メダカの飼い方

メダカ水槽の水が白く濁る原因と対策

2022年1月8日

メダカ水槽の白濁りに悩む人「メダカ水槽の白濁りに悩んでいる。メダカを飼いはじめたんだけれど、水が白く濁っているんだよね。どうして白く濁ってしまうんだろう。底砂や飼育用具の汚れがきちんと取れていないからかな?もう一回洗ったほうがいい?」

こんな悩みを解決します

この記事の内容

メダカ水槽の白濁りの原因と対策について書いています

こんにちは、せいじです。

メダカや金魚、ウーパールーパーといった、水の中で生活する生き物を中心に飼育しています。

さて、メダカを飼育しはじめた際の、飼育水の白濁りに頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。

どうして白く濁ってしまうのか、メダカにとって害になるんじゃないかといったところで、なにかしらの改善策を講じなければ、と考えるかもしれません。

ただ、立ち上げたばかりの水槽で白濁りが発生するのは、避けようがないことなのです。

そして、ほとんどの場合は、時間が解決してくれるんですね。

ですから、あまり心配して手を出さないほうが良い、というのが結論になります。

というわけで、今回はメダカ水槽を立ち上げたばかりなどの際に起こる、飼育水の白濁りについて解説します。

メダカ水槽の水が白く濁る原因と対策

では、メダカ水槽の水が白く濁る原因について見ていきましょう。

原因をあきらかにすることで、対策が見えてきます。

生物濾過に必要なバクテリアが機能していない

水槽の水が白濁りする原因は、生物濾過に必要なバクテリアが繁殖していないからです。

ですから、水槽の中にいろいろな微生物や物質が存在する状況となり、白く濁って見えるんですね。

生物濾過とは、バクテリアによって飼育水の汚れを分解する作用をいいます。

メダカは餌を食べることで排泄をします。排泄物の中にはアンモニアが含まれていますが、このアンモニアなどをバクテリアが分解して無害な物質に変えてくれるんですね。

さらに、このバクテリアは白濁りの原因となるアンモニア以外の物質も排除してくれます。

その結果、白濁りのない透明な水になるのです。

白濁りが発生しやすい場面

次に、白濁りが発生しやすい場面についておさえておきましょう。

前述したように、バクテリアが存在していない環境で白濁りは発生します。

水槽を立ち上げたすぐ

白濁りの発生がもっとも多いのは、新しく水槽を立ち上げたすぐです。

なぜなら、バクテリアがまだ繁殖していないからです。

ですから、バクテリアが水槽に定着するまでの間、白濁りが発生してしまうことになります。

では、どうすればバクテリアが存在する水槽にできるのか、という問題になりますよね。

バクテリアは、空気中に存在する常在の生物です。ですから、バクテリアが生きていける環境になれば、自然とそこに住みつくようになります。

バクテリアが生きていくためには、餌が必要になるんですね。なにが餌になるかというと、飼育水の汚れの原因、そしてメダカにとって猛毒となるアンモニアです。

アンモニアは、メダカの排泄物に含まれています。

飼育しはじめたすぐは、メダカが十分に排泄しておらず、餌がないためにバクテリアが住み着くことができません。

しかし、飼育をはじめてしばらくすると、飼育水にアンモニアが発生するようになります。そのアンモニアを求めて、バクテリアが水槽に住み着くようになるわけです。

バクテリアが定着して、生物濾過が機能するようになるまでの一般的なサイクルは約1ヶ月です。

ですから、それまでの間は白濁りが発生しても自然なことなんですね。

バクテリアが急激に減少した

いったんバクテリアが定着して、きちんと生物濾過が機能するようになっても、白濁りが発生することがあるかもしれません。

その場合も、基本的にバクテリアが関係しています。なんらかの理由で、バクテリアが減少してしまったことにより、生物濾過が低下してしまっている可能性があるからです。

バクテリアが減少してしまう理由としては、次のようなことが考えられます。

バクテリアが減少する原因

  • 水温の上昇による酸欠
  • 不適切な水換えや、濾材、底砂のメンテナンス

水温の上昇による酸欠

バクテリアが急に減少してしまう理由のひとつに、水温の上昇があります。

水温が上昇すると、飼育水の酸素量が低下し酸欠を起こしてしまうからです。

生物濾過に必要なバクテリアは、好気性バクテリアといって、酸素を必要とするバクテリアになります。

水温が上昇すると、飼育水に溶け込むことができる溶存酸素量が減少します。

酸素が減少すると、酸素が十分に得られる数までバクテリアが減少し、生物濾過が低下するのです。

不適切な濾材や底砂のメンテナンス

不適切な水換え、濾材や底砂のメンテナンスによっても、バクテリアが急激に減少してしまうことがあります。

水換えやメンテナンスは、結果的にバクテリアを排出してしまう行為だからです。

例えば、一度の水換えの量が多すぎると、飼育水に含まれているバクテリアを大量に排出することになります。

また、濾材にはたくさんのバクテリアがいますが、頻繁に掃除をしてしまうと、バクテリアが減ってしまうんですね。

さらに、水道水を使用して洗うと、塩素の影響によってバクテリアが全滅してしまうこともあります。

底砂についてもフィルターと同じくです。

そうしてバクテリアが生物濾過が機能しなくなり、白濁りの原因となってしまうのです。

汚れとバクテリアのバランスが取れていない

水槽で発生する汚れの量と、それを分解するバクテリアの数のバランスが取れていないと、白濁りの原因となります。

なぜなら、分解されない汚れが飼育水に残ってしまうからです。

このような状態が恒常的に起こる場合は、水槽自体がバクテリアを保持できる数が足りないということが考えられます。

メダカ水槽の水の白濁り対策

ここからは、メダカ水槽の水の白濁り対策について見ていきましょう。

白濁りの対策については、次のような方法があります。

メダカ水槽の白濁り対策

  • 放置する
  • バクテリアを添加する
  • エアレーションをする
  • バクテリアの住処を増やす

それぞれ掘り下げていきます。

放置する

解決方法のひとつ目は、放置することです。

特に水槽を立ち上げたばかりのときは、白濁りは発生するものと割り切ったほうがいいですね。

生物濾過が機能すれば、自然と白濁りが解消されるからです。

白濁りが気になるからといって、水換えや掃除を頻繁にしてしまうと、いつまで経ってもバクテリアが定着せず、白濁りが続くことになります。

ですから、まずは生物濾過を確立することに集中してください。

バクテリアを添加する

もし、どうしても気になる場合や、水換えなどの際に一時的に白濁りが発生した場合は、市販のバクテリア剤を添加することで改善できる可能性があります。

バクテリアが減少したことによる生物濾過の低下を、補うことができるからです。

ただし、バクテリアと水槽には相性があり、バクテリア剤を添加しても必ずしも根付いてくれるとは限りません

根付くことができないバクテリアは、そのまま死んで白濁りの原因になることがあります。

エアレーションをする

酸欠によってバクテリアが減少している場合は、エアレーションで改善することができます。

酸素を供給してあげることで、バクテリアの数を増やすことができるからです。

水温が上昇する夏前にあらかじめエアレーションを設置することで、事前に白濁りを防止することができます。

バクテリアの住処を増やす

そもそもバクテリアが足りない場合は、バクテリアが住み着ける場所を作ってあげましょう。

バクテリアの数が増えれば、白濁りを改善することができるからです。

バクテリアは、次のようなところに住み着きます。

バクテリアの住処になるところ

  • フィルターの濾材
  • 底砂
  • 飼育水

もし、底砂を敷いていないのであれば、導入することで生物濾過をアップすることができます。

他にも、濾材を多孔質のものに増やすことで、バクテリアの数を増やすことができます。

おすすめの濾材のリンクを貼っておきます。

少し値段は張りますが、かなりの長期間使用できるため、十分に元が取れるはずです。

メダカ水槽の水が白く濁る原因と対策:まとめ

メダカ水槽の水が白く濁る原因と対策について書きました。

この記事をまとめます。

この記事のまとめ

  • 白濁りの原因は生物濾過が機能していないから
  • バクテリアを繁殖させることで白濁りを解消できる
  • 水換えや掃除をしすぎると、逆効果になる

ということで、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

  • この記事を書いた人

せいじ

現在:ハッピーアクト代表
住所:金魚のふるさと奈良県大和郡山
金歴:15年以上
実績:金魚マイスター認定者
    全国金魚すくい選手権20位
内容:金魚の飼育、育成、金魚すくいのコツを発信  

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