金魚の水換えにぬるま湯を使うのはまちがい!

金魚の飼い方

水換えのときにぬるま湯を使っている人「金魚の水換えのときにぬるま湯を使っている。金魚ってあたたかいほうが元気が出るって聞いた。だから、寒い季節には水換えのときにぬるま湯を入れるようにしているのよね。そうやって水温を上げたほうが金魚さんもよろこぶよね?と思っているんだけれど、なんだかすぐに体調をくずしている気がするなぁ。どうして?」

こんな悩みを解決します

この記事の内容

金魚の水換えの際にぬるま湯を入れるのはまちがい、絶対にしてはだめ、ということについて書いています

こんにちは、せいじです。金魚の飼育を10年以上しており、金魚のふるさと奈良県大和郡山市より金魚マイスターの認定を受けています。

さて、先日、冒頭にあるように「水換えのときにぬるま湯を入れているんですけど、だめですか?」という内容の質問を受けました。

冬に冷たい水の中ではつらかろうと思ってってことでした。

金魚にとって良い環境を作ってあげたいとの思いからしていることなんですが、結論から言うと、飼育水と温度差がある水を水換えに使うのはNGなんです。

なぜなら、水温の急激な変化は、金魚にとってストレスとなるからです。

というわけで、今回は金魚の水変えにぬるま湯を使うのはまちがい!の理由について解説します。

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金魚の水換えにぬるま湯を使うのはまちがい!

では、金魚の水換えにぬるま湯を使ってはいけない理由について見ていきましょう。

まちがいが起こってしまう理由としては、水温の変化に応じて金魚の活動量が変わることが影響していると思われます。

金魚はあたたかいほうが過ごしやすい

金魚は適応力が高い生き物です。ですから、0〜40℃までの水温幅で生活することができるんですね。

ただし、変温動物であるため、水温によって活動性が変化します。水温が高いと活動が上がり、低いと下がるのです。

そして、金魚がもっとも活発になる水温域は、25〜28℃となります。

金魚の活動性は、観賞に大きく影響してきます。水温が低い冬なんかは、水槽の底でじっとしてほとんど動かなくなるからです。

観賞しても、動かない金魚では楽しくありませんものね。動物が身動きひとつしない動物園を楽しめないのと同じです。

そればかりか、調子が悪いんじゃないの?寒いからしんどいんじゃないの?と心配になってしまいます。

いっぽうで、水温が上がると金魚は水槽内を泳ぎ回り、元気な姿を見せてくれます。そして、たくさん餌を食べてくれるようになります

飼育者としては、その姿を見るのがうれしく感じるはずです。

このような理由から、水温の低い季節に少しでも元気を出してもらおうと、「水換えのときに温度が高めのお湯を入れています」という人がいるんですね。

「金魚がよろこんでくれると思って」とのことですが、これは絶対にNGです。

水換えのときにお湯を入れてあたためるのはだめ?

水換えのときにお湯を入れてはいけません。なぜなら、金魚はよろこばないからです。

「いや、そんなことないよ。水換えしたら金魚さん、よろこんで水槽内を泳ぎ回ってるもん。よろこんでいる証拠でしょ!!」

と思う人もいるかもしれません。

たしかに、水換え直後の金魚は活発に泳ぎ回るようになります。側から見ていると、水がきれいになってよろこんでいるように見えます。

あたたかいお湯を入れたら、余計に元気になるよ、と感じる人もいるでしょう。

しかし、それはよろこんでいるのではなく、驚いたり、苦しんだりしているのです。

水温の急激な変化でメダカがストレスを感じる

金魚は、割と幅広い環境に適応することができる生き物ですが、急激な環境の変化に弱い特徴があります。

ですから、水換えで金魚が元気に泳いでいるように見えるのは、水温や水質の急な変化によって、ストレスを感じているからなのです。

水温は、飼育水と新しく入れる水の温度差が大きければ大きいほど、金魚にはストレスとなります。

人に置き換えて考えてみてください。

いきなりプールに飛び込むと、心臓麻痺を起こすことがありますよね。急な温度変化に心臓がついていけず、止まってしまうわけです。

ですから、冷たい水に入るときは、少しずつ身体を慣らしていかなければなりません。

金魚は人間よりもずっと身体が小さいため、人間以上に温度差に敏感になるんですね。

ほんの1〜2℃のちがいが、人間でいうところの心臓麻痺を起こすぐらいの影響になってしまうのです。

その差がさらに大きいと、金魚にとって致命傷になる可能性は十分にあります。

なので、水換えの際は、新しく入れる水を飼育水の水温に合わせる必要があるのです。

体調不良や病気の原因となる

水温差による負担が、1回や2回ほどであれば金魚も耐えてくれるかもしれませんが、繰り返しつづくと金魚は体調をくずしてしまうことになります。

そして、免疫力が低下し、白点病などの病気になってしまうリスクが高くなるのです。

その結果、死んでしまうことも少なくありません。

「きちんと水換えをしてきれいな水を維持しているのに、どうして病気になってしまうんだろう?」という場合は、まちがってしまっている可能性があります。

なお、水換え時に水温を合わせる方法としては、【金魚】水換え時の温度(水温)合わせについて解説しますで詳しく書いています。ぜひご覧ください。

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金魚の水換えにぬるま湯を使うのはまちがい!:まとめ

金魚の水換えにぬるま湯を使ってはいけない理由について書きました。

本記事をまとめます。

水換えにぬるま湯がNGな理由

  • ぬるま湯を使うと、飼育水の温度が急激に変わる
  • 金魚は水温の急激な変化に弱い
  • 免疫力が低下し、病気になってしまう
  • 水換え後に元気に見えるのは、驚いている、苦しんでいる

ということで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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