金魚の表面はぬるぬる!ぬめりの原因である粘膜の役割とは?

金魚の飼い方

金魚の身体がぬるぬるな理由を知りたい人「金魚の身体ってどうしてぬるぬるするのか知りたい。金魚を直接さわったことがあるんだけれど、ぬるぬるするよね?ぬるぬるしているのにはなにか理由があるの?詳しく知りたいな」

こんな疑問を解決します

この記事の内容
金魚の身体がぬるぬるしている理由と、その役割について書いています

こんにちは、せいじです。

金魚の飼育を10年以上しており、金魚のふるさと奈良県大和郡山市より金魚マイスターの認定を受けています。

さて、金魚の身体をさわったことがある人ならご存知かと思いますが、金魚の身体の表面はとてもぬるぬるしています。

そして、さわると手が生臭くなります。

どうして金魚の身体はぬるぬるしているのでしょうか?

実はこのぬるぬるは、金魚の健康を守るためにとても重要な働きをしています。

というわけで、今回は金魚の表面を覆っている粘膜の役割について解説していきます。

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金魚の表面はぬるぬる!ぬめりの原因である粘膜の役割とは?

では、金魚の身体がどうしてぬるぬるしているのか?その役割はなにか、について掘り下げていきます。

金魚の身体は粘膜でおおわれている

金魚の体表のぬるぬるの正体は、金魚が出す粘膜です。

金魚は自身で粘液を放出し、身体全体を覆っているのです。

では、この粘膜の役割は、どのようなものでしょうか?

粘膜の役割は金魚の身体を守ること

粘膜の役割は主に3つあります。

金魚の粘膜の役割

  • 金魚を病気やケガから守る
  • 浸透圧を調整する
  • 環境の変化から身を守る

ざっくりと言うと、粘膜は金魚の健康を守る役割をしているのです。

掘り下げて行きます。

金魚を病気やケガから守る

粘膜の役割のひとつ目は、ウイルスや細菌への感染、寄生虫からの寄生、ケガなどから身体を守ることです。

粘膜があることによって、金魚の免疫力が高まり、健康を維持することができるのです。

健康な金魚は、全体をよどみなく粘膜が覆っています。

浸透圧を調整する

粘膜には浸透圧を調整する作用もあります。

浸透圧とは、塩分濃度の低いところから、高いところへ水分が移動する作用のことです。

金魚の体液には塩分がふくまれています。

淡水の中で生活していると、浸透圧によって金魚の身体に水が入り込んできます。

ですから、金魚は常に水を排出する作業をしているのです。

粘膜は浸透圧の負担が大きくなりすぎないように調整しているのです。

環境の変化から身を守る

粘膜は環境の変化から金魚の身体を守る役割もしています。

水温や水質の変化などを緩和してくれるのです。

金魚は環境の変化に弱い生き物ですが、粘膜の状態によっても耐久性が変わります。

粘膜がはがれるとどうなるの?

この粘膜がはがれてしまうと、さまざまな病気から身体を守ることができなくなります。

粘膜がはがれたところは無防備な状態になるからです。

ですから、粘膜のはがれたところから病原菌などに感染するリスクが高くなるのです。

また、浸透圧の負担を軽減することもむずかしくなり、通常よりも大きなストレスを抱えることになります。

免疫力の低下をまねき、病気になるリスクが高くなります。

どんなときに粘膜ははがれるの?

粘膜がはがれてしまう場面としては、次のような状況が考えられます。

金魚の粘膜がはがれる場面

  • 網ですくう
  • 長時間手でふれる
  • 飾り物などに擦る

金魚を移動するにあたっては網ですくうのが一般的ですが、網ですくうと粘膜がはがれやすくなります。

網で体表が擦れるからです。

また、金魚が暴れることによって、粘膜だけではなく身体を傷つけてしまうことも多いです。

ですから、金魚をすくう場合は網ではなく手で、飼育水といっしょにすくうようにしてください

ただし、手ですくう場合は、事前に飼育水にしっかりとつけて体温を下げてからにしてください。

体温のままの状態でさわると温度変化が大きくなり、金魚が大きなストレスを感じることになるからです。

また、金魚にふれてる時間は、できるだけ短くしてください。

そして、くれぐれも握らないようにしましょう。

粘膜が多量にはがれてしまうからです。

そっと包むような形で持つのがコツです。

あとは、飾り物などにも注意が必要です。

金魚が飾り物で身体を擦ってしまうと、粘膜がはがれてしまうからです。

飾り物はできるだけ少なくした方がいいですね。

また、硬い素材のものは避け、ソフトなものにしてください。

前述したように、粘膜がはがれてしまうとそこから病気に感染しやすくなります。

くれぐれも注意してください。

粘膜の異常分泌が発生することがある

健康な状態だとよどみなく身体を覆っている粘膜ですが、病気になると異常分泌することがあります。

これは、病原菌や寄生虫から身体を守ろうとするからです。

この異常分泌を症状として持つのが白雲病です。

白雲病は病原菌に感染した金魚が、粘膜を異常分泌することによって起こります。

粘膜が大量に分泌されると、金魚の身体がまるで綿を被ったような状態になります。

その症状から、白雲病は別名で綿かぶり病とも呼ばれます。

粘膜がえらを冒してしまうと、金魚は呼吸困難によって死んでしまいます。

本来は身体を守るためにある粘膜が、金魚の命を奪うことがあるということですね。
白雲病の詳細については、【金魚の病気】白雲病の原因や症状、治療方法をわかりやすく解説をご覧ください。

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金魚の粘膜を強化するアイテムを紹介

金魚の粘膜が、金魚の健康を守るうえでとても重要であることがわかっていただけたと思います。

その粘膜を強化するアイテムが、各観賞魚メーカーから販売されています。

金魚を病気にしないためにも、定期的に使用することをおすすめします。

ニチドウ金魚膳粘膜増強

金魚膳粘膜増強は、粘膜を増強する成分をふくんだ餌です。

普段からあたえることによって、粘膜を

増強する効果が得られます。

また、生菌のトヨセリンが消化、排泄物の分解を促進してくれます。

色上げ効果や、高たんぱくで肉瘤の成長にも効果があります。

嗜好性もよく、「金魚がよろこんで食べてくれる」と口コミでも高評価ですね。

ただし、高たんぱくの餌は消化に悪いため、あたえすぎには十分注意が必要です。

ジェックス金魚元気うるおう水づくり

ジェックスから販売されているのは、金魚の粘膜を保護する成分が配合されたカルキ抜きです。

塩素を中和すると同時に、粘膜保護成分が添加でき重宝します。

使いかたは水溶性のカルキ抜きと同じです。

ニチドウ金魚の泉粘膜保護

ニチドウから出ている金魚の泉粘膜保護は、ダメージを受けた粘膜をケアする効果があります。

添加することによって、カルキを中和してくれるとともに、ダメージを負った粘膜部に人工粘膜を形成してくれます。

粘膜がはがれている恐れがあるようなら、おすすめの商品になります。

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金魚の表面はぬるぬる!ぬめりの原因である粘膜の役割とは?:まとめ

金魚の身体の表面を覆っている粘膜について書きました。

粘膜は、金魚が健康に過ごすために、とても重要な役割を果たしています。

ですから、紹介したアイテムなどを使って、粘膜強化に努めてください。

ということで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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