金魚すくいの道具について知りたい人「金魚すくいで金魚をすくう道具について知りたい。金魚すくいをするときに使う、金魚をすくう道具の名前はなんていうの?どんな種類があるのかな?」
こんな疑問を解決します
この記事の内容
こんにちは、せいじです。
全国金魚すくい選手権大会に過去5回出場、全国大会ファイナリスト(上位50名以内)です。
2019年奈良県予選では、6位でした。
さて、今回は金魚すくいで金魚をすくう道具である、ポイについてです。
ポイは、プラスチックの柄に紙が貼ってあるものがスタンダードですが、その他にもなかの皮で作られたものもあります。
スーパーボールすくいでよく用いられるものですね。
紙のポイは全部同じように見えて、厚さのちがいが設けられています。
また、裏表も決まっています。
というわけで、金魚すくいのポイについて掘り下げていきます。
金魚すくいの道具の名前は「ポイ」紙の厚さや裏表の見分け方
金魚すくいには欠かせないもの、それが金魚をすくう道具であるポイです。
そのポイの種類や裏表の見分け方について書いていきます。
ポイには紙製ともなかの皮製がある
ポイには大きく分けて2種類あります。
プラスチックの柄に紙が貼りつけてある一般的なものと、スーパーボールすくいでも用いられるもなかの皮を使用したものです。
もなかの皮は水につけることによって勝手に溶けてしまいます。
耐久性も乏しくすくうのがなかなかむずかしいのと、金魚すくいの技術が通用しないので、個人的には紙のポイでの金魚すくいをおすすめします。
紙のポイの強さは4号が最強
メジャーな紙製のポイは、紙の厚さによって4~7号の4段階に分けて販売されています。
厚さの程度については次のようになります。
4号ポイはもっとも厚い紙が使用されており、非常に耐久性があります。
普段金魚すくいをあまりしない人でも、ふつうに10匹以上すくえたりします。
5号は全国金魚すくい選手権大会の公式ポイに用いられる号数です。
こちらは素人で5匹程度すくえるかもって感じです。
ただし、金魚すくい選手権大会の金魚は超俊敏であるため、参加することに意義があるとのオリンピック精神で参加されるかたが多い予選の1回選では、0匹が続出します。
6号は5号よりもさらに薄く、1匹もすくえない人のほうが多いでしょう。
7号までいくと、もはや1匹すくえたら奇跡、というレベルの薄さになります。
紙のポイには裏表がある
さて、号数によって紙の厚さが異なるポイですが、実は裏表があります。
プラスチックの柄に紙が貼ってあるほうが表です。
当然反対を向けると裏になります。
金魚すくいをする際、裏と表、これが非常に重要な意味を持ってきます。
特に初心者のかたは、どちらですくうかで大きく結果が変わる可能性があるので、見分けかたを覚えておいてください。
ポイの裏表、どちらですくうべき?
金魚すくいをする際、ポイは表裏、どちらですくうのが良いでしょうか?
昔はポイの表側ですくうべきとされていました。
なぜなら、今ほどのり付けがしっかりとされておらず、裏側ですくうと紙が柄からベロリとめくれてしまうことが多かったからです。
ベロリとめくれてしまうと、その瞬間にゲームオーバーになります。
表だとその心配が低いため、表ですくうべきとされていたのです。
しかし、今はのり付けの技術が発達し、裏ですくっても柄から丸ごと剥がれてしまうことは少なくなりました。
なので、ポイは裏側を使ってすくうことをおすすめします。
なぜなら、出っ張ったプラスチックの柄の部分が、金魚を通せんぼしてくれるからです。
金魚は基本、前しか進むことができません。
ですから、頭をおさえてあげると、身動きが取れなくなります。
すばしっこい元気な金魚は、前を通せんぼされると方向転換して逃げようとしますが、裏側を使うと柄がさらに通せんぼしてくれるので、逃げ場を防ぐことができます。
すくうときも逃げようとしている金魚が柄に引っかかり、すくいやすくなります。
ですから、裏側ですくほうが断然かんたんです。
ポイによっては表側ですくったほうが良い
ただ、ポイののり付けによっては、今も表ですくったほうが良い場合があります。
見極める方法としては、紙が柄に貼りつけられている部分の状態です。
ピタッと紙がくっついて、柄が透けているようなら大丈夫です。
しかし、柄との間に空気が入って隙間が多いようであれば、ベロリとめくれるリスクが高いので、表側を使うようにしてください。
どの程度だとはがれやすいかの見極めについては、ある程度の経験が必要になります。
金魚すくいの道具の名前は「ポイ」紙の厚さや裏表の見分け方:まとめ
金魚すくいに必須の道具、金魚をすくうポイについて書きました。
どれだけの金魚をすくえるかは、ポイにかかっていると言っても過言ではありません。
ポイの厚さ、そして裏表の見分けかたと、どちらですくうかの見極めの判断の参考になれば幸いです。
ということで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。