メダカの病気など

メダカが水面近くにいる、集まる理由とは?

2021年10月16日

メダカが水面近くに集まる原因が知りたい人「メダカが水面近くに集まる原因が知りたい。メダカって、ときどき水面近くで集まったりすることがあるよね。どうして水面近くに集まるのかな?なにか問題が起こっているのかしら」

こんな疑問を解決します

この記事の内容

メダカが水面近くに集まってくる原因について書いています

こんにちは、せいじです。

メダカや金魚、ウーパールーパーといった、水の中で生活する生き物を中心に飼育しています。

さて、メダカはふだん、水中で生活しています。水槽で飼育する場合も、水槽の底や水中を泳ぎ回ったりしていますよね。

ですが、ときどき、水面に集まるようなこともあります。

どうして、メダカは水面近くにあつまってくるのでしょうか?

その理由としては、次のようなことが考えられます。

メダカが水面近くに集まる理由

  • 餌を待っている、探している
  • 日向ぼっこをしている
  • 酸素が豊富だから
  • 酸欠を起こしている
  • 体調不良
  • 死んでいる

特に問題がない場合もあれば、問題が起こっている場合もあります。

メダカをよく観察して、必要であれば対策を講じてください。

というわけで、今回はメダカが水面に集まってくる原因について解説します。

メダカが水面近くにいる、集まる理由とは?

では、メダカが水面近くにいる、集まる理由について見ていきましょう。

まずは、特に問題がないケースからです。

集まっても問題ないケース

  • 餌を待っている
  • 日向ぼっこをしている
  • 酸素が豊富だから

それぞれ掘り下げていきます。

餌を待っている

メダカが水面に集まる原因のひとつとして考えられるのが、餌を待っている、探しているケースです。

しばらく飼育していると、メダカは人になれてきます。そして、人の姿を見ると、餌がもらえると思って集まってくるようになります。

餌は水面から投入されるため、人の姿を見て餌がもらえると思ったら、餌を求めて水面を泳ぎ回るんですね。

また、餌が残っているんじゃないかとか、泡などを餌と勘違いして、探すように水面にくることもあります。

餌がもらえると思って水面に集まってくる姿は、飼い主としてはなかなかかわいいものです。

日向ぼっこをしている

屋外で飼育していると、日向ぼっこをしに水面近くで過ごすことがあります。

冬の間や春先など、寒い時期には太陽の日差しを求めて水面で過ごしたりするんですね。

酸素が豊富だから

これも屋外飼育で見られる様子ですが、酸素を求めて水面近くで過ごすこともあります。

水面近くのほうが、酸素が豊富だからです。

酸素は、水面と空気が接することで溶け込みます。ですから、水面のほうがより酸素が豊富にあるんですね。

ですから、水面近くのほうが快適に過ごせるのでしょう。

問題があってメダカが水面近くにいる場合

ここからは、問題があって水面で過ごしているケースについて見ていきましょう。

問題が発生している場合は、早期に改善が必要になります。そちらも合わせて書いていきたいと思います。

口をパクパクしている場合は酸欠

メダカが水面近くに集まって、水面に向かって口をパクパクしているようであれば、酸欠が発生している可能性があります。

水中の酸素が足りないために、水面から溶け込む酸素で呼吸をしようとするからです。

メダカのこのような行動を、鼻上げといいます。

鼻上げをしている場合は、早急に酸素を供給してあげる必要があります。

メダカが酸欠を起こしている場合の症状や原因、そして対策については、メダカが酸欠を起こしている症状や原因、対策についてをご覧ください。

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ぼーっと漂っている時間が長いのは体調不良

メダカが水面をぼーっと漂っている場合は、体調不良を起こしている可能性があります。

体調が悪くて水面に浮いてしまい、しっかりと泳げなくなっているんですね。

たとえば、飼育水の水質が悪化し、ストレスによって体調不良を起こしている場合や、アンモニア中毒を起こして瀕死の状態になっている可能性もあります。

ひとまずできる対処としては、水換えと塩浴の実施です。

水質の改善と、メダカの体調の改善に努めてあげてください。

なお、メダカの塩浴については、メダカの塩浴(塩水浴)の方法や効果、期間や塩の量についてをご覧ください。

参考記事
メダカの塩浴(塩水浴)の方法や効果、期間や塩の量について

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死んでいる可能性も

メダカが水面に浮いて、刺激をしてもまったく動かない場合は、すでに死んでしまっている可能性があります。

メダカが死んでからしばらくすると、水面に浮くことがあるんですね。

そして、状況によっては横たわることなく、ふつうの姿で絶命していることもあります。

水槽では異変に気づきやすいですが、屋外で飼育している場合だと、知らない間にメダカが体調をくずし、死んでしまうこともあるでしょう。

グリーンウォーターで飼育していると、なおさらふだんの異変に気づきにくくなります。

とはいえ、飼い主としてはこの状況を避ける努力をする必要があります。

ふだんからの観察をしっかりと行い、メダカの体調の異変に気づいてあげてください。

メダカが水面近くにいる、集まる理由とは?:まとめ

メダカが水面近くにいる、集まる理由について書きました。

水面で過ごす姿は、屋外飼育であればめずらしいことではありません。そして、特に問題ではないケースもあります。

しかし、中にはメダカの命に関わるような自体が発生している場合もあるので、くれぐれも注意してください。

そして、問題が発生している場合は、早期に対策を講じてあげてくださいね。

そのためには、ふだんからの観察が重要になります。

屋外飼育だと、つい観察を怠ってしまうこともあるかもしれません。ですが、たとえ1日5分でも観察してあげることで、メダカの異変に気づくことができます。

愛情を持って飼育してあげてください。

ということで、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

  • この記事を書いた人

せいじ

現在:ハッピーアクト代表
住所:金魚のふるさと奈良県大和郡山
金歴:15年以上
実績:金魚マイスター認定者
    全国金魚すくい選手権20位
内容:金魚の飼育、育成、金魚すくいのコツを発信  

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