
金魚の水槽の砂利掃除の方法を教えてください。水槽の底に敷いているので、簡単に掃除をすることができません。楽ちんな方法を知りたいです。
こんな疑問を解決します。
この記事の内容
金魚水槽にとって、底砂利は重要な役割をしてくれます。
その中でも一番はバクテリアの住処となり、水槽の水を浄化してくれることですね。
これによって金魚が健康に過ごすことができます。
しかし、砂利掃除をしないと、汚れが溜まって逆に悪影響が発生します。
たとえば、糞や餌が溜まり、そこに細菌などが繁殖して金魚が病気になってしまうケースです。
定期的に掃除をし、清潔な環境を保つようにしましょう。
砂利の効果の詳細については、金魚に砂利は必要?効果やおすすめの砂利を紹介をご覧いただけると嬉しいです。
金魚水槽の砂利の掃除方法
金魚水槽の砂利の掃除方法について書いていきます。
普段のメンテナンスはとても簡単で、手間もかかりません。
ただ、1年に1回は大掃除をした方がいいですね。
なので、大掃除の方法も合わせて書いていきます。
まとめると次のようになります。
- プロホースで汚れを排出する
- 1年に1回、砂利を水洗いする
- 砂利を水洗いする際の注意点
掘り下げていきます。
プロホースで汚れを排出する
日々の掃除については、水換えの時にプロホースを使って砂利の汚れを排出しましょう。
水換え2回につき、1回程度のペースで十分だと思います。
プロホースとは、砂利は残したまま、飼育水と砂利の汚れのみを排出できる道具です。
プロホースの先を砂利に差すと、面白いように砂利のごみが排出されます。
通常のプロホースは、水槽に入れてプロホース自体をゆすることでサイフォンの原理が働き、水が排出される仕組みとなっています。
ただ、排出するまでにけっこう手こずったりするんですよね。
何度ゆすっても水がなかなか排出されなかったり・・・・。
しかし、プロホースエクストラならスターターポンプが上部についていて、それを数回押すだけで水の排出が始まります。
こちらの方が使い勝手がいいのでおすすめですね。
デメリットがあるとすれば、通常の排水ポンプとくらべて水の排出に時間がかかるということです。
なので、私は砂利の掃除が十分できた時点で、通常の排水ポンプに切り替えています。
1年に1回、砂利を水洗いする
日々の砂利の掃除はプロホースでいいですが、長期間に経過すると、プロホースでは取り切れない汚れが溜まってきます。
なので、年に1回程度、砂利を水槽から出して水洗いすることをおすすめします。
そうすることで、砂利の底に溜まった汚れまで取り除くことができるからです。
砂利を水洗いする際は、水槽の中でそのまま洗うのではなく、砂利をすべて外に出してからしましょう。
そうでないと、砂利が水槽の壁面にあたって、傷がついてしまう可能性があるからです。
砂利の洗い方としては、バケツなど他の容器に移し、コメを研ぐように洗えばOKです。
この時、食器洗い用のゴム手袋を使った方がいいですね。
砂利で爪が傷だらけになってしまう可能性があるので。
砂利を洗浄すると、水が濃いグレーに染まります。
何度か繰り返して汚れをしっかり落としたら、水槽に戻してください。
砂利を水槽から外に出すときは、水を除いて砂利だけをすくうことができる専用のスコップを使うと便利です。
プラスチック製になっているので、水槽を傷つける可能性も低いです。
ただ、ダイソーのペットコーナーでも売っているので、単品で買うならそちらの方が安くていいですね。
水槽商品をネットで購入する際に、送料無料の金額までちょっと足りない、といったケースで購入するのであれば、水作ジャリスコップをおすすめします。
砂利を水洗いする際の注意点
水槽の砂利を水洗いする際の注意点として、絶対に水道水で洗わないようにしましょう、ということですね。
砂利は水槽の水を浄化するために必要なバクテリアの住処となります。
カルキの入った水道水で洗うと、砂利に棲みついているバクテリアが全滅してしまいます。
なので、極力飼育水で洗うようにしてください。
飼育水の中にもバクテリアが存在しますし、カルキも入っていないので砂利のバクテリアが減ることはありません。
とはいえ、砂利はけっこうな量があるので、排出する飼育水だけでは足りない可能性があります。
その場合は、水道水をカルキ抜きしてから使うようにしましょう。
そうすれば、バクテリアにダメージを与えずに済みます。
まとめ
金魚水槽の砂利掃除の方法について書きました。
バクテリアの住処となり、生物濾過の役割を果たしてくれたり、水槽の底の汚れや苔が目立たないようにしてくれたりとメリットの多い砂利ですが、放置しておくと金魚に害を及ぼす最近の温床になる可能性があります。
なので、適切に掃除を実施し、きれいな状態を保つようにしてください。
日々の掃除は本当に簡単ですし、水換えの時間が少し伸びる程度で済みます。
プロホースを使って汚れを排出している時は、砂利がきれいになっていくのが実感できて、割と楽しかったりします。
ぜひ試してみてください。
では、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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