【金魚】腎肥大症(腎腫大症)の原因や症状、治療方法とは

金魚の病気など

金魚の腎肥大症を知りたい人「金魚の腎肥大症って病気を知りたい。金魚の横っ腹が出てきているように見える。身体がだんだんくの字に曲がってきている感じ。これって腎肥大症っていう病気なのかな?原因や治療方法が知りたい」

こんな悩みを解決します

この記事の内容
金魚の腎肥大症の原因や症状、治療方法について書いています

こんにちは、せいじです。

金魚の飼育を10年以上しており、金魚のふるさと奈良県大和郡山市より金魚マイスターの認定を受けています。

さて、金魚の病気のひとつに、腎肥大症(腎腫大症)というものがあります。

この病気にかかると、金魚の腹部、横っ腹あたりが大きくふくらんできます。

横っ腹がふくらむ原因は、腎臓が肥大しているからです。

そして、腎臓が肥大する原因は、原生生物による感染です。

病状が進行すると、金魚は徐々に平衡感覚を失い転覆病のような症状を見せるようになります。

やがて衰弱し死んでしまいます。

現在ははっきりと効果のある治療方法が確立されていないので、予防することが重要となります。

というわけで、今回は金魚の腎肥大症について書いていきます。

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【金魚】腎肥大症(腎腫大症)の原因や症状、治療方法とは

では、金魚の腎肥大症について書いていきます。

まずは原因、そして見られる症状、他の金魚にうつす恐れがあるのかといったところから見ていきましょう。

金魚の腎肥大症の原因

金魚が腎肥大症になる直接の原因は、原生動物の粘液胞子虫、ホ−フェレルス・カラシイ(カラッシイ)による感染です。

この粘液胞子虫が、金魚の腎臓の上皮細胞に感染することによって腎臓が肥大化するのです。

では、この粘液胞子虫がどこからやってくるのか?ということですが、イトミミズや赤虫といった生き餌に混じっているとされています。

金魚が生き餌を食べることによって、感染するのです。

この病気の特徴として、次のような説があります。

金魚の腎肥大症の特徴

  • 生後1年以内にしか感染しない
  • 11月~5月にかけて感染しやすい
  • 潜伏期間が長い(数か月から1年ほど)

ただ、これらの特徴はあくまでも一説で、確実な話しではありません。

ですので、参考までにとどめておいてください。

金魚の腎肥大症の症状

腎肥大症を発症した金魚は、身体がいびつに変形します。

病名の通り腎臓が肥大化するからです。

症状が進行すると、腹部の側面、いわゆる横っ腹の部分があきらかにふくらんできます。

2つある腎臓のうちの片方にだけ感染するケースが多く、肥大化によって身体が曲がったような状態になります。

感染した腎臓は、正常な腎臓とくらべて最大10倍以上の大きさにまで達します。

金魚は腎臓の肥大化によって身体のバランスが取れなくなり、また体内でのバランスコントロールもうまくできなくなるため、横になったり、浮いたり、逆さまになったりします。

こうなると、思うように泳ぐことができず、餌も十分に食べられなくなります。

ストレスや、無理に泳ぐことでの体力低下によって徐々に衰弱していき、免疫力も下がっていきます。

やがて、他の病気を併発するなどして死んでしまうのです。

腎肥大症は他の金魚にうつる?

気になるのは、金魚の腎肥大症が他の金魚にうつるかどうかということですよね。

これについては、発症した金魚から他の金魚に感染する、という可能性は低いと考えられます。

ただし、同じ環境で飼育している場合、他の金魚が感染する可能性は十分にあります。

ですから、1匹の金魚が腎肥大症を発病した場合、環境の改善が必要です。

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金魚の腎肥大症の治療、予防方法

ここからは、金魚の腎肥大症の治療方法および予防方法について書いていきます。

金魚の腎肥大症の治療方法はない

残念ながら、現在、金魚の腎肥大症の治療方法は確立されていません。

有効な薬もない状態です。

なので、もし発症してしまったら、手のほどこしようがないということになります。

仮に下手に薬浴を繰り返すと、肝臓の機能にダメージをあたえることになり、金魚をますます弱らせることになりかねません。

ですから、腎肥大症を発症した場合は治療を行うのではなく、予後をできるだけ安楽に過ごせるような環境づくりに努めてあげてください。

たとえば、身体のバランスが取れずうまく餌を食べられなくなった場合、個別に餌をあたえてしっかりと食べさせるといったことです。

手間ひまはかかりますが、餌をしっかりと食べられることによって寿命が伸びる可能性は十分にあります。

腎肥大症の予防方法

治療方法がない以上は、病気を発症しないよう予防が重要ということになります。

金魚の腎肥大症は、前述したようにイトミミズや赤虫に混ざっている原生動物が原因となります。

ですから、イトミミズや赤虫などをあたえないようにする、ということが予防になります。

市販されている赤虫については、そういった害がないようにきちんと処理されている商品が多いです。

しかし、中には十分な処理がされていないものもあるので、購入する際はきちんと選ぶようにしてください。

また、自然に発生した赤虫やイトミミズをあたえるということは避けたほうがいいでしょう。

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【金魚】腎肥大症(腎腫大症)の原因や症状、治療方法とは:まとめ

金魚の腎肥大症の原因や症状、治療方法、そして予防方法について書きました。

腎肥大症は確立された治療方法がなく、感染すると治らない病気です。

なので、予防が非常に重要になります。

本記事をまとめると、次のようになります。

  • 腎肥大症は粘液胞子虫の感染により起こる
  • 粘液胞子虫は赤虫などの生き餌に含まれる
  • 腎臓が正常の10倍に肥大し、身体がくの字に曲がる
  • 身体のバランスが維持できず、まともに泳げなくなる
  • 衰弱して死んでしまう
  • 確立した治療方法がない
  • なので予防が重要

すぐに死ぬ病気ではないため、金魚は真綿で首を締められるように苦しむことになります。
極力予防できるようにしてください。

ということで、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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