ピンポンパールを大きくしたい人「ピンポンパールを大きく育てたい。ピンポンパールを飼育しているんだけど、どうせなら大きく育てたいと思う。ピンポンパールを大きく育てるには、どうすればいいんだろう。またどんなことに注意をしたらいいかな」
こんな疑問を解決します
この記事の内容
ピンポンパールを大きく育てる方法について書いています。また、急激に大きくすると、どのような弊害があるのかについて書いています
こんにちは、せいじです。
小さなピンポンパール、かわいいですよね。
でも、大きなピンポンパールも、迫力があってまたちがった魅力があります。
ふつうに飼育していても、年数を重ねればそれなりに成長していくピンポンパールさん。
しかし、ピンポンパールを早く大きくするには、いかに餌をたくさん食べさせることができるか、がポイントになってきます。
そうすれば、半年ぐらいでテニスボールぐらいに大きさに成長させることができます。
ただ、急激に大きくしすぎると、弊害も発生します。
なので、注意が必要ですね。
というわけで、今回はピンポンパールを大きくする方法について解説します。
ピンポンパールはどれぐらい大きくなるの?
さて、ピンポンパールはそもそもどれぐらい大きくなるのでしょうか?
ホームセンターなどで販売されているピンポンパールは、ピンポン玉よりも少し小さいぐらいのサイズである場合が多いですよね。
また、ピンポンパールという名前から、あまり大きくならなさそうなイメージがあるかもしれませんが、実は巨大な個体ではソフトボール大ぐらいまで成長するんです。
大人でも片手におさまらないほどの大きさですから、泳ぐ姿は迫力満点です。
ピンポンパールを大きくするには?巨大化の方法を解説します
では、ピンポンパールを早く大きくする方法について、掘り下げていきます。
前述しましたが、いかに安全にたくさんの量の餌を食べさせることができるか、が大きくするためのポイントです。
大きな容器で少数飼育する
まず、ピンポンパールを大きく育てるためには、1匹あたりの水量をできるだけ増やす必要があります。
つまり、大きな水槽や容器で、できるだけ少ない匹数で飼育するのがコツとなります。
理由としては、次のようなことがあげられます。
広いスペースで大きくなる理由
- 金魚は水量や容器の大きさに合わせて成長する
- 水量が多い方が安全に飼育することができる
金魚は容器の大きさや水量に合わせて、成長します。
なので、大きな容器で飼育すればするほど、大きく成長しやすくなるのです。
また、水量が多いほど、金魚にとっては安全な環境となります。
というのも、水の汚れが軽減されたり、水温の変化をおさえることができるからです。
結果、ストレスを軽減することができ、金魚の餌食いが良くなります。
1回の餌の量は増やさず、餌の回数を増やす
ピンポンパールは転覆病になりやすい傾向があります。
なので、転覆病の原因となる餌やりの方法がポイントとなります。
というのも、転覆病を発症してしまうと、餌をたくさん食べさせることができなくなるからです。
転覆病を避けつつ餌の量を増やすためには、1回の餌の量は増やさず、餌の回数を増やし、トータルで食べる量を増やすようにしましょう。
また、餌ごとの間隔を3時間以上あけることによって、消化不良の可能性を下げることができます。
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水温は高めに設定(25~30℃)
ピンポンパールが活動的に生活できる水温は、18〜30℃です。
そして、餌をたくさん食べさせるのに適しているのは25〜30℃となります。
活動量があがると、それに比例して餌を食べる量も増えます。
なので、水温を25〜30℃に設定して、餌を食べさせるようにしましょう。
水温をあげることで餌の量が増えるのと同時に、消化不良になる可能性もおさえることができるので、転覆病を予防することができます。
高たんぱくの餌をあたえる
ピンポンパールを大きくするには、高たんぱくの餌を与えるのが効果的です。
ただし、高たんぱくの餌をあたえる際は、水温に注意が必要です。
なぜなら、高たんぱくの餌は消化不良を起こしやすいため、金魚の活動が低下している低水温時にあたえると、かんたんに転覆病を発症してしまうことがあります。
なので、前述したとおり、25〜30℃の水温であたえるようにしてください。
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エアレーションをする
エアレーションをすることで、ピンポンパールの食欲があがります。
なぜなら、エアレーションには水の浄化作用を促進する効果があるからです。
水質が良い状態だと、ピンポンパールの餌食いがよくなります。
なので、エアレーションを設置するようにしてください。
エアレーション以外にも水の浄化作用を強化する方法があります。
詳しくは水槽のバクテリアの増やし方【重要です】をご覧ください。
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水換えによる刺激で食欲をあげる
水槽の水換えをすると、ピンポンパールは刺激を受けて活動があがります。
活動をがあがると餌を食べる量が増えるので、大きく成長させることができます。
つまり、水換えの頻度を高めることによって、餌を食べる量を増やすことができるというわけです。
ピンポンパールを急激に大きくするリスクとは?
ここまでは、ピンポンパールを大きくする方法について書いてきました。
この方法で飼育すると、早く大きく成長させることができます。
とはいえ、早く成長させると、その分リスクも発生します。
ここからは大きく育てるリスクについて書いていきます。
転覆病のリスクが高くなる
前述したように、早く大きく成長させるためには、その分餌をたくさん食べる必要があります。
しかし、餌をたくさん食べさせるということは、その分転覆病のリスクが高くなるということです。
転覆病にならないよう環境作りをしたとしても、その可能性を0にすることはできません。
餌の量を増やすならなおさらですね。
免疫力の低い個体になりやすい
ピンポンパールには、ピンポンパールに適した成長速度があります。
それを超えて早く大きくしようとすると、内臓などの成長が追いつかず、免疫力が弱く、病気になりやすい個体になる可能性が高くなります。
ピンポンパールはもともと弱い部類の品種なので、そのうえでさらに免疫力が低下すると、なおさら病気になる確率が高くなります。
なので、あまりあせって大きくしすぎないほうが、長い目で見るといいかもしれません。
ピンポンパールを大きくするには?巨大化の方法を解説しますまとめ
ピンポンパールを早く大きくする方法について書きました。
ポイントはいかにたくさん餌を食べさせられるか、そのような環境を作ることができるか、ということになります。
しかし、人間でも同じですが、急激な成長は身体に悪影響をあたえます。
外側の成長に、内臓などの成長がついていけなくなるからです。
なので、成長させるスピードはほどほどにしたほうがいいでしょう。
というわけで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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