らんちゅうのエラ病の原因や症状、治療方法を解説

金魚の病気

らんちゅうのエラ病について知りたい人「らんちゅうのエラ病について知りたい。らんちゅうの病気でエラ病というものがあるのを知った。体表には症状が出にくいんだよね?最近なんだからんちゅうの調子が悪いので、エラ病じゃないかって思うんだけど、その症状や原因、治療方法がわかるといいな」

こんな悩みを解決します

この記事の内容
らんちゅうのエラ病の原因や症状、治療方法について書いています

こんにちは、せいじです。

らんちゅう飼育を10年以上しています。

らんちゅうの病気でやっかいなもののにひとつに、エラ病があります。

やっかいな理由として、エラ病は体表に症状が出にくいため、病気の判断がしにくいからです。

エラの中を開けて見ないと、病気が特定できません。

しかし、生きている金魚のエラの中を見るのは、素人には非常に困難です。

ですから、どうしても発見が遅れてしまうのです。

また、エラ病はエラが冒される病気の総称で、病原細菌による感染、もしくは寄生虫による寄生と、原因は複数考えられます。

でも、患部であるエラの中を確認できないために、原因の特定がしにくいのです。

なので、症状からエラ病を把握し、原因の可能性を考えて治療する必要があります。

症状としては、泳ぎの違和感や食欲の低下、えらぶたの動きの異常、水面に浮いているなど明らかに

元気がない、鼻上げをする、といったことがあげられます。

というわけで、今回はらんちゅうのエラ病について書いていきます。

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らんちゅうのエラ病の原因や症状とは

らんちゅうのエラ病の症状、そして原因を確認していきます。

エラ病は体表にはっきりとした病状があらわれないため、らんちゅうの様子から判断する必要があります。

日々の観察によりらんちゅうの異常を発見できるようにつとめてください。

らんちゅうのエラ病の症状は?

らんちゅうのエラ病の症状には、次のようなものがあります。

らんちゅうのエラ病の症状

  • 水面でパクパクと口を動かしている(鼻上げ)
  • 泳ぎにふらつきが見られる
  • 急に暴れまわる
  • 水面に浮かんであまり動かない
  • 水槽の底に沈んでじっとしている
  • 餌を食べない
  • えらが片方しか動いていなかったり、不定期な動きをしている

らんちゅうはえらに異常が発生すると、呼吸ができなくなります。

なぜなら、えらで酸素を取り入れているからです。

エラ病になると酸素をうまく取り入れることができなくなり、鼻上げをします。

また、泳ぎにも異常が見られるようになります。

水槽の壁面や底に身体をこすりつけるようなしぐさをしたり、ふらふらと泳ぐようになったりします。

これは、寄生虫に寄生されたことによるかゆみや不快感が原因となっていたり、えらから酸素が取り入れられず、酸素不足になっているためにあらわれる症状です。

他にも、水面に浮かんでじっとするようになったり、逆に水槽の底に沈んでじっとしているような状態になります。

そして、餌をあたえても食べなくなります。

たとえば、餌を口の中にふくんでも、すぐに出してしまう、そしてまた食べようとするけれど、どうしても飲み込めない、そんな症状が見られます。

さらに、えらの動きでも、エラ病がわかります。

健康な状態の金魚は、両方のえらを一定に動かします。

しかしエラ病になると、片方のえらしか動いていなかったり、頻繁にえらを動かしたり、逆に両方のえらの動きが低下したり、といったことが起こります。

らんちゅうのエラ病の原因

らんちゅうのエラ病は、次のような菌や寄生虫が原因で発生します。

エラ病の原因となる菌や寄生虫など

  • カラムナリス(病原細菌)
  • フラボバクテリウス(病原細菌)
  • キロドネラ(せん毛虫)
  • トリコディナ(せん毛虫)
  • ミクソボルス(寄生虫)
  • ダクチロギルス(寄生虫)
  • ギロダクチルス(寄生虫)

どの病原細菌や寄生虫によってエラ病が起こっているかわかれば治療もしやすいですが、エラ病では特定するのが困難です。

ですから、複数の原因を想定して、治療を行わなければなりません。

らんちゅうのエラ病はうつる?隔離は必要?

エラ病を発症したらんちゅうは、基本的に別水槽に隔離して治療したほうがよいです。

というのも、他のらんちゅうにうつる可能性があるからです。

それと、エラ病に使う薬剤は、複数必要な場合があります。

ですから、らんちゅうにはそれなりの負担を強いることになります。

元気ならんちゅうに薬浴を実施してしまうと、無駄な負担をあたえることになり、場合によっては体調をくずすことも考えられます。

なので、エラ病を発症しているらんちゅうは別の容器に移して治療するようにしてください。

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らんちゅうのエラ病の治療方法とは

らんちゅうのエラ病の治療方法について書いていきます。

前述したように、エラ病はエラが冒される病気の総称です。

なので、エラ病の原因は複数考えられます。

その複数に対応した治療を行う必要があります。

塩水浴を実施する

エラ病の治療についても、らんちゅうの自然治癒力を向上させるために塩水浴を実施してください。

塩水浴を実施することによって、らんちゅうの生活での負担を減らし、病気の回復に集中できるようになります。

金魚全体にとってそうであるように、らんちゅうにとっても塩水浴は魔法の水です。

0.5%の塩水浴によって、エラ病からの回復集中できるようにしてあげてください。

なお、らんちゅうのエラ病からの回復を助ける塩水浴の魔法の効果については、金魚の塩水浴とは?やり方や効果をわかりやすく解説をご覧ください。

複数の薬剤による薬浴を実施する

繰り返しになりますが、エラ病の治療は複数の原因を想定して行う必要があります。

ですから、複数の薬剤を用いることになります。

治療には次のような薬剤を用います。

らんちゅうのエラ病に効果がある治療薬

  • 抗菌剤:グリーンFゴールド顆粒
  • 駆虫剤:トロピカルN
  • 色素剤:メチレンブルー

上記の薬を規定に従って1週間ずつ順番に使用し、治療してください。

1週間使用して効果が見られた場合は、その薬剤を継続します。

逆に効果が見られなかった場合は、次の薬を使用する、といった具合です。

ただし、この方法だと、薬が原因菌にマッチするまでに、病状が進行してしまう可能性があります。

ということで、すべての薬剤を混合し、薬浴を実施する方法があります。

しかし、この方法だとらんちゅうの負担が大きくなります。

ですから、らんちゅうがすでに弱っているようなら、単体の薬剤を順番に試した方が良いでしょう。

逆に、まだらんちゅうの体力が残っているようであれば、混合薬で治療を行った方がいいですね。

薬浴の実施方法としては、すべての薬剤を規定量投入し、1週間治療を実施します。

回復が見られたら薬浴を終了します。

病気が完全に治癒していないようであれば、半分程度水換えして規定量の薬剤を再度投入し、1週間薬浴を継続してください。

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らんちゅうのエラ病を予防する方法

らんちゅうのエラ病の治療はむずかしいと書いてきました。

ですから、エラ病にならない環境作りが重要です。

環境作りのポイントとしては、水質の悪化と水温の急激な変化を防止することです。

水質が悪化しないよう管理する

エラ病は水質の悪化により菌などが繁殖して起こる可能性があります。

ですから、水換えや濾材、砂利の定期的なメンテナンスによって、水質が悪化しないよう努めてください。

なお、水槽はきれいにすれば良い、というわけではありません。

らんちゅうにとってより良い飼育水を維持するためには、重要なポイントがあります。

金魚水槽の掃除の頻度はどれぐらい?【きれい好きは逆効果になる?】を参考にしていただけたらと思います。

水温の急激な変化を防止する

水温の急激な変化もエラ病の原因となります。

ストレスによってらんちゅうの免疫力が低下し、菌に冒されやすくなるからです。

ですから、水槽を設置する場所に注意してください。

たとえば、エアコンの影響や直射日光があたらない場所に水槽を設置するなどです。

らんちゅうの場合、屋外で飼育している人も多いでしょう。

その場合は、雨水が入り込まないように配慮してください。

雨水が水槽に入り込む環境だと、雨が降ると急激に水温が下がってしまいます。

屋根がある場所や、蒸れないような配慮をしたうえでカバーを設置するなどしてください。

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らんちゅうのエラ病の原因や症状、治療方法を解説:まとめ

らんちゅうのエラ病について書きました。

エラ病は目に見えない場所が冒される病気であるため、異常に気付くのが遅れやすく、また原因を特定するのがむずかしいです。

ですから、早期発見が困難で、治療が手遅れになる場合が多いんですね。

それに、原因をピンポイントで特定できないので、手探りでの治療となります。

そのあたりがエラ病の治療のむずかしさです。

なので、エラ病になってから治療するというよりは、できるかぎり予防につとめてください。

ということで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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