メダカに餌をやりすぎるとどうなるか知りたい人「メダカに餌をやりすぎると、どんな問題が起こるのか知りたい。メダカって、餌をあげるとよろこんで食べるんだよね。ついたくさん餌をあげたくなるんだけれど、あげすぎるとなにか問題があるのかな?」
こんな疑問を解決します
この記事の内容
メダカに餌をやりすぎると、どんな問題が起こるのかについて書いています
こんにちは、せいじです。
金魚やメダカ、ウーパールーパーなど水の中で飼育できる生き物を好んで飼育しています。
さて、ペットを飼育する中での楽しみとして、餌やりがありますよね。メダカについても、餌をあたえると必死に食べます。その姿が、飼い主としてはなんとも愛らしく感じるんですよね。
そんな姿を見ているとうれしくなって、どうしても餌をやりすぎてしまう、という人も多いのではないでしょうか。
しかし、メダカに餌をやりすぎてはいけません。なぜなら、メダカを殺してしまうことになるからです。
メダカに餌をやりすぎることで起こる問題をまとめると、次のようになります。
餌のやりすぎで発生する問題
- 消化不良を起こして病気になる
- 水が汚れる
- 急激な水質の悪化をまねくことがある
餌のやりすぎは、百害あって一利なしです。人間でも、腹八分目が身体に良いといいますものね。ですからくれぐれも餌をやりすぎないようにしてください。
というわけで、今回はメダカに餌をやりすぎるとどうなるかについて解説していきます。
メダカに餌をやりすぎると起こる大問題とは
では、メダカに餌をやりすぎると起こる大問題について書いていきます。
消化不良を起こして病気になる
まず、餌のやりすぎで起こる問題として、消化不良があげられます。メダカは、餌がもらえるとつい食べすぎてしまうため、消化不良を起こしやすいのです。
また、水温が低い状況で餌をあたえることでも、消化不良をまねきやすくなります。メダカは、変温動物であるため、水温によって消化能力が変化するからです。
なので、水温に合わせて餌の頻度や量を調節してあげなければならないんですね。
水温によるメダカの適切な餌やりについては、メダカの餌やりの頻度や量、餌のあたえかたについてをご覧ください。
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メダカの餌やりの頻度や量、餌のあたえかたについて
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水が汚れる
餌のやりすぎは、水の汚れにつながります。
水槽の水が汚れる原因は、メダカの排泄物と餌の食べ残しです。
餌をたくさん食べると、当然、メダカが排泄する量が増えます。また、食べきれずに餌が水槽に残ると、餌の成分が飼育水に溶け出して、水を汚す原因となります。
特に、夏場で水温が高い時期は、餌の食べ残しが腐敗して、水質が悪化しやすくなります。
ですから、餌をあたえるときは、餌の食べ残しが発生しないようにしなければなりません。
万が一、餌が残ってしまった場合は、スポイトなどで取り除くようにしてください。
餌をたくさんあげたい場合は、排泄物が増えるのに合わせて、水換えの頻度を増やすようにしてください。
急激な水質の悪化をまねくことがある
水換えの頻度を増やすことで、ある程度水の汚れに対応することができますが、急に餌をたくさんあたえると、急激に水質が悪化する場合があります。
なぜなら、水槽の浄化作用が追い付かなくなるからです。
その結果、メダカに健康被害が発生するリスクが高くなります。
俗にいうブクブクなどのフィルターを使用した飼育では、水の汚れを主に生物濾過によって浄化しています。
生物濾過とは、バクテリアの働きによって飼育水で発生する汚れを分解し、水を浄化する作用を言います。
このバクテリアによる浄化作用に対して、水に発生する汚れが大幅に上回ると、水質が悪化することになるのです。
バクテリアによる水の浄化作用のメカニズムをもう少し詳しく掘り下げてみます。
バクテリアにとって、メダカが出す汚れであるアンモニアは餌になります。ですから、汚れの量に合わせて、水槽に棲み着くバクテリアの数は増えて行きます。
このバランスが取れていると、汚れがきちんと浄化されて、メダカの健康被害が出ない環境を作ることができます。
いわゆる、水槽が安定している状態です。
ところが、水槽の中のメダカの数を増やしたり、餌の量を急激に増やすと、飼育水に排出される汚れとバクテリアが分解する能力のバランスがくずれてしまいます。
汚れに対して、バクテリアの数が足りなくなるからです。
その結果、飼育水に汚れが残ってしまうことになるのです。
アンモニアは、メダカにとって猛毒であるため、健康被害が発生するリスクが高くなります。
バランスを保ちながら餌を増やすには、急に餌の量を増やさず、徐々に増やすようにしてください。
そうすれば、増えた汚れの分だけバクテリアも増え、浄化作用を維持することができます。
正しいメダカの餌やり
ここからは、適切なメダカの餌やりについて書いていきます。
メダカの餌の頻度や量を考えるにあたっては、水温が重要になります。
なぜなら、メダカは変温動物であるため、水温によって活動量が変わるからです。
水温が低下すると活動量も低下し、餌をあまり食べなくなります。
また、消化能力も低下するため、消化不良を起こすリスクが高くなります。
逆に、水温が上がれば活動量も上昇し、たくさん餌が必要になります。消化能力も上昇するため、消化不良を起こす可能性が低くなります。
水温に合わせた具体的な餌の頻度や量については、メダカの餌やりの頻度や量、餌のあたえかたについてをご覧ください。
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メダカの餌やりの頻度や量、餌のあたえかたについて
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メダカに餌をやりすぎると起こる大問題とは:まとめ
メダカに餌をやりすぎると起こる問題について書きました。
本記事をまとめると、次のようになります。
この記事のまとめ
- 餌のやりすぎはデメリットばかり
- 消化不良
- 水が汚れる
- 急激な水質の悪化
メダカが死ぬ原因となるため、適切な餌やりをしましょう
ということで、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。