金魚に1日数回餌をあげたい人「金魚を大きく育てるために、1日に何回も餌をあげたい。金魚を大きく育てるためには、餌をたくさんあげたほうがいいよね。でも仕事をしているから、朝と夜にしかあげることができない。1日に何回も餌をあげる方法はないかな?」
こんな悩みを解決します
この記事の内容
- 1日に何回も餌をあげることができるフードタイマーの使い方がわかる
- おすすめのフードタイマーがわかる
こんにちは、せいじです。
「せっかく飼った金魚さん、どうせなら大きく育てたい!」と思う人、いますよね。
小さい金魚もかわいいですが、大きく成長した金魚の迫力や美しさも素晴らしいものがあります。
さて、大きくするための要素として、ひとつは餌の回数を増やす、ということがあげられます。
とはいえ、サラリーマンをしていると、1日に何回も餌をあげることはできません。
今回はそんなあなたに強い味方を紹介します。
金魚に自動で給餌してくれるフードタイマーです。
別名オートフィーダーや自動給餌器とも言いますが、これを使えば1日に何回も金魚に餌をあげることができるのです。
なお、金魚の1日の餌の回数については、金魚の餌、1日の最適な回数は?【やりすぎ注意です】に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。
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金魚の餌、1日の最適な回数は?【やりすぎ注意です】
こんな疑問を解決します。 この記事の内容 金魚にとって最適な1日の餌の回数について書いています こんにちは、せいじです。 金魚の飼育を10年以上しており、金魚のふるさと奈良県大和郡山市より金魚マイスタ ...
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金魚の餌やりに便利なフードタイマーとは?
金魚の餌やりに使うフードタイマーとは、設定した時間に自動で給餌してくれる機械です。
フードタイマーには、大きく分けて次の二つのタイプがあります。
フードタイマーの種類
- デジタル式タイプ
- アナログ式タイプ
デジタル式は、液晶時計になっていて、設定した時間になると給餌してくれます。
いっぽうアナログ式は、ピンを使って給餌の時間を設定し、時間が来るとピンがボタンを押す形となり、自動給餌されるシステムになっています。
フードタイマー選びのチェックポイント
フードタイマーには大きく分けてデジタル、アナログの2種類があると書きました。
ここからは、数ある中からフードタイマーを選ぶにあたってのチェックポイントをあげていきます。
タイマーをセットできる回数の確認
フードタイマーに求めるのは、操作しなくても1日に複数回、給餌してくれる、ということです。
そこで確認しておかなければならないのが、1日に何回給餌時間をセットできるのか?ということです。
フードタイマーの商品によって、その回数は異なります。
なので、きちんと確認してから購入することをおすすめします。
ちなみに、デジタル式はアナログ式に比べて設定回数が少ないです。
水槽に設置できるかどうか
フードタイマーは当然水槽周辺に設置しなければなりません。
自分の水槽の環境で設置できるかどうかを確認しておく必要がありますね。
設置方法のタイプとしては、次のような種類があります。
設置方法の種類
- 水槽の淵に挟んで設置するタイプ
- 据え置き型タイプ
水槽の種類によっては、水槽の淵に設置できないタイプがあるので、確認した上で商品を選ぶようにしてください。
水濡れへの耐久力
繰り返しになりますが、フードタイマーは水槽の周辺で使います。
場合によっては水に濡れてしまうリスクも十分あります。
なので仮にあやまって水に濡らしてしまった場合の耐久力も重要ですね。
デジタル式だとどうしても水濡れに弱くなります。
いっぽうアナログタイプは単純な構造をしているため、防水でなくても少々濡れたぐらいなら壊れずにすみます。
おすすめのフードタイマー
フードタイマーを選ぶ際のチェックポイントを確認し、自分の環境にあったフードタイマーを選んでください。
ちなみに、私がもっとも使い勝手が良く、おすすめしたい商品は、ニッソーのフードタイマーです。
この商品には次のような特徴があります。
フードタイマーの特徴
- 給餌回数を標準で5回までセットできる(さらに増やすことも可能)
- アナログ式で単純構造なので故障しにくい
- 水への耐久性が高い
私はこの商品を約10年使用、合計11台所有しています。
愛用するようになった理由が、上記の3点ですね。
まず、無制限に給餌回数をセットできるというところですが、この商品は、給餌したい時間にピンを差し込むことでセットすることができます。
このピンは標準で5本ついています。
つまり、最初から5回分セットできるようになっているのです。
また別売りのピンを購入すると、その回数をさらに増やすことができます。
毎時間、1日24回以上給餌することも可能なのです。
さすがに1日にこれだけの回数餌をあげる人はいないでしょうが、要はセットする回数に困ることがないということですね。
次に、故障しにくいのも特徴です。
デジタルなど、構造が複雑になればなるほど故障のリスクは高くなります。
ニッソーのフードタイマーはかなり単純なつくりをしているので、故障しにくいですね。
私が使っているものでも、10年使用していても壊れていない個体が半分以上あります。
壊れたものも、なんども水没させてしまったのが原因ですしね(笑)
なので、かなりの耐久力を誇っています。
そして、構造が単純ということは、水濡れにも強いということです。
この商品は防水機能はついていませんが、少々濡れても大丈夫です。
誤って水槽の中に落としてしまったことがありますが、1回や2回程度ではつぶれませんでした。
機械の中から水が流れるほど浸かっていても、壊れずに使うことができましたね。
ということで、水への耐久性も強いです。
フードタイマーの使いかた
フードタイマーの使い方はかんたんです。
ケースに餌をセットして、1回の給餌量を調整します。
そして本体に餌ケースを設置し、給餌時間にピンを差し込めOKです。
これで勝手に給餌してくれます。
こんな餌はフードタイマーに向かない
フードタイマーには使えない餌や、向いていない餌があります。
それは次のような餌です。
フードタイマーに向かない餌
- 冷凍赤虫などの生餌
- 粒が小さすぎる餌
- フレークタイプ
まず、冷凍赤虫などの生餌は、フードタイマーでは使えません。
なぜなら、餌ケースにセットできないからです。
また、生餌を給餌する際は、できるだけ早く与えたほうがいいです。
餌が傷んでしまうからですね。
なので、フードタイマーを使用することはできません。
粒が小さすぎる餌もつかえないですね。
粒が小さいと、餌の量を最小にしても、1回の量が多くなりすぎるからです。
給餌口を狭めても、餌の粒が小さいとたくさん出てしまいます。
食べ残しが出るほどの量が給餌されるような粒の大きさは、使えないですね。
フレークタイプの餌もフードタイマーには向いていません。
なぜなら、フレークという形状の特性上、餌同士がくっついたりして、1回の量のばらつきが非常に大きくなるからです。
ある程度の大きさのつぶであれば、問題なく使うことができます。
フードタイマーの注意点
最後に、フードタイマーを使うにあたっての注意点をまとめておきます。
見過ごすと給餌に失敗し、金魚に害が出る可能性もあるので、時々確認しておいたほうがいいですね。
餌切れに注意
フードタイマーは、餌ケースに餌を入れておけば、自動で給餌してくれます。
ケースの餌がなくなるまでの期間は、1度に与える餌の量や、1日の餌の回数によって変わってきます。
なので、一概には言えません。
時々確認して、餌切れが起こらないように補充してください。
電池切れに注意
餌切れの次は電池切れに対する注意ですね。
ニッソーフードタイマーはアナログ式なので、電池が切れて動いていないことに気づきにくいです。
なので、気づかないうちに電池が切れて、しばらく給餌されていなかった、なんてことが起こりえます。
餌切れを防ぐためには、複数回設定している給餌時間のうち、1回は在宅にいる間にするとか、手動での給餌も可能なので、朝1発目の給餌は手動でするといですね。
そうすれば電池が切れるていることに気づくことができます。
前兆として、電池が減ってきたら給餌時の動きが明らかに鈍くなります。
その状態になったら、近々電池の交換が必要と思っておいてください。
金魚の異変に気付きにくくなる
金魚を飼育している人は、餌やりの際に金魚の異変に気付くケースが多いのではないでしょうか。
なので、餌やりをフードタイマーに完全に頼ってしまうと、金魚の異変に気付くのが遅れる可能性があります。
電池切れ対策で書いたように、1日1回は手動で餌をやることで、この問題も防ぐことができます。
フードタイマーに頼り切らないようにしてください。
まとめ
金魚のフードタイマーについて書きました。
金魚を大きく育てるために、1日に何回も餌をあげたい人には必須の道具になります。
ぜひ使ってみてください。
フードタイマーを使う前に、よかったら金魚の餌、1日の最適な回数は?【やりすぎ注意です】も見ていただけるとうれしいです。
複数回餌をあげる際のポイントがわかります。
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金魚の餌、1日の最適な回数は?【やりすぎ注意です】
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というわけで、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。