持っているからです。

アレロパシーとは、植物が他の植物の成長をおさえたり、動物や微生物を防ぐ、もしくは引き寄せる効果の総称で、他感作用と訳されます。

この効果が金魚に有害で、金魚が死んでしまうことがある、との見解があるようですが、金魚が死ぬほどの有害性がある可能性は極めて低いです。

もし、そこまでの有害性がであるのであれば、今日に至るまでホテイアオイが金魚飼育に重宝されることはなかったはずだからです。

金魚はホテイアオイの根を食べます。

毒を放出する部分を食べているとしたら、ホテイアオイを入れたことによる金魚の死亡は、高確率で起こるでしょう。

しかし、ホテイアオイを入れて問題なく飼育できている人はとても多く、結論として金魚への有害性はない、と考えることができます。

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ホテイアオイを入れて金魚が死ぬ原因とは?

とはいえ、ホテイアオイが原因で金魚が死ぬことはあります。

あげられる原因としては、次のようなものがあります。

ホテイアオイで金魚が死ぬ原因

  • 酸素不足による窒息死
  • 根にからまる事故死

掘り下げていきます。

酸素不足による窒息死

ホテイアオイを入れることで金魚が死ぬ原因のひとつ目は、酸欠によるものです。

「いやいやいや、ホテイアオイを入れる目的のひとつは、酸素の供給でしょう?それなのにホテイアオイで酸欠になるって、意味がわからないよ」

と思う人もいるかもしれません。

たしかに、ホテイアオイは飼育水に酸素を供給してくれます。

なぜなら、光合成をするからです。

ホテイアオイは、光合成によって二酸化炭素を消費し、酸素を放出するのです。

ただし、これは太陽の光があって、光合成をしているときの話しです。

太陽が沈んだあとの夜間中は、光合成ができません。

光合成をしていない状態では、ホテイアオイは呼吸をします。

人間と同じように、酸素を消費して二酸化炭素を出すのです。

ですから、水中の酸素がホテイアオイによって消費されてしまいます。

とはいえ、少々ホテイアオイが増えたからといって、それだけで酸欠になることはありません。

ホテイアオイの増殖に加えて他の複数の要素が相まって、酸欠が発生するのです。

その要素としては、次のようなことがあげられます。

酸欠になる要素
  • 水面が空気に触れない
  • 水温が高い

ホテイアオイが増殖し、水面を覆うようになると、水槽に酸素が取り込めなくなります

なぜなら、酸素は水面が空気に触れることによって、水中に取り込まれるからです。

エアレーションをするのも、気泡によって水面を揺らすためです。

水面が揺れると、空気と触れる面積が増えるため、多くの酸素を取り込むことができるようになるんですね。

しかし、ホテイアオイが水面を覆い尽くすほどに増えてしまうと、水面が空気に触れなくなってしまいます

その上で太陽が沈むと、飼育水は、金魚に加えてホテイアオイにも酸素を消費される上に、水面から新たに酸素を取り込むことができなくなるため、金魚に必要な酸素が足りなくなってしまうのです。

ただし、それでもまだなんとか酸欠にならずに持ち堪えられる可能性が高いです。

なぜなら、昼間に溶け込んだ酸素によって、十分生活できる量が確保されているからです。

ところが、夏場などの暑い時期になると、水温が上昇します。

水温が上昇すると、水中に溶け込むことができる酸素の量が減少します。

そうなると、酸素を使い切ってしまい、金魚が酸欠で死んでしまうリスクが高くなるのです。

根にからまる事故死

酸欠以外にも、ホテイアオイの根にからまったり、引っかかったりすることで、金魚が死んでしまうことがあります。

ホテイアオイは、成長すると根を大きく伸ばします。

根は水中に広がっていくので、金魚が泳ぐのに邪魔になることがあります。

そして、なにかの拍子に根にからまったり、引っかかったりといったことが起こるのです。

身動きが取れなくなった金魚は、なんとかそこから抜け出そうともがきます。

その結果、体力を消耗して死んでしまうんですね。

そのような事故を防ぐために、ホテイアオイの根が伸びてきたらカットするようにしてください。

カットしたからといって、ホテイアオイが枯れてしまうことはありません。

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ホテイアオイの根に毒性?金魚が死ぬ本当の原因とは?:まとめ

水槽にホテイアオイを入れると、金魚が死んでしまうのかどうかについて書きました。

この記事をまとめます。

この記事のまとめ

  • ホテイアオイが持つ毒性で金魚が死ぬことはない
  • ただし、夜間にホテイアオイの呼吸と、その他の条件が重なることで、酸欠によって死ぬことがある
  • また、根にからまる事故で死ぬこともある

ということで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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