メダカを屋外飼育したい人「メダカを屋外で飼育する際の容器について知りたい。メダカを屋外で飼育したいと思っているんだけれど、どんな容器を用意したらいいのかな?容器に必要な条件や、おすすめものってある?」
こんな疑問を解決します
この記事の内容
メダカを屋外で飼育するときに使う容器の条件や、おすすめの容器について書いています
こんにちは、せいじです。
メダカや金魚、ウーパールーパーなど、水中で生活するペットを主に飼育しています。
さて、メダカを庭やテラス、ベランダといった屋外で飼育したいと思う人も多いのではないでしょうか。
メダカは、屋内と屋外ではまたちがった魅力を見せてくれますからね。
ところで、飼育するためには当然飼育容器が必要になるわけですが、屋内で飼育するように屋外でも水槽が適しているかというとそうではありません。
屋外で飼育する容器では、次のような条件を満たしている必要があります。
屋内飼育で用いる容器の条件
- 間口が広く水深が浅い
- 頑丈な作りをしている
- 太陽の光で劣化しにくい
そして、これらの条件を満たすおすすめの容器としては、次のような容器があげられます。
屋外飼育で用いる容器の条件
- プラ舟(トロ舟)
- コンテナボックス
- 睡蓮鉢
というわけで、今回はメダカの屋外飼育に適している容器について解説します。
メダカの屋外飼育でおすすめの容器、コンテナ、プラ舟、睡蓮鉢の特徴
では、メダカを屋外で飼育するのに必要な容器の条件から見ていきたいと思います。
そのあと、条件に合致したおすすめの容器をご紹介しますね。
容器の条件①:間口が広く水位が浅い
メダカを屋外で飼育する場合は、間口が広く、そして水深が浅い容器が向いています。
その理由をまとめると、次のようになります。
間口が広く浅い容器が適する理由
- 飼育水に酸素が溶け込みやすい
- メダカを観察しやすい
屋外で飼育する場合、電気が使えない環境である場合も少なくないでしょう。
電気が使えない状況でも、間口が広く、底の浅い容器であれば、メダカが生きていくのに必要な酸素を飼育水に取り込むことができます。酸素は、水面と空気がふれることによって水中に溶け込むからです。
間口が広いと空気にふれる面積が広くなるので、エアレーションなどをしなくても飼育することができるのです。
また、水深の浅さは、メダカの観察のしやすさにつながります。
見て楽しむという観点からはもちろんですが、健康状態の把握という点でも見やすさは重要ですね。
容器の条件②:頑丈な作りをしている
屋外で使う容器ですから、頑丈さが求められます。
屋外ではなにがあるかわかりませんしね。もろい容器で万が一破損したりすると、メダカが死んでしまう可能性があります。
ですから、頑丈さが必要になるんですね。
容器の条件③:太陽の光で劣化しにくい
頑丈という要素の中に、とりわけ重きを置くべきなのが太陽の光に劣化しない、ということです。
屋外で飼育するわけですから、当然直射日光にもさらされることになります。
衣装ケースなどのプラスチックや発泡スチロールなどの容器だと、太陽の光に劣化してしまって、すぐに破損する可能性が高いです。
ですから、太陽の光に強い材質であることが求められるんですね。
メダカの屋外飼育におすすめの容器
ここからは、メダカを屋外で飼育するにあたって、具体的におすすめしたい容器について書いていきます。
どれもみな、メダカを屋外で飼育する容器の必要条件を、基本的に満たした容器になっています。
プラ舟(トロ舟)
メダカの屋外飼育でもっともおすすめしたい容器がプラ舟(トロ舟)です。
屋外飼育で必要な容器のすべての条件を満たしているからです。
プラ舟とは、コンクリートを作る際に使われる容器です。建築現場で使用するものなので、非常に頑丈で太陽の光にも劣化しにくい作りをしています。
また、軽く作られているものもあるので、持ち運びもしやすいですね。
サイズも20ℓ~200ℓまでと豊富にあり、自分の飼育環境に合わせて選べるのもメリットです。
しかも安価ですから、無理なく数をそろえることができます。
ホームセンターでかんたんに手に入るのもうれしいところです。
メダカの場合、それほど大きなプラ舟でなくても大丈夫でしょう。
20ℓ~60ℓぐらいまでの大きさの中で選ぶといいですね。
コンテナボックス
プラ舟よりも水深が深いものが多いですが、コンテナボックスもメダカの飼育に向いています。
こちらも、ホームセンターで安価に手に入れることができます。
トロ舟よりも底が深い分、省スペースに設置できるのがいいですね。
陶器で作られた睡蓮鉢
プラ舟もコンテナボックスも、どちらも飼育環境としては良いのですが、見た目が味気なく感じる人もいるかもしれません。
容器の雰囲気もふくめてメダカの飼育を楽しみたいという人には、陶器製の水連鉢がおすすめですね。
特に焼き物で作られた睡蓮鉢は、和の雰囲気がメダカとマッチして、癒やしの空間を提供してくれます。
内側が多孔質になっているものについては、水を浄化してくれるバクテリアが棲み着きやすく、フィルターなどを使用しないで飼育するビオトープにもぴったりです。
デメリットとしては、値段が張ることと、陶器なので破損する恐れがあることですね。
メダカ飼育専用の容器
インターネットやペットショップに行くと、メダカ専用の飼育容器が用意されています。
睡蓮鉢のような形をしているものから、ボックス型になっているものまで、種類も豊富に取り揃っていますね。
この中から選ぶのもいいでしょう。
メダカの屋外飼育でおすすめの容器、コンテナ、プラ舟、睡蓮鉢の特徴:まとめ
メダカの屋外飼育で使える容器の条件と、おすすめの容器について書きました。
本記事をまとめます。
この記事のまとめ
- メダカの飼育容器の条件
- 間口が広く水深が浅い
- 頑丈で太陽の光にも劣化しにくい
- おすすめの容器
- トロ舟(プラ舟)
- コンテナボックス
- 睡蓮鉢
- メダカ専用の飼育容器
スペースが許すのであれば、いろいろな容器でたくさんのメダカを飼育するのも楽しいでしょう。
ぜひ、屋外でのメダカライフを楽しんでください。
ということで、今回はこのへんで終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。