金魚とメダカの飼いやすさを知りたい人「金魚とメダカを飼ってみようと思っているんだけれど、どちらが飼いやすいのかな?まずは飼いやすいほうからチャレンジしてみようと思っているんだけれど」
こんな疑問を解決します
この記事の内容
金魚とメダカではメダカのほうが飼いやすい理由
では、金魚とメダカ、どちらが飼いやすいかについて書いていきます。
結論から言うと、金魚とメダカでは、メダカのほうが圧倒的に飼いやすいです。
それぞれの理由について掘り下げていきます
飼育用具が少ない
まず、飼育用具ですが、金魚よりもメダカのほうが少ない用具で飼うことができます。
たとえば、金魚では最低でも次のような用具が必要になってきます。
金魚は水を汚しやすい魚で、酸素もそこそこ必要とします。
ですから、フィルターを設置して、酸素を供給しつつ水を浄化しなければなりません。
フィルターがないと、毎日のように水換えが必要になります。
また、照明がないと色落ちしたり、免疫力が低下したりします。
しかし、メダカは水槽やバケツなど、容器ひとつで飼育することができます。
というのも、メダカは金魚ほど水を汚すことがなく、小さいので酸素も必要としません。
また、照明がなくても健康に過ごしてくれます。
屋外で睡蓮鉢などの容器を用意するだけで、手軽に飼育することができます。
小さな容器で飼育できる
金魚は大きくなると15〜30cmまで成長します。
ですから、それに見合った大きな容器が必要になります。
しかし、メダカはマックスでも5cm程度までしか大きくなりません。
ですから、小さな容器でも飼育することが可能です。
たくさんの数飼育できる
メダカは小さな容器で飼育できるのにくわえて、数も多く飼育することができます。
メダカは金魚の10分の1ぐらいの水量で飼育することができます。
ですから、10りっとるの容器であれば、10匹程度まで飼うことができるのです。
たくさん飼育したいという人には、ありがたい特徴ですね。
繁殖がかんたん
繁殖がかんたんにできるのも、メダカの大きな魅力のひとつです。
金魚の場合は産卵した卵を孵化させる容器などが必要になりますが、メダカは手軽に繁殖させることができます。
また、いろいろな種類をかけあわせることで、新しい種類のメダカを自分の手で生み出すことも可能です。
金魚で新しい品種を生み出そうと思ったら、何年もの歳月が必要になるケースが多いですね。
種類が豊富
飼いやすさではなくメダカの魅力になりますが、メダカは種類が非常に豊富です。
金魚もいろいろな種類がありますが、メダカはさらに上をいきます。
金魚もメダカも種類は増え続けていますが、スピードはメダカのほうが断然上です。
これからもさらに増え続けていくものと思われます。
金魚にもメダカに負けない魅力があります
ここまではメダカの飼いやすさと、一部魅力について書きました。
ここからはメダカにはない金魚の魅力についてもふれておきます。
馴致性がある(人になれやすい)
金魚は人に対して馴致性、つまりなれやすい性質があります。
あれ程度飼っていると、人の姿を見ると寄ってくるのです。
金魚は人間の姿を認知することができます。
そして、学習する能力もあります。
飼いはじめて餌をあたえていると、1ヶ月もすれば人の姿を見ただけで餌をもらえると思って寄ってきます。
水槽の前で身体をくねらせて泳ぎまわり、アピールするのです。
その姿はとてもかわいらしいですよ。
個性がわかりやすい
金魚はメダカとくらべて大きい分、1匹1匹の個性がわかりやすいです。
同じ種類でも、個体によってちょっとしたちがいがあります。
また、性格的にも個性があります。
集団で飼育する魅力があるメダカとは、ちがった魅力を感じることができます。
大きくて華やかなイメージ
メダカとの最大のちがいはやはり大きさですよね。
金魚のほうが何倍も大きく成長します。
大きく成長した金魚は、1匹でも十分な存在感、そして優美さから高い観賞性があります。
メダカとはちがって数をたくさん飼育するのはむずかしいですが、1匹あたりの魅力でそれをカバーすることができます。
まとめ:飼いやすさでは圧倒的にメダカ、でも魅力はぞれぞれあり
金魚とメダカ、どちらが飼いやすいかについて書きました。
飼いやすさの点でいうと、圧倒的にメダカに軍配があがります。
しかし、だからといってメダカのほうが優れている、という話しではなく、魅力の点では金魚もメダカもそれぞれです。
金魚にはない魅力をメダカは持っていますし、メダカにはない魅力を金魚は持っています。
どちらの飼育もぜひ楽しんでいただけたらと思いますね。
ということで、今回はこのへんで終わりにします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。