メダカが死んだときの対応が知りたい人「飼っているメダカが死んでしまったときに、どうしたらいいのか知りたい。メダカは寿命が短いから、たくさん飼っているとその分死んでしまう数も多くなる。死んだ場合、どうしたらいいのかな」
こんな悩みを解決します
この記事の内容
メダカが死んだ場合に、水槽から取り出さないでそのままにしておく対応方法について解説しています
こんにちは、せいじです。
メダカや金魚、ウーパールーパーといった、水の中で生活する生き物を中心に飼育しています。
さて、みなさんはメダカが死んだとき、どうしていますか?
すぐに水槽から取り出して、土に埋めるなどしているでしょうか。
ペットとしてかわいがってきた存在ですから、死んでしまったら手厚く葬ってあげたい、と思う人は多いと思います。
そのいっぽうで、犬や猫とちがって、個々のメダカに強い思い入れを持つのはむずかしい、という人もいるかもしれません。
というのも、メダカは十数匹、多い人では数十匹の単位で飼育しますよね。
犬や猫よりずっと多く飼育できます。どうしても愛情は分散されてしまいます。
また、飼育する数が多いのにくわえて、メダカは種類による外見のちがいはあるものの、個体によるちがいというのは少ないです。
ですから、1匹ずつ見分けがつかないということも珍しくありません。
さらには、メダカの寿命は1〜4年と短く、飼育下ではかんたんに産卵するため、代替わりが激しい生き物です。
メダカが死んだとき、いちいち悲しんでいたら心が持ちませんしね。
そのため、弔いかたも普通のペットとはちがう形が取れられている場合があります。
それは、死んだメダカをそのまま水槽に残して、死骸をメダカやその他の生き物に食べさせて弔うというという方法です。
良い、悪いはちょっと置いておいて、今回はメダカが死んだときに、すぐに水槽から取り出さないで弔う方法について解説します。
メダカが死骸を食べる?死んでもすぐに水槽から取り出さない理由
では、メダカが死んでもすぐに水槽から取り出さない理由について見ていきましょう。
結論から言うと、死骸を水槽からすぐに取り出さないのは、他のメダカが食べて処理してくれるからです。
死骸が長い間水槽にあると水が傷む原因になる
メダカが死んだ場合、死骸が長い間水槽に留まると、飼育水が汚れる原因となります。
なぜなら、メダカの身体が腐敗し水を汚すからです。
ですから、メダカが死んだらすぐに水槽から取り出す必要があるんですね。夏場なんかは、暑さで腐敗が進むのが早くなりますからね。
よって、夏は水の傷みもひどくなるので注意が必要です。
たくさんメダカがいる場合、他のメダカが食べて死骸はすぐになくなる
通常は先に書いたように、死んだメダカはすぐに水槽から取り出すのが基本です。
しかし、メダカをたくさん飼育している場合は、水槽から取り出さずにそのままにしておくというのもひとつの弔いかただったりします。
なぜなら、他のメダカが死んだメダカを食べてくれるからです。
いわゆる、共食いってやつですね。
メダカは、雑食性です。ですから、口に入る大きさで食べられるものならなんでも食べようとします。
ですから、身体の大きさが極単にちがうメダカをいっしょに飼育していたり、成魚と稚魚や卵をいっしょに飼育していると、共食いをしてしまうんですね。
大きさが同じメダカ同士の場合は基本的に共食いは起こりませんが、メダカが弱ってきたり、死んでしまった場合は共食いが発生します。
それを利用して、メダカの死骸を処理することができるというわけです。
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エビもメダカの死骸を食べる
メダカの死骸を食べるのは、メダカだけではありません。
もしエビをいっしょに水槽に入れている場合は、エビもメダカの死骸を食べてくれます。
ですから、メダカの身体は確実に水槽からなくなっていきます。
骨はバクテリアによって分解もされる
メダカやエビが死骸を食べてくれるのですが、骨までは食べません。
ですが、水槽内に骨だけ残ってしまう、という問題は発生しません。
なぜなら、骨についてはバクテリアなどの微生物が分解してくれるからです。
ですから、メダカの死骸を水槽にそのまま放置しておいても、メダカの身体は完全に消滅することになるんですね。
人道的な問題をどう考えるか
ただ、大切なペット同士を食べさせ合うのは、飼い主として、人としてどうなのかという問題があります。
食べさせてしまうのは、むごいと感じますよね。
ただ、自然の世界では、弱肉強食という言葉があるように、生き物同士、メダカ同士で食べ合いながら、強いものだけだ生き残るようにできています。
ですから、死んだメダカを他のメダカが食べるのは、自然なことと考えることもできます。
個人的に肯定するわけではありませんが、ひとつの考え方として存在するということです。
メダカの死骸をメダカに食べさてはいけない場合
ここからは、死んだメダカを他のメダカに食べさせてはいけないケースについて見ていきましょう。
食べさせていけないのは、メダカが病気で死んでしまった場合です。
病気で死んでしまったメダカを食べさせると、食べたメダカも病気になってしまう可能性があります。
ですから、病気で死んでしまった場合は、できるだけ速やかに水槽から出すようにしてください。
メダカが死骸を食べる?死んでもすぐに水槽から取り出さない理由
メダカが死んでしまった場合に、水槽からすぐに取り出さないで、共食いによって弔う方法について書きました。
飼い主としては心が痛む方法ではありますが、ひとつの弔いかたとして用いている人もいるのは事実です。
いろいろな意見があると思いますが、ひとつの考えかたとして存在するということです。
ということで、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。