メダカの亡骸を処理したい人「メダカが死んだあと亡骸をどう処理したらいいか知りたい。メダカって、寿命が1~3年ぐらいだから、たくさん飼っているとどんどん死んでいくんだよね。死んだ後の亡骸って、どのように処理したらいいのかな?普通に土に埋めて大丈夫?」
こんな悩みを解決します
この記事の内容
メダカが死んだ後の亡骸の処理について書いています
こんにちは、せいじです。
メダカや金魚、ウーパールーパーといった、水の中で生活する生き物を中心に飼育しています。
さて、メダカを飼育していると、死んでしまう個体もあらわれます。命あるものいつかは死ぬわけで、寿命であれ、病気であれ、さけようがないことなわけです。
ことメダカについては、寿命が1~3年ほどと短いこともあり、繁殖させているとどんどん死んでいきます。
そこで困るのが、死んだメダカをどう処理するかということですよね。
というわけで、今回はメダカの死骸の処理について解説します。
メダカが死んだあとの死骸の処理はどうしたらいい?
では、メダカが死んだ後の死骸の処理について見ていきましょう。
考えられる適切な選択肢をまとめると、次のようになります。
メダカの死後の亡骸の処理方法
- √
- 土に埋める
- ごみとして出す
- そのまま放置する
それぞれ掘り下げていきます。
土に埋める
メダカの亡骸の処理方法、ひとつめは土に埋める方法です。
これは誰もが考える一般的な方法ですよね。子供のころ飼っていた金魚などが死んだとき、親から土に埋めるように教わった人も少なくないでしょう。
生き物は死んだら土にかえる、なんて言ったりしますしね。
ですから、庭がある家なんかは庭に埋める、庭がない家は、植木鉢やプランターの土に埋めるといいでしょう。
植物の栄養素となって、成長に貢献してくれるかもしれません。
ただし、中には枯れてしまうこともあるようなので、その点は注意してください。
ごみとして出す
ごみとして出す、というのもメダカの亡骸を処分する方法のひとつです。
とはいえ、飼育者としては、大切に飼育していたペットをごみとして出すのは抵抗があるかもしれません。
「ごみ」という響きが、なんとも後ろめたさを感じさせますよね。
ただ、マンションなどに住んでいる人の中には、庭や植木鉢など、土に埋められる環境にない人もいるでしょう。
後述しますが、だからといって公共の場である公園などに埋めてはいけません。
ですから、取れる手段として、ごみに出すというのも適切なんですね。
ごみを処理する人に迷惑にならないか、という問題もありますが、よくよく考えてみると、食べたあとの魚は燃えるごみとして出しますよね。
メダカは、食べ物とペットという立場はちがえど、同じ魚です。ですから、ごみに出すのは問題ありません。
気持ち的な部分の抵抗については、葬る形よりも供養する気持ちが大切と考えて、しっかりと心を込めて送ってあげるとよいでしょう。
そのまま放置する
そのまま水槽の中に放置するのも、適切な処理のひとつと考えていいでしょう。
なぜなら、他のメダカなどが食べて処理してくれるからです。
メダカは、通常であれば共食いをすることは基本的にありません。
成魚や稚魚や卵など、口の中に入る大きさであるものを食べてしまうことはありますが、自分と同じぐらいの大きさであれば、食べてしまうことはないんですね。
ところが、死んでしまうと食べる対象になります。
身体の小さなメダカは、食べられるまでの時間が短いため、水もそれほど傷みません。
ですから、メダカの亡骸を見つけても、そのまま放置して他のメダカに処理してもらいましょう。
エビなどをいっしょに飼育している場合は、エビも食べて処理してくれます。
ただし、明らかに病気で死んでしまった個体については、他のメダカなどに食べさせないほうがいいですね。
食べたメダカが同様の病気になってしまう恐れがあるからです。
その場合はすみやかに水槽から出して処理してあげてください。
やってはいけない死骸の処理のしかた
ここからは、やってはいけないメダカの亡骸の処理方法について見ていきましょう。
やってはいけない方法としては、次のようなものがあげられます。
NGなメダカの亡骸の処理方法
- 公園に埋める
- 川に流す
掘り下げていきます。
公園に埋める
メダカが死んだときに埋めるところがないからといって、公園に埋めていけません。
なぜなら、公園は公共の場だからです。
公園はみんなが利用できる場です。その場にメダカの死骸を埋めてしまうと、たとえば異臭がしたり、子供が遊んでいる際に掘り起こしてしまったり、といったことが起こり得ます。
また、野良猫などが掘り起こしてしまうことも考えられます。
メダカの死骸が転がっている公園を使用したいとは思えませんよね利用している人にとっては、迷惑な話しです。
ですから、公園に埋めるのはやめてください。
川に流す
川に流すのもやめてください。なぜなら、自然の川に悪影響をあたえてしまう可能性があるからです。
メダカは、自然の中に生息していますが、観賞魚として流通しているメダカは、自然のものではありません。
人間が作り出し、そして人工的な環境下で生きてきた、自然の中に存在するものとは別の生き物になります。
そのメダカを川に流してしまうと、自然な環境になんらかの影響をあたえてしまう恐れがあるんですね。
たとえば、自然のメダカがもたない菌を蔓延させてしまったりといったことが、起こる可能性があります。
「ほんの小さなメダカの死骸を川に流すぐらいで、そんなたいそうな問題が起きるわけないよ」
と思うかもしれません。
しかし、飼育している人みんなが死骸を川に流したらどうでしょうか。
影響は小さくないですよね。
というわけで、川に流すのは絶対にやめてください。
メダカが死んだあとの死骸の処理はどうしたらいい?:まとめ
メダカが死んだ後の死骸の処理方法について書きました。
昔から、生き物は死んだら土にかえる、と言われ、土に埋めるのが正しい埋葬だという意識がありますよね。
ですから、自宅庭があるとか、植木鉢など土に埋められる環境のある人は、ぜひそうしてあげてください。
とはいえ、マンションやハイツなど、土に埋められる環境にない人も少なくないでしょう。
その場合は、本記事を参考にしていただければと思います。
くれぐれも、公園に埋めたり、川に流す、なんてことがないようにお願いします。
ということで、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。