メダカの病気など

メダカのアンモニア中毒の原因や症状、治療方法とは

2021年12月20日

メダカのアンモニア中毒に悩む人「メダカのアンモニア中毒に悩んでいる。うちのメダカがバタバタ死んでいく。アンモニア中毒が原因じゃないかと思っているんだけれど、はっきりとわからない。アンモニア中毒の原因や症状、治療方法が知りたいな」

こんな悩みを解決します

この記事の内容

メダカのアンモニア中毒の原因や症状、治療、予防方法について書いています

こんにちは、せいじです。

メダカや金魚、ウーパールーパーといった、水の中で生活する生き物を中心に飼育しています。

さて、メダカの病気のひとつに、アンモニア中毒というものがあります。

アンモニア中毒とは、飼育水のアンモニア濃度が上がることによって発生します。

メダカにとってアンモニアは猛毒なんですよね。少量でも害が大きいとされています。中毒を発症するぐらいになると、かなり影響が大きいということになります。

ですから、アンモニア中毒を発症した場合、ほぼ助かりません。

つまり予防がとても重要になるんですね。

というわけで、今回はメダカのアンモニア中毒の原因や症状、治療、予防方法について解説します。

メダカのアンモニア中毒の原因や症状、治療方法とは

では、メダカのアンモニア中毒の原因や症状、治療方法について見ていきましょう。

アンモニア中毒の原因

アンモニア中毒の原因は、メダカがアンモニア濃度の高い飼育水の中で生活することによって起こります。

アンモニアは、メダカにとって猛毒になるんですね。

ですから、飼育水に少しでもアンモニアが発生すると、メダカにとってはストレスになります。

では、どうして飼育水にアンモニアが発生するのでしょうか。

アンモニアはメダカの排泄物に含まれています。

なので、メダカが排泄することによって、飼育水にアンモニアが発生することになるわけですね。

前述したように、少しでもアンモニアが発生するとメダカにとって害になるわけですが、だからといって頻繁に水換えをしなければならないか、というとそうではありません。

フィルターや底砂利などを使用して飼育している場合は、アンモニアが分解されて別の物質になるからです。

この浄化作用を生物濾過といいいます。

生物濾過とは、バクテリアの働きによってアンモニアを分解する作用のことをいいます。

アンモニアはバクテリアに食べられることによって、硝酸塩という物質に変わります。

硝酸塩は、メダカにとってほとんど害がありません。

アンモニア中毒が発生しやすい場面

では、アンモニアが飼育水に多量に発生するのはどんな場面でしょうか。

まとめると次のようになります。

飼育水に発生する場面

  • 水槽を立ち上げたばかり
  • 大量の水換えを実施した
  • 不適切なフィルター掃除をした

掘り下げていきます。

水槽を立ち上げたばかり

水槽を新しく立ち上げたばかりのときは、バクテリアが水槽に発生していません。

ですから、生物濾過が働かないんですね。

なので、メダカの排泄物に含まれるアンモニアは、垂れ流しの状態になります。

この期間は、人力でアンモニアを排出しなければならず、通常よりも水換えの回数を増やす必要があるんですね。

一般的に、メダカの水槽を水換えは2週間に1回ぐらいのペースとなります。

ですが、水槽を立ち上げたばかりのときは、3日〜1週間に1回、半分ほどの水換えが必要になります。

1ヶ月ほどするとバクテリアによる生物濾過が安定するようになります。

安定すればアンモニア中毒は基本的に発生しません。

最初の1ヶ月は、手厚くお世話してあげてください。

大量の水換えを実施した

一度に大量の水換えをした場合、安定していた生物濾過の作用が急激に低下する可能性があります。

なぜなら、水換えによって水槽に存在していたバクテリアが大量に排出されるからです。

アンモニアを分解してくれるバクテリアが減ってしまうことで、アンモニアを分解しきれなくなり、アンモニア中毒が発生しやすくなるというわけですね。

不適切なフィルター掃除

まちがったフィルター掃除によっても、アンモニア中毒を誘発してしまうことになります。

具体的には、フィルターの中にある濾材を水道水で洗った場合ですね。

濾材を水道水で洗ってしまうと、バクテリアが全滅することになるからです。

フィルターの濾材は、バクテリアがもっとも多く棲みつく場所になります。

そこに飼育水の流れを作ることによって、アンモニアが分解されやすくなるわけです。

フィルターを水道水で洗ってしまうと、微生物を殺す働きをする塩素によって、バクテリアも死んでしまいます。

その結果、生物濾過がまったく機能しなくなり、立ち上げたばかりの水槽とほとんど同じ状態になるんですね。

その状態で、2週間に1回程度の水換えしかしないと、アンモニア中毒になる可能性が高くなります。

アンモニア中毒の症状

アンモニア中毒を発症したメダカは、次のような症状を見せます。

メダカのアンモニア中毒の症状

  • 泳ぎがふらふらになる
  • 泳いでる最中にくるくると回転する

アンモニア中毒を起こしているメダカは、泳いでる最中にふらふらとふらつくようになります。

まるで酔っぱらっているかのように見えますね。あきらかに異常が発生しているのがわかります。

また、泳いでいる最中に、くるくると回転するような泳ぎを見せます。こちらは、枯れ葉が舞うような感じです。

このような泳ぎ方が見られたから、かなり深刻な状態であると言えます。

アンモニア中毒の治療方法

アンモニア中毒の治療方法ですが、残念ながら明確な方法はありません。

効果のある薬はなく、実施できる方法としては水換えと塩水浴のぐらいです。

ただ、症状が出ている段階で水換えをしても、時既に遅しの状態となります。

塩水浴で改善するケースも皆無と言えるほどありません。

発症したメダカは、ほぼ確実に死んでしまうということです。

ですから、アンモニア中毒を起こさないようにすることが、非常に重要となります。

メダカのアンモニア中毒を予防する方法について

ここからは、アンモニア中毒を予防する方法について見ていきましょう。

アンモニア中毒が発症しやすいのは、水槽を立ち上げた直後から1ヶ月の間です。

前述したようにバクテリアが発生しておらず、生物濾過が機能しないからです。

ですから、3日〜1週間に1回、半分ほどの水換えを実施するようにしてください。

また、餌の量をひかえてください。

飼育水の汚れはメダカの排泄物の量に比例します。そして、メダカの排泄物の量は、食べる餌の量が増えることによって増えていきます。

このシチュエーションでたくさんの餌を食べさせると、アンモニアの量が増えてリスクが高まってしまいます。

餌をできるだけ少なくおさえるようにしてください。

メダカのアンモニア中毒の原因や症状、治療方法とは:まとめ

メダカのアンモニア中毒の原因や症状、治療方法について書きました。

この記事をまとめます。

この記事のまとめ

  • 飼育水のアンモニア濃度の上昇が原因
  • 生物濾過が機能しないために起こる
  • メダカはふらふらと泳ぎ、くるくると回る
  • 明確な治療方法はなく、ほぼ確実に死ぬ
  • 生物濾過を機能させることが重要

ということで、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

  • この記事を書いた人

せいじ

現在:ハッピーアクト代表
住所:金魚のふるさと奈良県大和郡山
金歴:15年以上
実績:金魚マイスター認定者
    全国金魚すくい選手権20位
内容:金魚の飼育、育成、金魚すくいのコツを発信  

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